いちご中間母本農2号【イチゴチュウカンボホンノウ2ゴウ】(野菜)
![]() |
登録番号 | 第13757号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | いちご中間母本農2号 よみ:イチゴチュウカンボホンノウ2ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 野口裕司、望月龍也、沖村誠、曽根一純 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「Dover」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形でやや大きく、果皮の色が鮮赤で炭そ病抵抗性が強い中間母本品種である。草姿は中間、草勢は中、草丈はやや高、分げつの多少は多である。ランナー数は中、葉色は濃緑、葉の形状は平面、小葉の大きさはやや小、葉数はやや多、葉柄の太さはやや細である。果皮の色は鮮赤、果形は円錘、果実の大きさはやや大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢はやや鈍である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは中、花柄長はやや短である。果実の硬さは硬、無種子帯はほとんど無、そう果の落込みは落込み中、そう果数は中、果実の香りはやや少である。季性は一季成、開花始期及び成熟期は晩、開花位置は葉と同水準、花粉の耐高温性は中、休眠性はやや長、可溶性固形物含量は低、酸度、日持ち及び輸送性は中、炭そ病抵抗性は強である。「とよのか」と比較して、小葉が小さいこと、成熟期が晩いこと、炭そ病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に農林水産省野菜・茶業試験場久留米支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、福岡県久留米市)において、出願者所有の育成系統に「Dover」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- いちご中間母本農2号のページへのリンク