「メフィラスの食卓」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:48 UTC 版)
「メフィラス星人」の記事における「「メフィラスの食卓」」の解説
地球侵略に来た宇宙人。顔面に口とうかがえる部分が存在しないのに食事する(主にラッキョウをよく食べる)が、その際には凄まじい音を上げる。食事の際には常に後ろ姿が映るため、どのような食べ方かは不明である。 地球を渡すよう、とあるホームレスの男性との対話を試みたところ、「自分は定住していないので地球全体が自分の家だ」「お前も帰る場所がないなら好きな所に住めばいい、地球はあんたのものだ」と語られたことで、瞬く間に日本を占領する。 その後、男性の語った「食事は1人より誰かと一緒に食べた方がうまい」という言葉の意味を知ろうと、弁当を捨てた若者や総理大臣を瞬間移動で古い食卓(男性からもらったもので、裏側には「ぱぱ大嫌い」と書かれている)に呼び出して共に食事するが、彼らの身勝手な言葉や綺麗事を並べる言葉に不快感を抱くばかりで、男性の言葉を理解できなかった。しかし、3人目に赤ん坊とその母親を呼び出したことで、男性の言葉に「かけがえのない家族との食事にこそ価値がある」という意味があったと理解する。食卓に見覚えがあった母親がその裏側を見ると、そこは子供の描いた落書きで埋め尽くされていた。 メフィラス星人は食卓を男性に返却し、彼の言葉の意味に気付いたこと、自分にも兄弟がいることを語る。男性が見た食卓の裏側には、「ぱぱ大好き、帰ってきて」という新たな落書きが加えられていた。「まだ家族とやり直せるということか」と泣き崩れる男性をメフィラス星人が見つめるところで、物語は終了する。 スーツアクター:外島孝一、福島弘之 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』までの流用[要出典]だが、目の電飾は発光していない。 一般人を相手に地球を渡すよう交渉する、暴力を好まない、総理大臣を巨大化させて街を破壊する、兄弟が存在する、ラッキョウを好むなど、初代や2代目からのオマージュが散見される。
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