『ジャンヌ・ダーク』とは? わかりやすく解説

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『ジャンヌ・ダーク』(1948年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 14:00 UTC 版)

イングリッド・バーグマン」の記事における「『ジャンヌ・ダーク』(1948年)」の解説

バーグマン1948年公開された『ジャンヌ・ダーク』でもアカデミー主演女優賞ノミネートされた。この作品マクスウェル・アンダーソン戯曲ロレーヌジャンヌ』を原作したもので、ウォルター・ウェンジャー製作、ヴィクター・フレミング監督RKO配給独立系映画作品である。バーグマンがこの映画主役射止めたのは、以前戯曲版の『ロレーヌジャンヌ』をブロードウェイ舞台で演じていたことも理由一つとしてあげることができる。しかしながら『ジャンヌ・ダーク』は興行的成功収めたとはいえない。この作品の公開中にバーグマンイタリア人映画監督ロベルト・ロッセリーニとの不倫スキャンダル明るみ出てしまったことにもその一因があった。さらに映画関係者からの評価もよくなく、複数アカデミー賞ノミネートされ撮影賞と衣装デザイン賞を受賞したが、最優秀作品賞受賞することはできなかった。公開時にはオリジナルストーリーから45分カットされていたが、1998年にもとの長さ復元され2004年にはこの完全版DVDリリースされている。 ハリウッドでのバーグマン映画だけでなく舞台にも出演していた。『リリオム』、『アンナ・クリスティ』(en:Anna Christie)、そして『ロレーヌジャンヌ』である。『ロレーヌジャンヌ』のプロモーションのためにワシントンD.C.開催されたプレス・カンファレンスの場で、バーグマン自身出演していた劇場直接目にした、人種差別事件非難したことがある。この出来事大きな注目集め嫌がらせの手紙がバーグマン届いたこともあった。またバーグマン第二次世界大戦中アラスカアメリカ陸軍慰問したことがある。さらにバーグマンは軍の慰問ヨーロッパにも渡り戦争引き起こす荒廃目の当たりにした。有名なカメラマンロバート・キャパと知り合ったのもこの時期のことで、二人一時期不倫関係にあったともいわれている。

※この「『ジャンヌ・ダーク』(1948年)」の解説は、「イングリッド・バーグマン」の解説の一部です。
「『ジャンヌ・ダーク』(1948年)」を含む「イングリッド・バーグマン」の記事については、「イングリッド・バーグマン」の概要を参照ください。

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