「夜の魚」と「笑わない魚」とは? わかりやすく解説

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「夜の魚」と「笑わない魚」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 05:19 UTC 版)

地を這う魚」の記事における「「夜の魚」と「笑わない魚」」の解説

「夜の」は『SFマンガ競作大全集 Part25』(東京三世社1984年5月)に掲載、「笑わない」は『SFマンガ競作大全集 Part28』(1984年11月)に掲載まとめてシリーズ」と呼ばれるストーリーらしいストーリーはなく、奇怪な生物がうごめきまわる街の中を、あづまが悩みつつさまよう状況たんたんと描いている。時系列的には『地を這う魚』の後日譚にあたる(作中であづまはすでに独立しており、アシスタント雇っている)。 『地を這う魚』の登場人物のうち、わへーは「夜の魚」と「笑わない魚」の双方まっちゃん・わてん・よしみは「笑わない」にも登場する題名の「」については、「吾妻ひでおはもともとの形が好きと語っており、スケッチすることが好きだったようだ」という指摘がある。ただし、両作での描き込みは、『地を這う魚』に比べる少ない。 『地を這う魚』は当初、この両作の続編として描かれたものだが、吾妻第1回執筆後、「以前描いたシリーズのような狂気迫力恐怖感出せませんでした。今の自分にはあの続きを描くのは無理のようです」と大塚英志宛てた手紙記しており、「実際 なぜむかしは『夜ののようなキ○ガイ漫画描けたのか分からない」と述懐している。 書誌情報 吾妻ひでお『夜の太田出版太田COMICS 芸術漫画叢書1992年9月ISBN 978-4872330748。 吾妻ひでお私小説作品集伝説的自販機本『少女アリス』や『マンガ奇想天外掲載作品収録あとがき漫画夜を歩く』(後に『失踪日記』の「夜の1」となる)は本書のための描き下ろし大塚英志に『夜を歩く』の原稿宅配便送ったその足で2度目の失踪)。巻末解説飯田耕一郎いしかわじゅん大塚英志の3人。本書出版当時顛末については担当編集者大塚2005年行った吾妻インタビュー参照されたい。

※この「「夜の魚」と「笑わない魚」」の解説は、「地を這う魚」の解説の一部です。
「「夜の魚」と「笑わない魚」」を含む「地を這う魚」の記事については、「地を這う魚」の概要を参照ください。

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