ビーロボカブタック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 07:14 UTC 版)
登場人物
ビーロボ
スターピース探索用に開発されたロボット[12][13]。正式名称は「BEETLE Robot」で、「生体核エレクトロニクスおよび変形運動顕在化システム搭載ロボット」を意味する「Bio Elementary Electronic & Transform Locomotive Exhibition systemed Robot」の略[12][14][ep 1]。
高円寺寅彦博士が開発し、3年間の睡眠学習を経て活動を開始した[12]。動物の特性を活かしたバイオチップを有し、人間のようにものを考え、自意識で活動し、言葉を話すこともできる[12]。スイカや酒など、人間と同様の食物を摂取することが可能で[12]、時には腹を壊す描写もあった。普段はエネルギーの消費を抑えた省エネ形態のノーマルモードで活動し、スーパーチェンジの掛け声により、性能向上形態のスーパーモードに変形する[12][13]。
- ビーロボの変形シーンなどでは、特撮を担当した特撮研究所が導入したデジタル合成システムを駆使し、同時期の『電磁戦隊メガレンジャー』と同じくコンピュータグラフィックスやデジタル合成を多用している[15]。
開発された順番と作中での登場順(および立ち位置)とは必ずしも一致しないが、本節においては開発順での記載とする。
カブタック (ノーマルモード) KABUTACK[16] | |
---|---|
全長 | 153 cm[16][14] |
重量 | 78 kg[16] |
カブタック (スーパーモード) | |
全長 | 222 cm[16][14] |
活動時間 | 3分[16] |
- カブタック
- カブトムシ型バイオチップを持つ1号機[出典 2]。スーパーモード継続時間は3分[16][2]。
- 少々ドジで慌て者だが、勇気と努力は人一倍。カブトムシがモチーフだけあって、スイカが好物で[出典 2]、木の上にいると落ち着く[ep 2][注釈 2]。寝る時は柱にしがみついて寝る[16]。
- 高円寺家に居候している身だが、他のビーロボと違って定職に就いておらず、第38話では働いている皆を羨ましがり、自身も働こうとしたものの、失敗の連続で追い出されてしまった[16][注釈 3]。
- ノーマルモード時は甲高く可愛らしい口調で、語尾に「カブ」を付けて喋るが[16][2]、スーパーモード時はシリアスなヒーロー口調に変わる。スーパーモード時の決め台詞は、「君の勇気がこの胸に、熱く響いてイイ感じ! ビーロボの一番星・カブタック!!」。急ぐ場合は「ビーロボの一番星」のみになることもある。
- 最も初期のビーロボであるため、性能面などで他のビーロボに劣る部分があるが[16]、他のビーロボには搭載されていない「ひらめき回路」[注釈 4]によって奇策を思いついたり、譲との友情で結ばれた絆によって、時には絶大なパワーを発揮する。
- 変形は逆立ち形式で、手脚が逆ポジションとなる。
- スーパーモード時には、ノーマルモードの頭部が分離・変形した短棒ビリットスティック[16][17]を叩き付けて電撃を浴びせるビリットショック[16]を得意とする[注釈 5]。ビリットパワーを満タンにすれば、威力は向上。第10話ではカスケードンに投げつけて使用したが、通用しなかった。第30話の回想シーンでは、高円寺博士が模擬戦で戦闘不能になったコブランダーを必要以上に痛めつけるシャークラーをビリットスティックで鎮圧している。柔道においては、相手を持ち上げて地面に叩きつけるカブタック・スーパー一本背負いを使用。第28話でシャークラーに技を破られた後、第30話のプロレス対決では、デンデンローラーと譲の協力も得ての特訓で編み出したカブタック・スーパーダイナマイト一本背負いスペシャルでリベンジを果たした。
- 最終回では譲の友情コマンダーをスターマインドに破壊されたが、譲との友情が極限まで深まったことによって友情コマンダーなしでスーパーチェンジを遂げ、勝利をもたらした。エピローグにて、アフリカの砂漠に隠されているという銀河古文書の続編の発掘のため、他のビーロボたちと共に日本を離れた。
- Vシネマ『テツワン探偵ロボタック&カブタック 不思議の国の大冒険』では考古学者として登場。友情コマンダーなしでスーパーチェンジしている。
ブットビカブタック (ノーマルモード) BUTTOBI-KABUTACK[18] | |
---|---|
全長 | 153 cm[18] |
ブットビカブタック (スーパーモード) | |
全長 | 222 cm[18] |
最高飛行速度 | マッハ16[18] |
ドリルットカブタック (ノーマルモード) DORILLTTO-KABUTACK[18] | |
---|---|
全長 | 156 cm[18] |
重量 | 108 kg[18] |
ドリルットカブタック (スーパーモード) | |
全長 | 222 cm[18] |
地中移動最高速度 | 100 km/h[18] |
ザブットカブタック (ノーマルモード) ZABUTTO-KABUTACK[18] | |
---|---|
全長 | 156 cm[18] |
重量 | 102 kg[18] |
握力 | 1 t[18] |
ザブットカブタック (スーパーモード) | |
全長 | 222 cm[18] |
水中移動最高速度 | 130 kt[18] |
クワジーロ (ノーマルモード) KUWAGIRO[19] | |
---|---|
全長 | 168 cm[19] |
重量 | 89 kg[19] |
クワジーロ (スーパーモード) | |
全長 | 216 cm[19] |
活動時間 | 5分[19] |
- クワジーロ
- ミヤマクワガタ型バイオチップを持つ2号機[19][14]。スーパーモード継続時間は5分[19]。
- 「男は黙って…」[14]と「くわっし」が口癖で、一人称は「おい(どん)」、語尾は「ごわす」など九州の方言を綯い交ぜに用いる[19][注釈 7]。第1話では顔見せの登場であり、正式登場は次の第2話から。
- 気は優しくて力持ちのキャラクター。目覚めたばかりで途方に暮れているところを蔵之助に助けられ、以降、吉祥寺工務店に住み込むことになる[19]。普段は吉祥寺工務店で大工仕事をしており[19][2]、拾われた恩義からスターピース争奪戦より仕事を優先することもあった[19]。先に目覚めて定職に就いていたこともあってか、カブタックに比べて落ち着いた部分が多く、兄貴分のような存在でもある。甘いものは苦手[ep 3]。
- 第25話では仕事中に知り合った少女・あかねの愛読書『ナナちゃんとふしぎなでんわ』のナナと電話をさせるため、第49話では工務店の親方にショベルカーをプレゼントするためにスターピースを手に入れようとしたが、第25話では入手したもののモドキであり、第49話では人工衛星の墜落を阻止するために願いを断念した。あかねとの交友関係は第25話以降も続いているようで、バレンタインデーには本命チョコを貰っている[ep 4]。
- 第38話のスターピース争奪戦では、カブタックとの一騎打ちを展開。互角の勝負を繰り広げたが、強制勤労のせいで疲労している蔵之助を気にした一瞬の隙を突かれて敗北している。
- 変形パターンは手脚が伸び、頭部がスライドしてスーパーモード時の頭部が出現する方式。
- スーパーモードにおいては、剣と鋏を合わせたようなハサミックカッター[19]を武器とし、持ち前のパワーを活かした肉弾戦も得意。
