『ウルトラセブン』に登場するミクラス
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「ミクラス (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラセブン』に登場するミクラス」の解説
『ウルトラセブン』第3話「湖のひみつ」、第25話「零下140度の対決」に登場。 カプセル怪獣の一つで、主人公モロボシ・ダンがウルトラセブンに変身できない場合、代わりに戦う。500万馬力の怪力が一番の自慢であり、口から熱光線を発射する。電気に弱く、寒さに強い特徴を持つが、寒さに弱いと記載した資料も存在する。 第3話ではダンがピット星人にウルトラアイを盗まれたため、青のカプセルから登場する。エレキングを投げ飛ばすが、電気を浴びせられて敗れる。 第25話ではダンが雪中でウルトラアイを失くしたため、黄色のカプセルから登場する。ガンダーとの戦闘では背負い投げで投げ飛ばすなど善戦するが、敵の飛行能力に翻弄されて敗退し、カプセルはセブンがガンダーを倒した後に回収される。 第25話のみ口から赤い熱線を放つ。 スーツアクター:西京利彦(第3話)、鈴木邦夫(第25話) 造型は高山良策が担当した。制作はウインダムより早く、第1回撮影会にも登場している。 第3話の準備稿で登場するカプセル怪獣はレッドキングの予定だった。 第1話の準備稿および第39話「セブン暗殺計画」の3種類の台本(準備稿、決定稿、決定稿2)にはいずれも登場が予定されていたが、完成作品ではウインダムに変更された。 撮影中にオープンセットで少年誌の写真用に山村哲夫がミクラスの着ぐるみに入った。 第25話の脚本では、ミクラスはロボットモンスターであるために冷凍光線が効かないと書かれていた。 放送当時に発表された桑田次郎の漫画版では、エレキングの尻尾の電撃には余裕で耐え、逆に尻尾を掴んで振り回して投げ飛ばすなど優勢に戦うが、復活したエレキングの電撃光線の直撃を何発も浴びてしまい、焼き殺される寸前でカプセルに回収される。同漫画のナレーションでは、カプセル怪獣は地球で言うところの家畜に相当するとの旨が解説されていた。
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