札幌新道 歴史

札幌新道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/18 18:49 UTC 版)

歴史

札幌市の交通量増加と1972年札幌オリンピック開催に対応するため[4]、1965年(昭和40年)に都市集中型から分散型の交通システム構築を計る「1バイパス1環状5放射道路」の整備計画を策定[5]。札幌新道は1バイパスに位置づけられた[5]。オリンピック開催前に供用した宮の沢 - 北34条東1間は、創成川幹線(創成川通)とともに手稲会場へのメインルートとして機能した[6]。その後、数次の整備計画策定を経て2010年(平成22年)策定の「道央都市圏の都市交通マスタープラン」および2012年(平成24年)策定の「札幌市総合交通計画」では、「2高速3連携2環状13放射道路」の2環状を構成する道路に位置づけられている[7][8]

年表

  • 1965年昭和40年):「1バイパス1環状5放射道路」整備計画策定[9]
  • 1968年(昭和43年):都市計画決定。
  • 1969年(昭和44年):着工[2]
  • 1971年(昭和46年):宮の沢 - 北34条東1間開通[6][9]
  • 1975年(昭和50年):北34条東1 - 東雁来町間開通[9]
  • 1981年(昭和56年):国道区間(宮の沢 - 上野幌3条)全線開通[9]
  • 1999年平成11年):上野幌3条 - 大曲通間開通[9]
  • 2015年(平成27年):市道区間(上野幌3条 - 厚別東通)全線開通[10][11]



  1. ^ a b c d 都市計画道路一覧 2009, p. 2.
  2. ^ a b c d 札幌の通り 1991, pp. 19-20.
  3. ^ 各種交通量のトップ10”. 北海道開発局. 2015年11月30日閲覧。
  4. ^ 札幌の通り 1991, p. 12.
  5. ^ a b 札幌市の都市交通について (PDF)”. 札幌市. 2015年2月11日閲覧。
  6. ^ a b 札幌の通り 1991, pp. 87-88.
  7. ^ 道央都市圏の都市交通マスタープラン (PDF)”. 道央都市圏総合交通体系調査協議会. 2015年11月30日閲覧。
  8. ^ 札幌市総合交通計画(概要版) (PDF)”. 札幌市 (2012年). 2015年11月30日閲覧。
  9. ^ a b c d e 道路建設の歴史 - 年表”. 札幌市. 2015年11月30日閲覧。
  10. ^ a b 「札幌新道」全面開通のお知らせ (PDF)”. 札幌市 (2015年3月31日). 2015年9月15日閲覧。
  11. ^ 札幌新道開通イベント(実施報告) (PDF)”. 札幌市 (2015年6月10日). 2015年11月30日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 工事報告 1981, p. 3.






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