『AVP2』に登場するエイリアン・ウォーリアー
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「エイリアン (架空の生物)」の記事における「『AVP2』に登場するエイリアン・ウォーリアー」の解説
『2』で登場したエイリアン・ウォーリアーの頭部をバトル・エイリアンに組み合わせた姿をしている。性質もそれまでのエイリアンとほぼ同じで、獲物を繭にしたり、食事をするシーンなどがある(この時の描写ではインナーマウスを使用していた)。 プレデターの宇宙船の墜落で解き放たれたフェイスハガーの群れにより誕生。プレデリアンをリーダーとして、ガニソンの街を暗躍した。このウォーリアー群に関してはプレデター・ザ・クリーナーによって掃討されている。 デザインの変更は監督のストラウス兄弟の指示によるもの。頭部は第2作のプロップを元に製作されているため、フードが存在しない。 鳴き声もエイリアン2の「クジャク・ゾウ音」が使用されている。 ヌーヴェル・ウォーリアー 本作のエイリアンは、プレデターの宇宙船のフェイスハガーによって誕生した個体と、プレデリアンによって生み出された個体がそれぞれ複数登場しているが、ヌーヴェル・ウォーリアーの名称は主に後者を指す。名称はノベライズ版からで、ヌーヴェル(nouvelle)とはフランス語で「新しい」の意であるが、作中でそれが示された事はない。姿に関してはどちらもほぼ同一で差異はない。 従来のウォーリアーたちのような成長過程を経ず、プレデリアンによって妊婦の胎児がチェストバスター化したもので、いままでのウォーリアーが一人の宿主に対して一体しか誕生できなかったのに対し、ヌーヴェル・ウォーリアーは一人の宿主から複数で誕生することができる。 監督の解説によればその役目は生みの親たるプレデリアンの護衛であるが、通常のクイーンと違ってプレデリアンは単体で繁殖が可能であり、ウォーリアーに人間を生け捕りにさせる必要が無いため、ヌーヴェル・ウォーリアーは、ニュー・ウォーリアーと同じく「チェスト・バスターの宿主となる人間の捕獲」という目的から開放されたウォーリアー類である。故に、ヌーヴェル・ウォーリアーによって人間が捕獲されるシーンはあるが、繭にされた死体は登場しない(どこへ、何の為に捕獲されたのかは描かれなかった)。 プレデリアンの敵たるザ・クリーナーに対しては率先して攻撃を仕掛けて負傷させ、不意打ちながらもプラズマ・キャノンの片方を破壊し、フェイス・マスクの照準装置を損傷させてプラズマ・キャノンそのものを使用不能にする戦果を挙げた(このため、クリーナーは残った片方のキャノンをハンドガン型へ変形して対応した)。この他にも、プレデター掃討に派遣されたコロラド州軍第89中隊に奇襲をしかけ殲滅している。
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