『Bloodmoon』
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「The Elder Scrolls III: Morrowind」の記事における「『Bloodmoon』」の解説
詳細は「The Elder Scrolls III: Bloodmoon」を参照 『The Elder Scrolls III: Bloodmoon』は2003年2月14日にアナウンスされ、同年5月にリリースが予定され、5月23日にCDの生産に入り、6月6日にリリースされた。 Bethesda 2002年11月に、『Tribunal』のリリースの直後にこの拡張に取り組み始めた。『Bloodmoon』は カバーしているエリアと作成された内容についていえば『Tribunal』よりも大きな拡張である。『Bloodmoon』では、Vvardenfell の北西に位置する Solstheim の自然の島をゲームのメインマップに取り込んで拡張している。この島では極寒の北方のツンドラで森が点在し、背が低いがタフな Riekling のような多くの新種のクリーチャーが登場する。これらの追加物は、『Tribunal』の直線性と監禁状態とは対照的に、オリジナルの「終わりのないゲームプレイ」と「フリーフォームの探検」への回帰を特徴付けている。レビュー集積サイトの評価はこの場合もやはり一般に肯定的で、Metacritic は85のスコア、GameRankings は83のスコアであった。 『Bloodmoon』の重要なセールスポイントの一つは『Daggerfall』に含まれていた機能だが『Morrowind』にはなかったウェアウルフの復帰であった。ゲームのリリース初期の予告編の広告では、ほとんどのプレイヤーがその機能をよく知らないことからほぼ「イースター・エッグ」であった『Morrowind』の Vampirism と対比してこのウェアウルフが著しく特集された。プレイヤーはライカンスロピィの病気 "Sanies Lupinus" に感染して3日間治療せずに過ごすことでウェアウルフになる。病気が完全に溶け込むと、プレイヤーは太陰周期に関係なく毎晩ウェアウルフに変身する。ウェアウルフになると能力が増大するが、『Daggerfall』のライカンスロピィで提供された大きなボーナスと比べて Strength は減少している。レビュワーの中にはこの追加を待ち望んだ挑戦と感じていたが、他のレビュワーはこの追加をフラストレーションを引き起こすような不完全な実装と考えた。
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