トビマスカイ (ノーマルモード) TOBIMASKY[21] | |
---|---|
全長 | 95 cm[21] |
重量 | 21 kg[21] |
トビマスカイ (スーパーモード) | |
全長 | 90 cm[21] |
最高飛行速度 | マッハ6[21] |
活動時間 | 7分[21] |
- トビマスカイ
- カブタックのサポートメカも兼ねた3号機[2]。スーパーモード継続時間は7分[21]。口癖は「飛びます! 飛びます!」、語尾は「…です」。第9話から登場。
- 自力でスーパーチェンジできる初のビーロボ[出典 3]。さらにカブタックとブットビフォーメーションによる合体を行い、ブットビカブタックとなることで、カブタックに飛行能力を与える。スーパーモードの他にジェットモードを備える。
- 必要最低限のプログラムしかインプットされなかったため、性格は生意気で子供っぽい[21]。カブタックと出会った当初は「ノーマルモードのカブタックがかっこ悪い」という理由からサポートすることを嫌がっていたが、大好きなテントリーナに説得され、次第にカブタックを認めていく。
- 第46話では未知のウイルスに感染して飛行能力が機能不全になってしまうが、やぎ座のスターピースの力で回復した。
- ビーロボであることはコブランダーやシャークラー、テントリーナでさえ知らず、本人も明かさずにいたが、シャークラーが第28話でビーロボ3号機を騙ったことから、次の29話で自分もビーロボであることを打ち明けた。
- ビーロボの中では唯一バイオチップのモチーフが不明である[22][2]。
ガニラン (ノーマルモード) GANIRAN[23] | |
---|---|
全長 | 156 cm[23] |
重量 | 101 kg[23] |
ガニラン (スーパーモード) | |
全長 | 206 cm[23] |
活動時間 | 9分[23] |
- ガニラン
- カブトガニ型バイオチップ[注釈 8]を持つ4号機[23][2]。スーパーモード継続時間は9分[23]。
- 睡眠学習カプセルで眠っている最中、工事作業員に掘り起こされ、睡眠学習が不完全な状態で人間社会を彷徨ううちに人間社会の歪みの部分に侵されていき、やがて似た境遇のコブランダー、スパイドンと出会い、行動を共にするようになった[23]。スパイドンとは特に仲が良く、ガニスパコンピ[24]を自称する。
- 酒好きで乱暴な男性と共に暮らしていた影響から、大の酒好きにして乱暴者と化した[23][2]。コブランダーやスパイドンに比べて短絡的で、ドジを踏みやすいため、スターピース争奪戦では真っ先に脱落することが多い。
- 第19話では、入浴を3ヵ月怠っていたことをコブランダーに叱られ、万引きしたシャンプーで身体を洗い始めるが、そのシャンプーにスターピースが取り付き、女性を綺麗にするスーパーシャンプーに変化したことから、それを使ってハーレムを築く。コブランダーとスパイドン相手にも調子に乗るが、譲と蔵之助の手でシャンプーに毛生え薬を入れられたことから、女性たちの怒りを買い、ハーレムは崩壊した。
- 第44話では、コブランダーとケンカしてチームを脱退。シャークラーの舎弟になったが、コブランダーが危篤になったことを知ると、スパイドンの説得もあって、コブランダーと和解した。
- 変形パターンは、手脚が伸び頭部が現れる方式。
- ブーメランと鎌を合わせたような武器ガニブーメラン[23]はノーマルモードでも使用可能。ハサミの手を閉じて、グローブ状にした状態から相手に打ち付けるガニパンチを得意技としている。
スパイドン (ノーマルモード) SPYDON[24] | |
---|---|
全長 | 162 cm[24] |
重量 | 65 kg[24] |
スパイドン (スーパーモード) | |
全長 | 208 cm[24] |
活動時間 | 11分[24] |
- スパイドン
- ジョロウグモ型バイオチップを持つ5号機[24][2]。スーパーモード継続時間は11分[24]。
- 関西の高利貸しに拾われた影響から、関西弁で喋る[出典 4]。コブランダー、ガニランと同じく、睡眠学習が不完全な状態で人間社会を彷徨い、人間社会の歪みの部分に侵されたが、2人のように過去のトラウマが回想で描かれることはなかった。
- 金勘定が得意な守銭奴だが、普段手にするのが小銭ばかりなことから、大金を持つと緊張して手が震え、計算ができなくなってしまう[24][ep 5]。
- 第20話では、小金井の策謀でガニランとケンカし、チームを脱退。カブタックの仲間になり、ガニランを倒すが、自分たちの友情が利用されていたことを知ると、かに座のスターピースの力でガニランの傷を治し、和解した。
- スーパーチェンジ時には天井からぶら下がり、カブタック同様上下逆になって変形する[24]。
- 両腕からくもの糸[24]を放って相手の動きを封じる他、スーパーモードでは4つの爪が付いた錨クローアンカー[24]を使用。肉弾戦においてはスパイドン唐竹割りというチョップ技も使用する。第20話で小金井の策に嵌り、ガニランへの恨みを募らせた際には、戦闘力が通常よりも上がっていた。
ダンゴロン (ノーマルモード) DANGORON[25] | |
---|---|
全長 | 150 cm[25] |
重量 | 86 kg[25] |
ダンゴロン (スーパーモード) | |
全長 | 200 cm[25] |
活動時間 | 13分[25] |
ダンゴロン (ホイールモード) | |
直径 | 93 cm[26] |
- ダンゴロン
- ダンゴムシ型バイオチップを持つ6号機[25][14]。スーパーモード継続時間は13分[25]。スーパーモード時の決め台詞は「あなたの陰に、ダンゴロン!」。第16話から登場。
- 侍口調で喋り[25][14]、一人称は「拙者」、語尾は「ござる」。好物は団子で[25]、特に餡子の付いた串団子を好む。
- 1997年6月6日午前6時6分6秒に睡眠学習カプセルが事故に遭い、睡眠学習が99%の段階で目覚めてしまった[25]。その影響で敵味方の区別がつかず[14]、カブタックチームに入るかコブランダーチームに入るかで取り合いになり、「どちらのチームがより美味しく団子を食べる姿をダンゴロンに見せるか」という対決で決めることになったものの、団子好きの美樹が割り込んで美味しく団子を食べたのを見て感激し、美樹の仲間になると宣言。どちらのチームにも入らなかった。だが、睡眠学習が不十分なために女性の顔の区別ができず[25][注釈 9]、他の女性を見かける度に「美樹さん! 美樹さん!」と叫んで近寄っては逃げられ、美樹本人を見つけても「美樹さん……ではなかった!」と言ってしまう。そういう失敗をする度に修行に出ているが、成果は芳しくない[注釈 10]。
- 生真面目な性格で正義感も強いが、独り善がりなところがある。友情コマンダーを持つパートナーがいなければスーパーモードになれないカブタックとクワジーロを「1人でスーパーモードになれない半人前」と称し、特にカブタックを見下していたが、次第に認識を改めていく[注釈 11]。
- 単独でスターピース集めを行い、場合によってはカブタックチームと共闘することもあるが、第20話ではカブタックチームに付いたスパイドンに代わってコブランダー、ガニランと組み、第35話でのビーロボ運動会でも数合わせによりコブランダーチームおよびシャークラーと共に紅組に属した。ビーロボ運動会では紅組代表として白組代表のカブタックと共に開会式の選手宣誓も担当。
