『内部統制-統合的枠組み』更新プロジェクト
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「トレッドウェイ委員会支援組織委員会」の記事における「『内部統制-統合的枠組み』更新プロジェクト」の解説
2010年11月、COSOは『内部統制-統合的枠組み』を見直し、複雑化するビジネス環境に即したものにするためのプロジェクトを発表した。5つの構成要素に変更はない。更新された枠組みの新たな特徴は、当初の枠組みで導入された内部統制の概念が、5つの構成要素の中で明示的に列挙された17の原則に体系化されるようになったことである。変更点としては、当初の枠組みが公表された1992年当時広く利用されていなかった、電子メールやインターネットなどのテクノロジーに関する内部統制が含まれている 。更新された枠組みとともに、COSOは以下の文書を公表する予定である。 外部財務報告に係る内部統制(ICEFR):アプローチと事例の概要-ユーザーが枠組みを外部財務情報の目的に適用する際に役立つように開発された。 図解ツール:更新された枠組みに記載されている要求事項に基づいて、利用者が内部統制システムの有効性を評価するのに役立つように開発された。
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