『再板増補江戸惣鹿子名所大全』とは? わかりやすく解説

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『再板増補江戸惣鹿子名所大全』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 09:59 UTC 版)

江戸鹿子」の記事における「『再板増補江戸惣鹿子名所大全』」の解説

寛延4年1751年)、奥村華子撰、江戸藤木久市刊。後須原屋伊八再刊編者奥村華子については不詳だが、医術宗教への深い造詣伺え、それらの職業携わっていたとも考えられる50年上の歳月経て構成、内容共に大幅に刷新され、以下のようになっている巻1上下 神社類聚 - 童子に「神祇吾国本源」であることを知らしめるため先頭置かれた。 巻2上-4上 寺類聚 - 寛永寺先頭載せた後、地域別に項目を立てその中で宗旨別に寺院を記す。 巻4下 江霊仏類聚 - 阿弥陀地蔵観音薬師不動弁財天について記す。 巻5上下 名所古跡類聚 - 体裁は旧本に従う。木について名木類聚として樹種毎に分けて掲載する。 巻6上下 名所旧跡雑集 - いろは順公称里俗地名を記す。「町」の読み方 巻7 江都年中行事 - 旧本と異なり武家行事載せていない。江都諸家名方市中膏薬類聚細工名物 江府名物近国近在土産 武家屋敷職人商人網羅不可能のため掲載されていない説明文前作以降出た類書参照しつつ考証する研究性の高いものとなっているが、特に『江戸砂子』への批判顕著であり、同書への対抗意識伺える。

※この「『再板増補江戸惣鹿子名所大全』」の解説は、「江戸鹿子」の解説の一部です。
「『再板増補江戸惣鹿子名所大全』」を含む「江戸鹿子」の記事については、「江戸鹿子」の概要を参照ください。

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