『リウーを待ちながら』の開始
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「朱戸アオ」の記事における「『リウーを待ちながら』の開始」の解説
2017年1月に『イブニング』(同)3号より富士の見える町が舞台の医療サスペンス『リウーを待ちながら』の連載を開始。同作は2011年に発表した『Final Phase』のリメイク作で、パンデミックを題材とし、「感染症のアウトブレーク」が描かれている。編集者から「『震災後だから描けることがあるんじゃないか』と言われた」朱戸は、震災について「自分なりに考えたことがあった」ことや、そのころ『シン・ゴジラ』や『君の名は』など、災害をモチーフとした映画がヒットしたのを見て「ああいうものをエンタメに取り込める時期が来たんじゃないか」と考えたこともあり、同作の執筆を決意している。同作は2018年4号で完結。 『リウーを待ちながら』の最終話の執筆を終えた1週間後に2人目の子供を出産する。朱戸は「子育ても含めて人生」だと考えており、「育児の息抜きがマンガ、マンガの息抜きが育児みたいな生活」をしている。出産を機に「生物学的に女性である」ことに意識が向き、進化論に興味を持ったことにより、『種の起源』を読んでいるという。
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