- シャークラーに誑かされ、彼と手を組んでいたこともあったが、第31話でトンデモジョーズを使って綱引き対決に臨んだシャークラーを「卑怯」とみなしたことから決別。第42話で体内のスターピースを奪われそうになったことで完全に敵対するようになり、それに対し、身の危険を顧みずに自分の危機を救って「仲間を助けるのは当然」と答えたカブタックの心意気に打たれて仲間と認め、スターピース争奪戦後に腹に保管していたさそり座のスターピース[注釈 12]を手渡した。
- スーパーモードへの変形パターンは胴体部の中が展開する、いわゆるガワ変形。第3の形態として、車輪型のホイールモードを備えており[25]、高速移動に適している。
- 武器は両腕に装備している皿型のダンゴソーサー[25]。飛び道具として使うことも可能で、第51話ではトンデモジョーズのフィンブレードを落とした。
ゲロタン (ノーマルモード) GEROTAN[27] | |
---|---|
全長 | 156 cm[27] |
重量 | 75 kg[27] |
ゲロタン (スーパーモード) | |
全長 | 210 cm[27] |
活動時間 | 13分[27] |
- ゲロタン
- カエル型バイオチップを持つ7号機[27][14]。スーパーモード継続時間は13分[27]。第22話から登場。
- 結論優先回路が内蔵されており、「結論から言おう」が口癖[27][14]。稀に、語尾に「…のだ」「ケロ」を付けて喋る。コブランダー一味やシャークラーの悪巧みを逸早く見抜くなど、冷静沈着で理論的な性格だが、言いたいことをズバズバ言い過ぎて呆れられることもある。睡眠学習カプセルは八ヶ岳に設置され[注釈 13]、睡眠学習を終えてから1ヵ月後、八ヶ岳で川に落ちてしまった譲を助けた後、カブタックチームに加わり、やがてはリーダー的存在になっていく。
- スターピースの研究を続けており、ビーロボの中では最もスターピースに関する知識が豊富。そのために高円寺博士の信頼も篤く、カブタックのパワーアップパーツを預かっていた[27]。また、自然を愛しているため、生態系や環境が破壊されかねない行動はすぐに咎める[注釈 14]。
- カエルのバイオチップを持つために冬眠する[ep 6]他、天敵であるヘビが苦手で[27]、コブランダー[注釈 15]にも脅えていたが、ニョロニョロくんと名付けたヘビたちと生活することによって克服している[ep 7]。
- スーパーチェンジ時には、上下逆になり、後部ブロックタービンがスーパーモードの足になり、ノーマルモード時の手は折り畳まれ収納されてからノーマルモード時の頭部と共に背中に回る[27]。
- オタマジャクシ型探索メカジャクシー[27]を2匹腹部に収めており、連続発射のジャクシーボンバー[27]の際には口から放つ。後部ブロックタービンから発するウォータージェットは水中での推進力だけでなく、消火や攻撃にも使用可能であり、ノーマルモードでは口から、スーパーモードではガニラン並みのサイドステップをしながら手から放つ。
コブランダー (ノーマルモード) COBRANDER[28] | |
---|---|
全長 | 156 cm[28] |
重量 | 78 kg[28] |
コブランダー (スーパーモード) | |
全長 | 216 cm[28] |
ジャンプ力 | 30 m[28] |
活動時間 | 13分[28] |
- コブランダー
- コブラ型バイオチップを持つ8号機[28][14][2]。スーパーモード継続時間は13分[28]。
- 睡眠学習が不完全なまま目覚め、人間社会の歪みに侵されたことから、スターピースの力で世界を支配しようと企むようになってしまった[2]。同じ境遇のガニランとスパイドンを仲間に加え、2人からは「コブランダーの兄貴」と慕われている[28]。自称「悪の貴公子」「悪のヒーロー」「最強のビーロボ」。
- 不良気質で目的のためには卑怯な手も使うが、スターピース争奪戦に備えて特訓や研究を行ったり[ep 8][ep 9]、食い逃げで捕まったガニランとスパイドンを助けるために代金を倍にして支払ったり[ep 10]、「心は汚れていても身体だけは清潔にしてこそ、真の悪党」という持論を持つ[ep 11]など、真面目な面も見られる。ドジな子分2人を叱ることが多いが、自身も詰めが甘く、失敗や騒動の原因になりがちである。ヘビの仲間であるコブラのバイオチップを持つために冬眠し[ep 6][ep 12]、ヘビの天敵であるマングースに似たネコが苦手[28][ep 5]。
- 貧乏で困窮中なため、バスケットシューズのコピー商品「エア・ジョーク」の販売[ep 13]、スーパー仕掛け網を使った魚の密猟と焼き魚の販売[ep 14]、スーパー携帯電話を使った電話サービス[ep 15]、インチキダイエット器具「スーパーチェンジヤセール」[注釈 16]の販売[ep 16]、チリ紙交換[ep 17]、映画のエキストラ[ep 18]、福引券集めを目的とした家事代行[ep 19]、節分用の豆の販売[ep 12]と、様々な職を転々としている。物語が進むにつれて野望よりも目先の生活を重視するようになり、「福引きの景品のカップラーメン1年分が欲しい」という執念だけでカブタックに勝利したこともあった[注釈 17]。
- アパート住まいだが、家賃が払えずに夜逃げを繰り返しており、第9話では家賃を3ヵ月も溜め込んでいた。一時期、閉鎖された銭湯に無断で住んでいたこともある。
- 未亡人と親しい仲になっていたこともあり[ep 5]、自分がロボットであることを理由にプロポーズを躊躇っていたが、その未亡人の息子・一平に「ママはおじちゃん(コブランダー)のことが好きだって言ってた」と言われてプロポーズを決意する。しかし、未亡人が別の男性と同居していて、さらに一平がその男性を「パパ」と呼ぶ光景を見てしまい、心に深い傷を負ってしまった[注釈 18]。第30話ではシャークラー側に寝返ったガニランとスパイドンにこの出来事を暴露され、シャークラーにも嘲笑される屈辱を受けたことから、3人を見返すべくスターピース争奪戦でカブタックと共闘、勝利を収めた。
- 第50話では親しくなった弁当屋の娘
国分寺 夢子 ()(演:藤本恭子)から義理チョコを貰って自暴自棄になってしまうが、手違いで本命チョコと間違えて渡されたことを知って思い直す。またこの際、自分が捨てた義理チョコをカブタックが身を挺してトラックから守り、さらに説得されたことがきっかけでカブタックと和解した。 - シャークラーとは同時期に開発され、共にテストしている。その過程で彼に叩きのめされた経験から、ビーロボの中でもテントリーナと同じく、シャークラーの危険性を理解していた。第51話ではシャークラーから「キャプテントンボーグの正体は高円寺博士で、そのため孫の譲とそれに味方するカブタックを勝たせていた」と聞かされ、シャークラーと結託してトンボーグを捕まえるが、トンボーグに巻き付けたロープを介してトンデモジョーズから電撃を浴びせるシャークラーを見て自身の過ちに気づき、子分たちと共にトンボーグを助ける道を選ぶ。
- 最終回のエピローグでアフリカ行きの話が出た時には、「今までさんざん迷惑をかけた罪滅ぼしがしたい」と最初に行くことを表明した。
- 変形パターンはクワジーロ、ガニランと同じく、手脚が伸び、頭部が現れる方式。
- ノーマルモードの尻尾が変形した鞭コブラビュート[28]はノーマルモードでも使用可能であり[28]、背中の装甲で飛び道具を弾き返すコブラ返しという防御技も持つ。ノーマルモードではガニランとスパイドンへのお仕置きとして、ハリセンを武器にすることが多い。第50話ではスターピースが義理チョコの包装紙に取り付いて生まれたチョコ天使を捕まえるため、全身を発光させながら高速で走行する技を披露。同話のラブレター対決で夢子のために地面にラブレターを書いた際も、同様の能力を用いている。
