クロロトリフルオロメタンとは? わかりやすく解説

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クロロトリフルオロメタン

分子式CClF3
その他の名称フロン-13、アークトン-3、フレオン-13、ゲネトロン-13、F 13、F-13、R 13、R-13、Fron 13、Arcton 3、Freon 13、Genetron 13、Chlorotrifluoromethane、アルクトン3、フレオン13、Genetron-13、Arcton-3、Freon-13、ゲネトロン13、DF-13、フレオンR-13、Freon R-13、フロン13、CFC-13、Trifluorochloromethane、Trifluoromethyl chloride
体系名:トリフルオロメチルクロリド、トリフルオロクロロメタン、クロロトリフルオロメタン


クロロトリフルオロメタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 15:44 UTC 版)

クロロトリフルオロメタン
識別情報
CAS登録番号 75-72-9 
PubChem 6392
ChemSpider 6152 
EC番号 200-894-4
RTECS番号 PA6410000
特性
化学式 CClF3
モル質量 104.46 g/mol
外観 無色甘臭気体
密度 1.526 g/cm3
融点

-181 °C (91.2 K)

沸点

-81.5 °C (191.7 K)

への溶解度 0.009 % at 25 °C
蒸気圧 3.263 MPa at 21 °C
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 0420
EU Index なし
主な危険性 オゾン破壊
引火点 不燃性
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クロロトリフルオロメタン: Chlorotrifluoromethane)は、不燃性、不腐食性のクロロフルオロカーボン(HCFC)の一種である。冷媒として用いられたが、オゾン破壊への懸念により、モントリオール議定書の締結後は使用量が減少している。

物理的性質

Property Value
密度 (ρ) at -127.8 °C (液体) 1.603 g.cm-3
密度 (ρ) at boiling point (気体) 6.94 kg.m-3
密度 (ρ) at 15 °C (気体) 4.41 g.cm-3
三重点温度 (Tt) -181 °C (92 K)
臨界点 (Tc) 28.8 °C (302 K)
臨界圧 (pc) 3.86 MPa (38.6 bar)
臨界密度 (ρc) 5.5 mol.l-1
沸点での蒸発熱 149.85 kJ.kg-1
低圧熱容量 (Cp) at -34.4 °C 0.06 kJ.mol-1.K-1
定量熱容量 (CV) at -34.4 °C 0.051 kJ.mol-1.K-1
比熱比 (к) at -34.4 °C 1.168016
圧縮率因子 (Z) at 15 °C 0.9896
偏心因子 (ω) 0.17166
粘度 (η) at 0 °C (気体) 13.3 mPa.s (0.0133 cP)
粘度 (η) at 25 °C (気体) 14.1 mPa.s (0.01440 cP)
オゾン層破壊係数 (ODP) 1 (CCl3F = 1)
地球温暖化係数 (GWP) 14 000 (CO2 = 1)

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