うつしよの夜の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 18:24 UTC 版)
「二十面相の娘」の記事における「うつしよの夜の登場人物」の解説
黒蜥蜴(くろとかげ) 女盗賊。初めは相手が二十面相と知らずに二十面相の隠れ家の家具調度品などを盗もうと画策するも失敗。後に二十面相の宝(水の第4形態)の存在を知り、部下に情報を集めさせるがこれも失敗。江戸川乱歩の小説版と違い、刺青が左胸(小説版では腕)にあり、部下に恵まれない。 天才悪魔 百年以上の昔に忘れ去られた隠し金鉱を見つけ、そこに暮らす村人達をハーピーを使い恐怖で支配していた科学者。しかし、金を独占したいという欲望にかられた村長に毒殺される。死体は車椅子に座らされ、村長の傀儡にされる。以後は村長がマイクロフォンで天才悪魔になりすまし、金を独占していた。 ハーピー 天才悪魔の作った自動人形。普段は盲目の美女の姿で天才悪魔の乗る車椅子を押しているが、天才悪魔の命令で翼を広げたハーピーの形態になって容赦なく人を殺す怪物となる。真実を知った村人達に村長が処刑された後、天才悪魔の死体を抱え遠くへと帰っていった。 女医 大戦中、二十面相と同じ研究施設にいた女性。二十面相に自分の全ての知識を伝え、二十面相を「坊や」と呼ぶ。敗戦後は罪滅ぼしとして貧しい子供たちに教育を施すが、貧しい者からさらに奪う者達から反感を買い、常に狙われている。チコに男では教えられない事を教え、以降チコはハンスのエロ話を軽くあしらえる様になる。 サン・ジェルマン伯爵 サンジェルマン伯爵の末裔を名乗る少年。二十面相の宝のありかを聞き出そうと母と共に策略をめぐらす。『少女探偵団』にも、サン・ジェルマン伯爵の末裔である青年がケンの相棒として登場するが、同一人物かどうかは不明。こちらのサン・ジェルマン伯爵はケンが盗賊業に専念できるよう、チコを排除しようとするが、逆にチコに軽くあしらわれ、まるで幼児のような応酬をチコと繰り広げている。
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