シャークラー (ノーマルモード) SHARKLER[30] | |
---|---|
全長 | 160 cm[30] |
重量 | 86 kg[30] |
シャークラー (スーパーモード) | |
全長 | 218 cm[30] |
活動時間 | 15分[30] |
- シャークラー
- サメ型バイオチップを持つ9号機[30][2]。スーパーモード継続時間は15分[30]。第28話から登場。
- 表向きには慇懃な態度を取っているが、その裏には冷酷で腹黒く計算高い本性を持つ。一人称は「自分」または「俺」、語尾は「…っす」[30]。
- 最強のビーロボとして作られたため[30]、ノーマルモードでもクワジーロ(スーパーモード)に匹敵するパワーとダンゴロン(ホイールモード)以上の走力を誇る。さらにガニランよりも酒に強く、スパイドンよりも金勘定に長けるが、高円寺博士の下手な歌声がトラウマになったせいで、歌だけは苦手という弱点がある。
- 知能も高いが、それゆえに人間社会の歪みを学習しすぎてしまった。その結果邪悪な自我を持ち、生みの親の高円寺博士にも襲いかかったため、カプセルに封印される[30]。しかし後年、カプセルが安置されていた洞窟にダンゴロンが偶然立ち入ったことで復活を果たした[30]。
- 私生活については、第30話で自室と相当の金を持っていることが描かれ、第38話では自分の会社で株ビジネスをしていることが判明[注釈 19]。バレンタインデーには自社の秘書や社員から大量の本命チョコを貰っている[ep 4]。
- 第三勢力としてカブタックチームやコブランダー一味を大いに苦しめるも、スターピース争奪戦ではカブタックの計算を超えたガッツや自身の慢心などの理由で敗れることの方が多かった[注釈 20]。
- 基本的には単独で活動するが、第28、29話ではダンゴロン、第30、31話ではガニランとスパイドン、第35話では数合わせでコブランダーチームおよびダンゴロンと同じチーム(紅組)を組み、第40話では正寅、第44話ではガニラン、第46、51話ではコブランダーチームと結託。第40話では打倒カブタックのため、クワジーロ、テントリーナ、ゲロタンを懐柔しようとしたが、いずれも失敗[注釈 21]。
- 封印されたこと以上に、高円寺博士を攻撃した際に自分の額に傷を付けられたため、博士を恨んでいた[30][注釈 22]が、第51話でそれを知ったカブタックがへびつかい座のスターピースに願ったことで傷が消え、カブタックの思いやりに心を打たれて改心した。
- 変形パターンはクワジーロ式をより捻ったもの(コブンザメや、手足の回転)。
- よく巨大な歯ブラシシャーブラシ[30]で自分の歯を磨いており、スーパーモードでは背中に装備している鮫型サポートメカのコブンザメ[30](ノーマルモード時の頭部)の背びれ部分が変形した剣フカヒレイザー[30]を振るう。コブンザメの口からは魚雷を発射することも可能[ep 20]。また、ノーマルモード時にトンデモジョーズを操縦する際には、サメガネ[30]というゴーグルを着用することが多い。
- 『クリスマス大決戦!!』ではカブタックたちと共闘はしなかったが、「他のビーロボが自分以外の者に倒されるのは我慢ならない」という理由から津田沼の司令室に姿を現し、津田沼から友情コマンダーを奪い返して檻の中の譲に返却、カブタックをスーパーチェンジさせる。カブタックたちが司令室に現れた際にはすでに姿を消しており、エピローグではラーメン屋台にいた。
- コブランダーたちと異なり、スターピースを集めて何をしたかったのかは明かされなかった。
テントリーナ TENTOLEENA[31] | |
---|---|
全長 | 160 cm[31] |
重量 | 46 kg[31] |
- テントリーナ
- 唯一の女性型ビーロボで、テントウムシ型バイオチップを持つ10号機[31][2]。バストサイズはBカップ。
- シャークラーの戦闘力があまりにも強大すぎたため、その反省から戦闘能力を持たずに設計された[31][2]。常にスーパーモードでいられる最新型だが[14][2][注釈 23]、そのためにエネルギー消費が激しく、さまざまなアルバイトでエネルギー費用を稼いでいる。吸い込むように一気に大量の梅干しやみたらし団子を食べたこともあった。
- ビーロボのマドンナ的存在であり、しっかり者だが、女性ならではのしたたかさやドジな面も持ち合わせている。第37話ではダイエットで萎んだ胸を元に戻すため、前話で譲が入手したふたご座のスターピースを奪い勝手に使用するが、これがキャプテントンボーグの逆鱗に触れてしまい、1回限りであるものの、スターピースを得ても彼女が使用することを禁じる処罰を受けた。第49話では当時妊娠休業中の安室奈美恵に代わって芸能界のスターになるためにスターピースを手に入れようとしたが、人工衛星の墜落を阻止するために願いを断念した。
- 小百合とは友人で、彼女と同じマンションに住んでいる。
- 武器のリーナステッキ[31]にはスーパーモードのビーロボをノーマルモードに戻す機能があるが、自身の戦闘能力の低さから使用されたのは第3話と『クリスマス大決戦!!』の2回のみとなった。また、戦闘能力は低いが、運動性は高く[31]、第23話のテニス対決と第46話の野球対決では目覚ましい活躍を見せた。
その他のロボット
デンデンローラー | |
---|---|
英字表記 | DENDENROLLER[21] |
全高 | 262 cm[21] |
全長 | 365 cm[21] |
重量 | 150 kg[21] |
最高時速 | 320 km[出典 5] |
- デンデンローラー
- カタツムリのバイオチップを持つ一輪バイク。江戸っ子口調で喋り[21]、走行時には「デンデンデンデン、デケデンデン!」と掛け声を発する。第4話から登場。
- カブタック用のサポートメカであり、ナビゲーションシステムで日本中どこへでも行ける。タイヤのデンデンラジアルでどんなところでも走行可能で、逆さまに走ることもできる[21]。スーパーモードのカブタックが乗り込むと自身の性能も向上。
- カブタック以外も搭乗可能で、第10話では蔵之助を乗せて、彼の亡き友人・透の家に向かい、第25話ではあかねを乗せて、彼女を病院に搬送している。
- 第31話の綱引き対決と最終回の雪上ラグビー対決では自身も参加した。
- 第21話ではアジサイに恋をしたが、アジサイはてるてる坊主が好きだったために失恋に終わっている。
キャプテントンボーグ CAPTAIN TOMBORG[34] | |
---|---|
全長 | 220 cm[34] |
重量 | 95 kg[34] |
- キャプテントンボーグ
- トンボ型の審判ロボ[34][注釈 24]。
- スターピース争奪戦が起こった時、突如として現れ、審判として様々なスポーツやゲームで競わせる[2]。急に現れて勝手に場を仕切るため、常にカブタックチーム、コブランダーチームの双方から「また現れた」「あのオッサン」などと呼ばれている。スターピース争奪戦以外でも審判をすることがある[注釈 25]が、不良中学生の喧嘩の審判を務めようとして、逆に叩きのめされたりもした[ep 10]。
- トンボ型のキャプテンスティック[34]というハンドマイクを持ち、胸には得点盤キャプテンボード[34]、左腕にはゴングが装備されている。
- 勝負を始める際には、トーセンボ[34]という4機のトンボ型メカが現れて、コーナーポストとなり、対決用の空間を形成。勝負が終わるまで空間から出ることはできず、ボクシングやプロレスで戦う場合はそのままリングになる。第13話からは、あらゆる競技が書かれたキャプテンルーレット[34]にダーツを投げ、ダーツが当たった箇所に書かれている競技を行うようになった[2][注釈 26]。
