いすのきとは? わかりやすく解説

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いす‐の‐き【×柞/蚊樹】

読み方:いすのき

マンサク科常緑高木暖地自生樹皮灰白色長楕円形厚く互生する。春、紅色の細かい花が穂状に咲く。生ず虫こぶタンニン含み染料に、材は堅くて重く(くし)・そろばん玉などに用いられ、また柞灰(いすばい)も作られる虫こぶ吹いたときに鳴る音から「ひょんのき」ともいう。さるぶえ。さるびょう。くしのき。ゆすのき。いす。


いすのき (柞の木)

Distylium racemosum

Distylium racemosum

Distylium racemosum

Distylium racemosum

わが国本州伊豆半島以西から四国九州それに台湾中国分布してます。暖地海岸沿いに生え剪定にも強いため、よく生垣利用されます。長楕円形で柄があり互生します。3月から4月ごろ、葉腋から総状花序をだし、赤い花を咲かせます花序の上部にあるのが両性花下部のが雄花ですが、花弁はなく赤く見えるのは雄しべです。写真下は、イスノフシアブラムシが作った大きな虫えいで「イスノキエダナガタマフシ」。写真中1・中2にある虫えいは、ヤノイスアブラムシが作った「イスノキハタマフシ」。
マンサク科イスノキ属の常緑高木で、学名Distylium racemosum。英名はありません。
マンサクのほかの用語一覧
イスノキ:  柞の木
トキワマンサク:  常磐満作  紅花常磐満作
トサミズキ:  土佐水木  日向水木
フウ:    紅葉葉楓


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