「手が届く」能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 14:29 UTC 版)
丸神の里の出身である一部の人間に備わった、あらゆる物を削る(消す)ことができる能力。「窓」と呼ばれる不可思議な模様の球体を作り出し、それを固体ないし液体である対象に当てると、「窓」の容量と同じだけの容積が消失する。消失時には強い光と音を発し、消失した空間に向けて風が吹く。対象が「窓」より大きな場合は、窓と同体積分を削る形になる。対象が「窓」より小さな場合は、周囲の他の物体(例えば対象が家であるなら地面)をあわせて消し去る。対象が「窓」より小さく、かつ空中にあって他の物体と接触していない場合は、作中の描写が無いので不明。なお対象に当てなくても、時間が経てば「窓」は空気との反応で消失する。能力には個人差があり、東丸高志は野球ボール大、南丸洋二はスイカ程、丸神頼之は最大で半径数百メートル程の「窓」を作ることができる。さらに丸神頼之は、壁を貫通させて作ったり、空中で固定したり、同時に何個も作ったりすることができる。球体を作り出すコツは「左右の手のひらの小指の外側に、もう一本、親指がある様にイメージする」こと。
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