- あくまでも審判ゆえに自身が戦うことはないが、ルールを破る者には上空から落とす巨大な鉄拳で相手を地面にめり込ませるキャプテンゴッドハンド[34]や天候操作のキャプテンカタストロフ[34]といった超パワーで制裁を加える[ep 10][ep 21]。また、スターピースが取り付いた物体が逃げるのを防ぐための檻を出したり、壊れた物体を元に戻すなどの超能力も持っている。スターピース争奪戦の決着がついたら、勝負に負けた側を「敗者、退場!!」の掛け声と共にどこかに転送し[注釈 27]、自分は高笑いと共に走り去るのがお約束。第47話のラストシーンでは、去り際に「受験生の諸君、くれぐれも裏口入学しないように」と受験生の視聴者へメッセージを送った。
- 厳格な審判ではあるが、情に流されたり、不正を見逃したり、どさくさに紛れて美味しいところを横取ろうとするなど、気まぐれかつ自分勝手な性格でもある。とはいえ、参加者たちの成長を促したり、名勝負を見せた彼らに礼を言うなど、どこか憎めない味のある人物。作業員や虚無僧などに変装して現れたり、銅像の中から出てきたり[ep 10][ep 17]と、奇抜な登場をすることが多い。好物はカレーライス[注釈 28]。好きな歌手はPUFFY[ep 22]。座右の銘は「I am the rule」[ep 4]。
- 自分のイニシャルを小百合に指摘されるまで「K・T」だと思っていた[ep 23](正しくはC・T)が、正しいイニシャルを知った後も以前の習慣でK・Tと書く癖が付いてしまっている[注釈 29]。このイニシャルの件から、譲たちに高円寺博士が変装した姿ではないかと疑われたこともあり[ep 4][ep 24]、最後のスターピース争奪戦では「とれない」ことに悩んでいたことから、ますます高円寺博士正体説が強まったが、最終回において博士とは別人だったことが判明[注釈 30]。結局、その正体は謎のまま終わってしまった。
- 登場する際の決め台詞は「ひとーつ、ひいきは絶対せずに! ふたーつ、不正は見逃さず! みっつ、見事にジャッジする! 審判ロボ・キャプテントンボーグ、ただいま見参!! この勝負、私が預かる!」。制裁を加える際には、「よっつ、容赦はせずに制裁だ!!」を口にする。スターピースモドキが取り付いたキャプテンスティックに台詞を取られたこともあった[ep 16]。
- トンデモジョーズに自身の制裁攻撃が通用しなかったことで審判ロボとしての未熟さを痛感し、修行に励んだ結果、体色が赤に変化し[2][注釈 31][注釈 32]、トンデモジョーズも退場させるほどのパワーアップを果たす[ep 21][ep 25]。
- 玩具は「スーパーチェンジシリーズ」のキャンペーン用懸賞品として前半の青トンボバージョンが商品化され、トーセンボとサウンドギミックを積んだバトルリング、キャプテンルーレットが付属した。トンボーグ本人にはキャプテンスティックを持たせられる他に、胸の得点盤の数字が背部レバーで変わるギミックがある。番組終盤では仕様変更の上一般販売も行われており、トンボーグは後半の赤トンボバージョンへと変更され、付属品もトーセンボのみとなった。キャプテンスティックはなりきり玩具としても発売された。キャンペーンの成功により、翌年は次作『テツワン探偵ロボタック』のみならず、スーパー戦隊シリーズ『星獣戦隊ギンガマン』でも同様のキャンペーンが展開された[35]。
- 脚本を担当した西園悟によれば、企画当初の西園が参加した時点ではキャプテントンボーグに相当する審判役となるキャラクターは存在しておらず、西園が企画書を執筆する際に追加した審判役となる「変なおじさん」がトンボーグの原型になったと自身のホームページにて証言している[36]。
朝日町の住人
朝日町の住民の苗字は、中央本線(旅客案内では「中央線」と呼ばれる範囲)の駅名から取られている[37][注釈 33]。
高円寺 譲 ()- 本作品の人間側の主人公。カブタックの親友兼パートナーであり、高円寺博士の孫[2]。9歳[38]→10歳[注釈 34]。1987年12月24日生まれのA型。朝日小学校の3年3組に転入し、第8話から進級して4年1組の生徒になる[2]。2学期からは理科係をすることになったが[ep 26]、文系の父親に似たため、本人としては不満。
- 運動神経も成績も良くはなく[2]、歌うのも苦手だが、ガッツは人一倍。スターピースを巡る冒険で成長していく。
- クラスメートの
立川 愛 ()に淡い好意を抱いたのも束の間、彼女がオーストラリアに引っ越すことを知ると、自力で入手したおうし座のスターピースの力で「東京の星空を見たい」という愛の望みを叶え、彼女に頬キスをしてもらった[ep 9]。その後、愛とは文通しており、バレンタインデーには彼女から本命チョコを貰っている[ep 4]。 吉祥寺 蔵之助 ()- 吉祥寺工務店の副社長[注釈 35]
吉祥寺 龍之介 ()の息子で、クワジーロの親友兼パートナー[2]。11歳[38]。 - 誰に対しても優しい性格で、蔵之助に助けてもらった恩があるクワジーロは彼を「男の中の男」と評価している。「ミスター朝日小」[38][2]、略して「ミスター」という愛称を持ち、スポーツ・学業・人格全て優秀だが、少々天然ボケ気味[注釈 36]。また、「メークドラマ」「メークミラクル」[38]といった言葉をよく口にし、精神論で押し切ろうとするところがある。中学はサッカーの名門・翼中を受験[ep 27]。北海道と沖縄にいとこがいる[ep 28]。
- 物語の始まる6年前、幼稚園児のころに朝日町に引っ越してきた[ep 29]。引っ越してきた当時は友達を作れずにいたが、後に日野透という友人ができて、彼が所持しているヒーローマンとカスケードンのソフビ人形で毎日遊んでいたが、透を交通事故で喪ってしまう[注釈 37]。透の形見のカスケードン人形が本物のスターピースの力で本当の怪獣になった事件において、カスケードンの唯一の弱点である「ヒーローマンのヒーローマンパンチ」を思い出し、カブタックにヒーローマン人形を貸したことで事件を解決。事件後、手に入れたおひつじ座のスターピースで透を生き返らせるようカブタックたちに勧められたが、「天国から無理に呼び戻されても、透くんは喜ばない」と拒否して、カスケードンに壊された街を元に戻すために使った。
三鷹 小百合 ()- 朝日小学校3年3組→4年1組の生徒で譲や蔵之助の友達[2]。9歳[38]。第2話から登場。
- テントリーナとは同じマンションの隣人同士で[2]、光夫という弟がおり、「バース」という名前のネコも飼っている[ep 30]。サバサバとした性格の持ち主で[38]、料理が得意だが、成績は譲同様あまり良くない[注釈 38]。うまい軒のラーメンが好きで、屋台のころから弟と共に良くしてくれた思い出と真心がこもった味、というのがその理由[ep 31]。
- 最終回の対決には参加せず、麗香や明たちと共にビーロボチームを応援した。
高円寺 寅彦 ()- 譲の父方の祖父。57歳[38][注釈 39]。
- ロボット工学の天才で、人間同様の自我を持って行動する高円寺式ロボットを造ってあちこちに売り込み、朝日町の各所にもそういった多くの高円寺式ロボットが日常生活に溶け込んでいる。
- 銀河古文書を解読し、スターピースを集めるためにビーロボを作った[2]。譲やビーロボからは慕われている一方、息子の正寅と義娘の円からは「変人」と呼ばれて嫌われている。歌好きだが、かなりの音痴[ep 22]。
