『再生縁』には登場しない人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 06:13 UTC 版)
「新☆再生縁」の記事における「『再生縁』には登場しない人物」の解説
※実在の人物についての詳細は、リンク先を参照。 朱 祐樘(しゅ ゆうとう) 皇太子、後の明朝第10代皇帝・孝宗(弘治帝)。萬貴妃派の監視を逃れて成長したため、萬貴妃からは憎まれている。 真面目かつ聡明な、優れた人物。以前助けた麗君を「龍女(竜宮城の女性の意)」と呼び、恋心を抱く。 呉 蓮英(ご れんえい) 祐樘皇太子の従者、美少年の宦官で武の腕前は高い。奎壁とはしょっちゅう衝突する。 君玉が「龍女」であることに最初に気づいた。 実は廃后された呉皇后の甥であり、宦官の施術も受けていない。架空のキャラクターであるが、呉皇后の血縁者が錦衣衛に就いた事例があり、モデルとしている。 仁和公主(中国語版)(じんわこうしゅ) 祐樘皇太子の異母妹で、仲が良い。かなりませている。 史実では、弘治2年(1489年)に齊世美に降嫁する。 朱 祐杬(しゅ ゆうげん) 祐樘皇太子の異母弟。萬貴妃らは祐杬を皇太子に推すが、兄弟仲は良い。 成化帝 朱 見深(せいかてい・しゅ けんしん) 明朝の第9代皇帝・憲宗。 吃音症があり、人前で話すのが得意ではない。両性愛者。信心深さを利用され、宮廷に道士や僧が多数入り込む結果を許している。 萬貴妃(ばんきひ) / 萬 貞兒(ばん ていじ) 成化帝の寵妃。一子があったが夭折しており、嫉妬心から他の妃を堕胎させ、出産を許さなかった。 萬通(中国語版)(ばん つう) 萬貴妃の兄で、錦衣衛の長官(都指揮)。 連載開始時点で滝口が入手できた資料では萬貴妃の兄とも弟とも明確ではなかった。その後、史実では弟であったとする研究が主流となっており、滝口は後書きでボヤくことになった。 李 孜省(中国語版)(り しせい) 道士だが、正三品の高位にある。両性愛者。 梁芳(中国語版)(りょうほう) 中年の宦官。成化帝や萬貴妃に取り入り、怪しげな道士や僧を紹介した。 継暁(けいぎょう) 成化帝に仕えるラマ僧。成化帝に寵愛され、肉体関係がある。 齊 世美(中国語版)(さい せいび) 翰林院に勤める官僚、実在人物。無欲かつ温和な性格で、新人いびりにも唯一人参加しなかった。
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