『リグ・ヴェーダ』神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/02/21 22:08 UTC 版)
『リグ・ヴェーダ』においては、次のような神話が伝えられる。 パニ族の者たちは、ラサー川の畔で、盗まれた牛の群の番をしていた。そこに、その牛を取り返すために、インドラ神の使いの雌犬サラマーがやって来た。パニ族の者たちは、自分たちの武器を誇示しながら牛の群を岩屋に匿してしまった。しかし、サラマーはインドラ神とアンギラス(人間の祭祀を見張っている天人)たちの強力さを告げた。結局、牛はすべて、アンギラスたちにより奪還された。(10.108)
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