- 良くも悪くもその行動には脈絡がなく、トラブルの元になりやすい。譲のために、夢を持つことの大切さを嘘の予言書という形で記した「後の祭」という本を作ったが、本の巻末に記したメッセージを読む前に譲が誤解したことから騒動になったこともあった[ep 30]。
- 以前、譲を驚かそうとゴリラの覆面を被ったところ取れなくなったため、円に外してもらったこともあり、これが「実はキャプテントンボーグに変装しているのではないか」という説の根拠にされたりもした[ep 24]が、本人はトンボーグとは一切面識がなく、最終回で初めて対面した際に「赤い縞々ロボット」と呼んだ。
- 終盤までスターピースの謎の続きが書かれた石板を探して世界中を巡っていたため、出番の多くが回想シーンであり、第29話にて立体映像や回想シーン以外で初めて登場した[注釈 40]。
- 黄緑色のコートとヘッドバンド、タイツがトレードマーク[注釈 41]。
- 衣装は志茂田の「いろんなロボットを作る博士だから、そこいらにいくらもいるおじさんおじいさんじゃ子供に夢を与えられない」という発想によるもので、「奇抜でインパクトのある自身のファッション+夢・ロマン」というコンセプト[39]。
高円寺 正寅 ()- 譲の父親で高円寺博士の息子[2]。35歳[38]。
- 会社員でゴルフが趣味。妻の円とは今でもアツアツの関係だが、気が弱く誰に対しても頭が上がらない性格のため、基本的には尻に敷かれている[2]。そのせいか普段は頼りない人物に見られがちだが家族を想う気持ちは誰よりも強く、家族が窮地に立たされた際には目上の人間に対しても臆せず啖呵を切る気概を見せるなど、土壇場で本領を発揮するタイプの人。父を嫌い、彼が造ったカブタックを厄介者扱いしながらも妻よりは寛容に接し、家族として受け入れていく。
- ストレス発散のため、家族に内緒でロックバンドを組んでいて、ボーカルを担当している[ep 32]。バンドでの名前は「タイガー」。バンド活動自体は高校のころから行っており、その当時はプロデビューも目指していた。しかし、破天荒な性格で家族に迷惑をかけ続ける父に反発する形で、真っ当なサラリーマンとしての道を選択、正寅自身も家族のことを第一に考える人間になったという。
- 第40話では、ゴルフクラブ目当てにシャークラーと組んで、スターピース争奪戦に初参加・初勝利。スターピースはモドキだったが、約束通り、ゴルフクラブを手に入れた[注釈 42]。
高円寺 円 ()- 譲の母親[2]。35歳[38]。旧姓は落合[ep 18]。
- 夫と同様に高円寺博士を嫌っており、「お爺ちゃん」とは呼ぶものの、愛称というより敬遠するための蔑称に近い[注釈 43]。カブタックやデンデンローラーのことも初見で「ガラクタ」と呼び、厄介者扱いしたが、根っから嫌っているわけでもない様子。夫を尻に敷くほど気が強く口も悪いが、本気で怒られたり逆らわれると途端に弱気になる。
- 幼少時、節分で鬼役の人(正体は祖父)に追い回され、その恐怖に泣き叫んだことがトラウマになっているため、節分の季節になると凶暴化して、少しでも鬼を連想させる者を見ると誰彼構わず容赦なく豆をぶつけてしまう悪癖を持つ[ep 12]。学生時代の成績は息子と同等か、それ以上に悪かった[ep 18]。
小金井 太郎 ()- 骨董品屋「阿弥陀屋」の店主。45歳[38]。第2話から登場。
- 鑑定士でもあり、作中番組『ズバリ! お宝鑑定局』にも出演している。そのため周囲からは人格者として見られているが、本性は母親譲りのとてつもなく強欲な性格で、「叩いて叩いて安く買い、手段を選ばず高く売る」が信条の悪徳商人という裏の顔を持つ。スターピースで金を稼ごうと悪巧みをし、度々コブランダー一味とつるむが[38]、その度に失敗を繰り返し、勝利してもスターピースモドキを掴まされる[注釈 44]。
- 第50話でスターピース騒動のどさくさによる巻き添えで店と骨董品の大半を焼失[注釈 45]。さらに運悪く『ズバリ! お宝鑑定局』も打ち切りが決まり[ep 24]、その後はゴミ捨て場から拾ってきた骨董品とは名ばかりのガラクタで仮店舗を開くまでに落ちぶれてしまう。最終回のエンディングでは、ゴミ捨て場から仏像を拾っていた。
- 第34話で明かされた実家の住所は「
翼鱶 ()県・翼罵詈 ()群・剛抑 ()町・字沃棒78-3」、郵便番号は「002-24」、電話番号は「0800-51-780」。 - 第45話でカブタックたちがタイムスリップした江戸時代の花咲かず沼の村の村長は、外見・中身いずれも小金井とそっくりだった。
荻窪 明 ()- 蔵之助のライバル。11歳[38]。第2、24、47、52話に登場。
- プライドが高く、理屈屋で傲慢なところも見られる。第2話ではコブランダーチームと組んでのPK戦、第24話では磯釣りで蔵之助と対決するも勝てなかったが、第47話でのクイズ対決で悲願の勝利を果たし、蔵之助の励ましを受けて志望校の襟糸中学を受験する決意を固める。クイズ対決以降、蔵之助と和解したことで性格も丸くなった。
- 両親との3人家族であり、父親は正寅が勤めている会社の取引先の専務。明の傲慢さは父親譲りであり、接待とはいえ、口の悪さで正寅に威張り散らした上、帰りの車内で息子が「自分が蔵之助との磯釣り対決で負けた理由は網係の譲がもたもたしていたからだ」と譲を責め立てたのを鵜呑みにして、正寅に責任のない譲を土下座させるよう命じるが、逆に正寅を怒らせてしまう[ep 14]。その場では正寅を脅して別れたが、その日のうちに自身の会社が倒産し、以降は夫婦で内職をして生計を立てるようになった。最終回では小百合、麗香らと共にビーロボチームを応援した。エンディングでは蔵之助と一緒に登校している。
- 演者の石井は本作品の放送期間中に子役を辞めていたものの、第2話での出演の繋がりから番組終盤まで引き続き出演している[40]。
大久保 麗香 ()- 小百合のライバル。13歳[38]。第3、22、23、31、43、52話に登場。
- とても悪い意味で存在感のある「お嬢様グループ」のリーダー格で、高慢かつ慇懃無礼な独善主義者。自分より上に立つ相手にはありとあらゆる嫌がらせを平気で行い、また勝つためなら様々な妨害も辞さない悪辣さを持っている。その性格からコブランダーと何度もつるんだ。泳ぎが苦手。
- 麗香自身は大久保家の末子であり、2人の姉がいる[注釈 46]。しかし、性格は姉妹揃ってほぼ同じ。多くの部下を従えているが、ほとんど名前を呼ばれておらず、名前があるのは、執事の豊田だけだった。
- 最終回では小百合、明らと共にビーロボチームを応援した。エンディングでは小百合と談笑していたが、直後に口論を始める。
- 髪は当初はロングヘアだったが、第31話からショートヘアになった。
中野 美樹 ()- 朝日町をパトロールする婦警(巡査[38])。21歳[38]。第5話から第27話、『クリスマス大決戦!!』に登場。
- 交通課に勤務しているが、そのことには不満を漏らしている。初登場時にカップ麺を潰された恨みからミニパトを乱暴に乗りまわしたりするなど何事にも行き当たりばったりな上に、都合が悪くなれば「笑って許して」と勝手に有耶無耶にしようとするなど、いい加減で傍若無人な性格。
- 団子が大好物であるためダンゴロンに気に入られているが、ダンゴロンは女性の顔の見分けがつかないため無視されることも多い。
- 第48話で「畑仕事がしたい」という理由から警察を退職し、田舎に帰ってしまったことが、AP717の口から語られた。
- AP717
- 美樹とコンビを組んで朝日町をパトロールする婦警型ロボット。第5話から第16話、第48話、『クリスマス大決戦!!』に登場。
- 美樹のいい加減さにはいつも手を焼かされているが、自身も融通の利かない性格をしており、言い争いが絶えない。
