『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場するキングゲスラ
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映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場。 かつて初代ウルトラマンに倒されたゲスラに、スーパーヒッポリト星人が生体改造を施して強化復活させたものと推測されている怪獣。外見は以前のゲスラとあまり変わらないが、体毛が黄色がかった太い棘に、金色の背鰭の形状が王冠をあしらった形状に変化している。 怪力自慢で、得意技は横浜赤レンガ倉庫を一撃で破壊するほどの突進攻撃ゲスラ・ヘビーアタックと、体表の棘と背鰭から流すことで相手を痺れさせたりショック死させるほどの猛毒ショッキング・ベノムがある。しかし、背鰭が弱点なのは改造前と変わっていない。 ミライの世界に迷い込んだマドカ・ダイゴの前に出現し、赤レンガ倉庫周辺で暴れまわっていたところに駆けつけたウルトラマンメビウスと対決。ショッキングベノムでメビウスを追い詰めるが、少年時代にウルトラマンとゲスラとの戦いをテレビで見ていたダイゴから弱点を教えられたメビウスに背鰭をもぎ取られて弱った後、立て続けにメビュームシュートを受けて倒される。 その後、影法師の手によって他の怪獣軍団の残存エネルギーと融合させられ、ギガキマイラの下半身と化す。 スーツアクター:横尾和則 ダイゴが少年時代に見ていたテレビの映像は、『ウルトラマン』第6話の流用。 劇中では単に「ゲスラ」と呼ばれる。 横浜が舞台であることから、過去に横浜に出現した怪獣として登場キャラクターに選ばれた。特撮では「昭和特撮」の再現が目指された。 デザインは酉澤安施。初稿は可愛すぎると評価されたため、2稿では成田亨による初代のデザインに近づけて牙や棘を強調したデザインとなった。初代当時はブルーバック撮影が主流だったためもあり体色は緑色だったが、後年にはグリーンバック撮影が主流となり初代のままでは不向きであるため、青と黄色の配色に変更された。
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