『怪奇オリンピック―アホな男―』(アニメ版11話)登場分
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水木さがる 声 - 小杉十郎太 売れない漫画家。 鬼太郎が始めたあの世保険に加入したときもらった怪奇オリンピックの招待券(実際は閻魔大王が持って来たものを転売されただけ。)によってあの世に落とされる。家族全員の容姿が上記の水木しげるの家族とよく似ているが無関係である(ただし、後年の水木しげるの自伝的ノンフィクション作品「コミック昭和史」では、原作者水木しげるの有名になってからの憂さ晴らし空想・心象風景として、本作の鬼太郎の役割を死神の様な妖怪が務めたうえでアレンジされたストーリーが描かれている)。 ニセ水木(アニメ版では地底の水木) 声 - 大場真人 水木さがるにそっくりな幽霊。『アホな男』では人間等の一般の生物は霊が2つで1組の「複霊生物」であり、一方があの世に行くと他方がこの世に生を受けて入れ替わりを繰り返す設定である(妖怪は「単霊生物」でこの入れ替わりが無いため不死、あの世とこの世も自由に往来できる)。彼と水木さがるの霊はこの対をなす。 水木があの世に落ちたのと同時にこの世にやってきて水木の肉体に憑りつきすべてを奪う。しかしこの世にいたときの水木のことについて知らなかったためこの世の厳しさを味わうことになった。 落葉 声 - 矢田耕司 ヤクザの親分である大金持ちの老人。 不治の病を患い死にかけていたが、ねずみ男の血を輸血したことによって若返る。ねずみ男の血液を狙ったため彼の体臭によって気絶させられ血液を抜き返されてしまう。その途端に本来の年齢まで老化して死亡した。 アニメでは若返りの原因は輸血ではなく、ねずみ男が自分の髭を入れて作った毛生え薬を飲んだためで、ねずみ男の髭を狙うが逆に彼の屁によって気絶させられ自分に生えてきたネズミ髭を切り取られると老衰死した。その後あの世で、水木さがるや院長と共に怪奇オリンピックを見物した。 院長 声 - 立木文彦 落葉が入院していた病院の院長。 落葉が若返った事から、不老不死の薬を研究するためにその手掛かりとなるねずみ男を捜していたが、水木さがると同様に鬼太郎が始めたあの世保険に加入したときにもらった怪奇オリンピックの招待券によってあの世に落とされる。水木さがると違って院長と入れ替わった霊に関する直接の描写は無い。
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