あい‐じょう〔‐ジヤウ〕【哀情】
あい‐じょう〔‐ヂヤウ〕【愛嬢】
あい‐じょう〔‐ジヤウ〕【愛情】
あいじょう〔アイジヤウ〕【愛情】
逢状
読み方:あいじょう
- 大阪地方にて、貸席から芸妓へ宛てて、馴染客の来たことを通知する一定の用紙をいふ。即ち客の名と芸妓の名を「逢状」に書き込んで、おちょぼに持たせて芸妓扱席へやる。すると芸妓はその逢状を帯の間に挟んでお座敷に出て来るといふ仕組みである。〔花柳語〕
- 同上(※「あとくち」参照)〔京阪地方〕。特に『逢状』を発して之を妓の出先に通ず、仕切り花の客之に応じて妓を与へざれば別に其の花代を徴せらる。文例下の如し『浜口様ゆへ千代とにても早々おこしのほど待ち入り候』。
- 大阪地方にて、貸席から芸妓へ宛てて、馴染客の来たことを通知する一定の用紙をいふ。即ち客の名と芸妓の名を「逢状」に書き込んで、おちよぼに持たせて芸妓扱席へやる。すると芸妓はその逢状を帯の間に挾んでお座敷に出て来るといふ極めて情を込めた仕組みである。
- 〔俗〕大阪地方で貸席から芸妓へ宛て、馴染客の来たことを通知する一定の用紙をいふ。
- 大阪地方で貸席から芸妓へあてて、馴染客の来たことを通知する一定の用紙をいう。つまり客の名と芸妓の名を逢状に書き込んで、おちょぼにもたせて芸妓扱席へやる。すると芸妓はその逢状を帯の間にはさんでお座敷に出てくるという仕組みである。〔花柳界〕
- 〔花〕大阪地方で貸席から芸妓へあてて、馴染客の来たことを通知する一定の用紙をいう。つまり客の名と芸妓の名を逢状に書きこんで、おちょぼにもたせて芸妓扱席へやる。すると芸妓はその逢状を帯の間にはさんでお座敷に出てくるという仕組みである。
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あいじょう
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