臍帯

デジタル大辞泉

さい‐たい【^×臍帯】

読み方：さいたい

胎児と胎盤とをつなぐ、ひも状の器官。中に2本の動脈と1本の静脈があり、母体から養分や酸素を胎児に送り、胎児から母体に老廃物や二酸化炭素を送り出す。へそのお。せいたい。

せい‐たい【^×臍帯】

読み方：せいたい

⇒さいたい（臍帯）

難読語辞典

臍帯

読み方：サイタイ（ｓａｉｔａｉ），　ヘソノオ（ｈｅｓｏｎｏｏ），　ホゾノオ（ｈｏｚｏｎｏｏ），　セイタイ（ｓｅｉｔａｉ）

胎児と胎盤をつなぐひも状の器官

生物学用語辞典

臍帯

同義/類義語：さい帯, へその緒
英訳・(英)同義/類義語：umbilicus, umbilical cord

哺乳動物の胎児と胎盤とを連絡する組織で、内部に臍動脈、臍静脈が流れる。

「生物学用語辞典」の他の用語

個体の器官や組織など：

膵液  膵管  膵臓  臍帯  臍静脈  自己受容器  自律神経

女性のからだ用語解説

臍帯（さいたい）

へその緒。胎児に酸素や栄養を運んだり、胎児から出た老廃物を母体に送り返したりします。

妊娠・子育て用語辞典

臍帯 (さいたい)・臍帯血 (さいたいけつ)

臍（へそ）の緒のこと。臍帯血とは、その名の通りへその緒に含まれる血液のことです。この臍帯血に含まれる「造血幹細胞」を移植して白血病などの患者さんの造血力を回復させる治療法があります。提供は「公的臍帯血バンク」と提携している産科医療機関でのみ可能です。一方、民間事業者（いわゆるプライベートバンク）は公的臍帯血バンクとは異なります。ご自身や赤ちゃん本人に万が一のことがあった場合にという目的でプライベートバンクに臍帯血を保管委託する場合は、保管方法や契約内容を慎重に確認することが重要です。
●以下の情報も参考にしてください
*厚生労働省「赤ちゃんを出産予定のお母さんへ(臍帯血関連情報)」

ウィキペディア

臍帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/09 15:17 UTC 版)

臍帯（さいたい、羅: Funiculus umbilicalis）は、いわゆるへその緒（へそのお）と呼ばれるもので、胎児と胎盤とを繋ぐ白い管状の組織。

Weblio日本語例文用例辞書

「 臍帯」の例文・使い方・用例・文例

• 臍帯にある静脈
• 腹部器官が臍帯を押し込む出生時における臍ヘルニア
• 哺乳動物の腹の中心に残っている,臍帯がついていたあと