四臭化炭素 四臭化炭素の概要

四臭化炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/03 06:36 UTC 版)

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四臭化炭素
IUPAC名Carbon tetrabromide
別名テトラブロモメタン
分子式CBr4
分子量331.6
CAS登録番号558-13-4
形状常温で無色固体
密度3.42 g/cm3,
相対蒸気密度11.4(空気 = 1)
融点90 °C
沸点190 °C
出典国際化学物質安全性カード

用途

有機合成化学において、臭素化剤として用いられる。トリフェニルホスフィンと組み合わせて用いると、穏和な条件下アルコールを相当する臭化物に変換することができる(アッペル反応)。

アルデヒドに対して過剰量の四臭化炭素とトリフェニルホスフィンを作用させることにより、ジブロモオレフィンへの変換が行える。これをブチルリチウムで処理することにより、元のアルデヒドに比べて一炭素増炭したアルキンが合成できる(コーリー・フックス反応)。

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