「三菱」「スリーダイヤ」の商標について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:37 UTC 版)
「三菱グループ」の記事における「「三菱」「スリーダイヤ」の商標について」の解説
鉛筆製造の三菱鉛筆、熊本県の弘乳舎が販売していた三菱サイダーは、「三菱」の名前とスリーダイヤの商標を使用しているが、両社とも三菱グループとは、一切の資本・人的関係がない。これは、三菱グループが商標登録するよりも早くからこの商標を用いており(鉛筆が1903年、サイダーが1919年)、三菱グループにはその使用を差し止める事が出来ないためである。他にも香川県高松市の三菱クリーンサービス、文房具卸売業の三菱文具など、グループ外で「三菱」を名乗る企業も一部存在する(いずれも、スリーダイヤは使用していない)。なお、2010年8月には大阪府門真市の「三菱タクシー」が未来都タクシーに改称した。 また、北海道札幌市にはこれまた三菱鉛筆や三菱サイダー同様、スリーダイヤを社章に用いた三菱グループ外のLPガスの販売を行う(株)菱友という企業がある。三菱サイト「三菱グループで「三菱」が社名につく会社の一覧」も参照のこと。この一覧表はグループ内で「三菱」がつく会社を、子会社・孫会社等・海外合弁会社にいたるまで漏れなく表示している。つまり、この表にない「三菱」がつく企業はグループ外である。 一方、三菱グループの中には「スリーダイヤ」マークを使用しない企業がある。三菱UFJフィナンシャル・グループやENEOSグループのような「非」三菱グループと合併した企業や、日本郵船やキリンビール、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険などのように、古くから「三菱」「スリーダイヤ」とは異なる商標を用いてきた企業がそれに当たる。
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