いおんこうかんじゅしとは? わかりやすく解説

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イオンこうかん‐じゅし〔‐カウクワン‐〕【イオン交換樹脂】

読み方:いおんこうかんじゅし

分子内に可逆的にイオン交換のできる活性基をもち、溶液中の特定のイオン吸着回収する合成樹脂元素特定物質分離純水製造などに使用


イオン交換樹脂(いおんこうかんじゅし)


イオン交換樹脂(いおんこうかんじゅし)

イオン交換する能力を持つ、不溶性多孔資の合成樹脂。その用途は、酒類割水用水製造などにみられる硬水軟化純水製造鉱山廃水からの金・銀などの貴金属回収砂糖医薬品精製のほか、染色漂白電気分解電気メッキなどの分野応用されている。溶液中でイオン化電離)する物質はイオン交換樹脂によって捕捉することができる。したがって、たとえば焼酎酸臭原因一つである酢酸後留臭を示すフルフラールなどはイオン交換樹脂で処理することによって、ほぼ完全に取り除くことができる。最近ソフト化傾向嗜好(しこう)に対応して、おもにムギ焼酎や雑殻焼酎精製応用されるケースが多い。



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