「手」の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:55 UTC 版)
じゃんけんの「手」は指の動きによって表され、以下の三つがある。 グー五本の指を全て握る。親指を他の四本の指の中に入れるかどうかは任意である。グーは「石」の象徴であるとされる。数拳では0を意味する。 パー五本の指を離して広げる。WRPSでは指を揃えて出す。パーは「紙・布」の象徴であるとされる。数拳では5を意味する。 チョキ5本のうち、2本の指を伸ばし、それ以外を全て曲げる。チョキは「鋏(はさみ)」の象徴であるとされる。数拳では2を意味する。 チョキには2種類あり、親指と人差し指を伸ばす手を「男チョキ」、人差し指と中指を伸ばす手を「女チョキ」という呼び方がある。「男チョキ」は和鋏(握り鋏)を表しておりチョキの原型であるのに対して、「女チョキ」は形が洋鋏のイメージに近いために新たに生まれたものとされる。 「チー」「ピー」「キー」などと呼ぶ地域もある。「男チョキ」は東京など東日本には普及しなかったので、一部には「田舎チョキ」と呼ばれたりする。全国的には「女チョキ」が主流である。
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