- 朝日町には彼女以外にも多くのロボットが働いており、第46話でトビマスカイが入院した病院の看護婦ロボットはAP717に酷似している。また次作『テツワン探偵ロボタック』第7話にも、AP717に酷似したロボットが登場している。
国立 準一郎 ()- 第36話に登場。朝日小学校の音楽教師だったが[38]、テレビののど自慢番組で優勝したのをきっかけに歌手デビューが決定し、学校を退職した。カブタックそっくりの声を持つ[注釈 47]。
注釈
- ^ 書籍『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』では、敵キャラクターがレギュラー化したのは、前作『ビーファイターカブト』のビークラッシャーの流れを汲んだものと記述している[4]。
- ^ 同じく昆虫モチーフのクワジーロ、テントリーナも同様。
- ^ テントリーナのバイト先の飲食店では皿を割り、阿弥陀屋では掛け軸と壺を壊し、クワジーロの仕事先ではペンキをこぼし、譲の教室での授業では居眠りをした。
- ^ 名称は第28話でのシャークラーの解析で判明。
- ^ バンダイデザイナーの野中剛は、個人用のアイテムとしては地味すぎたことを反省点として挙げている[8]。
- ^ ただし第41話では本物のカブタックがどれかを見抜けず、テントリーナの隣にいた偽カブタックと合体。
- ^ 書籍『ビーロボカブタック超全集』では、睡眠学習の結果と推測している[19]。雑誌『宇宙船』Vol.160では、九州弁と記述している[2]。
- ^ 手がハサミになっていたり、横の動きが素早いなど[23]、各要素はカニと混同されている。書籍『メタルヒーロー最強戦士列伝』ではカニ型と記述している[14]。
- ^ 第42話では団子屋に扮したシャークラーも見抜けなかったが、医者に扮したシャークラーは見抜けた。
- ^ 第41話では偽カブタック4体+本物のカブタックを見て「カブタックがたくさんいる幻覚を見た」と勘違いしてしまい、もう一度修行に出てしまった。
- ^ カブタックとクワジーロが単独でスーパーチェンジできないことを良しとしなかったのは、「友情コマンダーが悪人に渡った場合」を危惧したのも理由の一つであるということが第17話で語られた。
- ^ ダンゴロン開発時に高円寺博士が唯一所持していた物。なお、ダンゴロンにスターピースを保管する直前、博士はそれを使用し願いを叶えたが、どんな願いを叶えたかはダンゴロンも教えてもらえず、トンデモジョーズの登場によって初めて知ることとなった。
- ^ かつて高円寺博士がスターピースの研究のため、同地にある電波天文台目当てに頻繁に訪れていたのが理由。
- ^ 第24話ではコブランダー一味がスーパー仕掛け網で魚を乱獲していたのを見て魚を逃がし、第41話では池にテストを捨てた譲、小百合、蔵之助を注意した。
- ^ 第23話で初めてスーパーモードのコブランダーと対峙した時はコブラがモチーフだと気付かず、ノーマルモードに戻ったのを見た時に初めて動揺した。
- ^ 主婦に扮したガニランがマシンの中でスーパーチェンジしてダイエットしたように見せかけるだけ。
- ^ 第43話。スターピース争奪戦後に見事引き当てたが、ガラガラを勢いよく回し過ぎたために玉が飛び出し、そこにたまたま現れた小金井が玉を飲み込んでしまったことで努力が水の泡となったかに思われたが、その後第46話で「福引きで手に入れたカップ麺もこれが最後だ」という発言していることから、有効とみなされたことが判明した。
- ^ 脚本を担当した山田隆司によれば、この失恋がきっかけで、コブランダーは人間不信に陥りグレてしまったそうである[29]。
- ^ 同話では秘書から株が暴落したことを聞き、スターピース争奪戦を抜け出して会社に戻っている。
- ^ トンデモジョーズを使っての綱引き対決では、1度目はスパイドンが業者に売るための空き缶をコクピットのペダル部分に置き忘れていたことに、2度目はクワジーロのハサミックカッターで右足にダメージを与えられていたことに、いずれも気づかなかったことが原因で敗北した。なお、右足のダメージは敗北後に回復している。
- ^ ゲロタンには苦手なヘビを使って脅迫を行うが、ゲロタンはすでにヘビ嫌いを克服しており、ゲロタンがヘビと戯れる姿を気持ち悪がって退散。クワジーロ懐柔の際には、第30話で断られた反省を踏まえ、蔵之助と仲良くなってから行おうとしたが、蔵之助の天然ぶりに振り回されて断念。テントリーナにはバラの花束と恋愛交際で懐柔を行うが、テントリーナがアルバイトを優先したために失敗。
- ^ 第30話の冒頭では、この過去を夢に見てうなされている。
- ^ ノーマルモードは存在しない[32]。
- ^ ビーロボではないため、トンボ型バイオチップであるかどうかは不明[34]。
- ^ 第16話のダンゴロン争奪戦、第37話のスターピース無断使用の犯人探し、第51話のコブランダー一味の喧嘩(トンボーグをおびき出すための芝居)、最終回の雪上ラグビー対決。
- ^ ただし毎回ではなく、キャプテンルーレット登場後もスターピースが取り付いた物にちなんだ対決をその場で考えたり、自分の意図に沿うように故意にルーレットを止めたりすることがある。第29話ではキャプテンルーレットが故障してしまい、「サイコロを振って大きい目を出した方が勝ち」という対決を急遽行った。また、第22、23話(前半戦)では諸事情によりトンボーグ以外の人物が対決の内容を決めている。
- ^ 第20話ではガニランとスパイドンが感動的な和解を果たしたことを尊重し、敗者退場は行わなかった。
- ^ 第39話では、口を開けて大福を食べるシーンがある。
- ^ 第50話でホワイトデー用のプレゼントに添えるメッセージカードを作っていた時は「K・T」と誤記していたが、第46話で野球選手に変装して現れた時には、胸元に記された「K・T」のイニシャルをわざわざ「C」に訂正して着用していた。
- ^ 最終回の脚本では「前話でトンボーグが『とれない』と悩んでいたのは『マスク』ではなく『足の裏に付いてしまったガム』だったことを明かす」と書かれていたが、作中ではカットされた。
- ^ 『クリスマス大決戦!!』では撮影時期の都合から元の青いボディで登場したが、劇中でスパイドンから色が戻っていることを指摘された際、「冬だというのに、夏のような暑さになったことで、色が戻ってしまった」と返答している。
- ^ 書籍『ビーロボカブタック超全集』では「紅白バージョン」[34]、書籍『宇宙船 YEAR BOOK 1998』では、前者を「春・夏モード」、後者を「秋・冬モード」と記載している[32]。
- ^ 小金井のみは武蔵小金井→小金井武蔵→小金井太郎と変化した名残とされている[37]。
- ^ 『クリスマス大決戦!!』で誕生日を迎える。
- ^ 社長は蔵之助の母親で、香港に出張中。龍之介は婿養子にあたる。
- ^ 第2話では譲の名前を度々間違えたり、第41話では名前の書き忘れによりテストで0点を取ってしまったこともある。
- ^ 事故が起こった理由は、引っ越す前に蔵之助にカスケードンを譲ろうと急いでいた直後、トラックに轢かれてしまったため。カスケードン事件後、蔵之助の手でヒーローマンとカスケードンが墓前に供えられた。のちに最終回では、カスケードンの姿をした化身が登場している。
- ^ 第41話で映ったテスト(算数)の点数は譲より低い5点。ただし頭の回転が悪いわけではなく、キャプテントンボーグが自分の英語のスペルである「K」と「C」を勘違いしていた際は、真っ先にそれを指摘している。
- ^ 当時の志茂田と同じ年齢でもある。[独自研究?]
