'94・'95でのゲームシステム
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「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の記事における「'94・'95でのゲームシステム」の解説
『餓狼伝説スペシャル』や『龍虎の拳』のゲームシステムを折衷した形のゲームシステム。『'97』『'98』では「EXTRA」という操作モードとして用意されている。 ダッシュ・バックステップ 前または後ろに素早く2回レバーを入力。一足飛びで素早く前進する。 攻撃避け A・B同時押しで使える。その場で回避行動をとる。これは『餓狼伝説』のライン移動がモデル。『'95』、『'98』のEXTRAモードでは避け動作中にボタンを押すと専用の攻撃(カウンター攻撃)ができる。『'96』では大門とクラークのみ、『2002』ではシェルミー(裏は不可)のみが固有の技として使用可能。 ふっとばし攻撃 C・D同時押しで使える。名前の通り相手をふっ飛ばす=ヒットするとダウンする攻撃を出す。他にも、判定が強い・キャンセルが可能という特徴がある。『餓狼伝説スペシャル』でのライン飛ばし攻撃が元になっている。ジャンプ中にも出すことができるが、この場合は立ち・しゃがみどちらでもガード可能になる。それぞれ「地上」・「空中」とつけて区別される。 挑発 B・C同時押しで挑発を行い相手のパワーゲージを減らすことが可能。 パワーゲージ 体力ゲージとは別のゲージ。A・B・C同時押しでパワー溜め動作を行うことで溜めることができるほか、相手の攻撃をガードすることでも溜まっていく。また、挑発することで相手のパワーゲージを減少させることができる。 最大まで溜まるとパワーMAX状態になり、攻撃力が1.5倍に上昇し、超必殺技が1回だけ使用できるようになる。パワーMAXは超必殺技を使用するか時間経過で自然解除される。 超必殺技 特殊なコマンド入力で使用できる必殺技より強力な必殺技。体力が減少して赤く発光している状態かパワーMAX時に使用できる。後述のMAX超必殺技のある作品では、この両方の条件を満たすことで使用できるようになる。 システムを大幅に刷新した『'96』でもこのパワーゲージや超必殺技のシステムは継承されている。 ガードキャンセル ガード中に必殺技を出して反撃する『'94』では連続ガードしなければ使えなかったため使用機会はほぼ皆無だったが、『'95』ではパワーMAXになればガードさえすればいつでも何回でも出せたため、その攻撃力と相まってガード待ちが非常に強力な戦法となった。 『'96』以降では、『'95』以前を再現したEXTRAでもこのガードキャンセルは再現されていない。 援護攻撃 『'98』まで存在したシステム。つかみ技を受けているか気絶中に、背景の控え中のキャラクターが飛び込んできて相手の攻撃を阻止する。相性によっては全く援護してくれなかったりする。背景に控え中のキャラクターがいない『'94 RE-BOUT』では、ストライカー同様に画面外から飛び込んでくる。下記の3つの条件を満たした時にA・B・Cボタン同時押しで援護攻撃(ヘルプアタック)となる。気絶状態または掴み技を受けている時 体力ゲージが相手より少ない。 待機中のメンバーが画面に見えている。
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