- ^ シャークラーの封印が解かれたことを知り、一旦石板探しを中断して朝日町に戻ることにしたものの、その矢先に発生した地震で新しい石板が出現したため断念。その後、おとめ座のスターピースの力で短時間ながらも呼び出され、ザブットパーツについて言及した後、次にスターピースを入手した時に備えてシャークラーに対抗する策を考えておくようにと譲に伝えて元の場所に戻された。
- ^ 最終回のエピローグでは紫のラインが入っている黒いコートを着ていた。
- ^ クワジーロたちの懐柔に失敗した直後、正寅と出会ったシャークラーは「ゴルフクラブをプレゼントするので、カブタックの持っているスターピースを全部譲ってほしい」と交渉を行い、小遣い全部を叩いてゴルフクラブを購入・プレゼントしたが、交渉時の正寅は酔っぱらっていたために約束を覚えていなかった。そのため、最初はゴルフクラブを取り返そうとしたが、直後に勃発したスターピース争奪戦において「ゴルフクラブをプレゼントする代わりに、自分と組んでほしい」と新たな交渉を持ちかけ、味方にする。勝利はしたが、スターピースはモドキだったため、ゴルフクラブを再度取り返そうと正寅を追いかけまわした。2話後の第42話で正寅がシャークラーが購入したゴルフクラブを使うシーンがあったため、取り返せなかったことが判明した。
- ^ 正寅と結婚した当初は高円寺博士を嫌っておらず、むしろ嫁入り道具を売ったり内職をして博士の研究費を工面し、献身的に支えていた。しかし、内職続きが原因で円が体調を崩しても博士は彼女を気にかけなかったため、博士を忌み嫌うようになった。
- ^ 第15話では表彰されたが、「金にならない」とぼやいている。
- ^ 体を温めるために外で使用していた火鉢が店の中に転がり、掛け軸に火が燃え移った。
- ^ 長姉の
麗子 ()・20歳、次姉の麗奈 ()・16歳[38]。どちらも第22、23話のみ登場。 - ^ 演じたのが草尾本人であるため。
- ^ スターピース争奪戦の最中、譲が「スーパー釣り竿を少しの間で良いから貸して」と土下座してまで懇願したことに心打たれたトンボーグが休憩という形で許可したことで貸してもらった。
- ^ ノーマルモード時の頭部。
- ^ ノーマルモード頭部の両横に付いているひれパーツを上下に結合させた片刃剣。
- ^ ノーマルモードの頭部を分離し、スーパーモードの腕に再結合させた盾。
- ^ 香坂真帆によれば、当時話題の13星座占いになぞらえているとのこと[37]。
- ^ 例えば車に取り付いて、その車を猛スピードで爆走させるなど。
- ^ 第40話ではシャークラーが「カブタックが保管している全てのスターピースを持って来てほしい」と願ったが、モドキであったため叶わなかった。
- ^ 第37話での譲の台詞より。
- ^ 第34話では古漬けに変わってしまった。本物のスターピースは誰かに剥がされる前なら自分の意思で物体から離れて、また別の物体に取り付くことができる。
- ^ 当時のラッキィ池田のトレードマークだった。
- ^ 本人いわく、こちらが本来の姿らしい。
- ^ スーパー郵便ポスト[ep 28]、カスケードン[ep 29]、スーパーミイラ[ep 33]、スーパー下駄箱[ep 13]、ナオミ[ep 34]、スーパー携帯電話[ep 15]、スーパービート板[ep 35]、スーパーくす玉[ep 22]、スーパー銅像[ep 17]、スーパーカメラ[ep 18]、スーパー歴史図鑑から実体化した恐竜[ep 36]、スーパーフォーク[ep 37]。
- ^ 野中は、この時の後悔が後に『炎神戦隊ゴーオンジャー』での炎神ソウルの開発につながったと述べている[45][44]。
- ^ 第33話を除くタイトルコールも兼任。
- ^ a b c d e f g h i j ノンクレジット。
- ^ 『北京原人 Who are you?』からのゲスト出演。
- ^ オープニングクレジットでは「ラッキー池田」と表記。
- ^ 日笠は山田とは直接のつきあいがなく、旭通信社からの紹介であったと述べている[44]。
- ^ 第35話と最終回ではノンクレジット。
- ^ 劇中では小百合ちゃんチームと呼称。
- ^ 23話前半まで継続。
- ^ 100メートル走、パン食い競走、綱引き、玉入れ、応援合戦、騎馬戦、組体操、2人3脚、槍投げ
- ^ 11月2日は「第29回全日本大学駅伝」中継のため放送休止。
- ^ 11月9日は『27時間チャレンジテレビ』放送のため休止。前日の同番組内には「幸運のサポーター」としてカブタックが特別出演した。
- ^ 劇中では「カブタックチーム」と呼称されている。
- ^ 本来の放送時間帯にローカル番組を放送していた関係で、1週遅れの日曜7:30 - 8:00に放送されていた。
- ^ 富山県でのメタルヒーローシリーズ作品の放送は、北日本放送における『宇宙刑事ギャバン』の放送以来およそ15年ぶりである。
- ^ 第25話と第26話は、高校野球中継の関係で未放映。
参照話数
- ^ 第1話
- ^ 第22話
- ^ 第16話
- ^ a b c d e 第50話
- ^ a b c 第30話
- ^ a b 第39話
- ^ 第40話
- ^ 第9話
- ^ a b 第14話
- ^ a b c d 第13話
- ^ 第19話
- ^ a b c 第48話
- ^ a b 第17話
- ^ a b 第24話
- ^ a b 第25話
- ^ a b 第35話
- ^ a b c 第38話
- ^ a b c d 第41話
- ^ 第43話
- ^ 第44話
- ^ a b 第32話
- ^ a b c 第36話
- ^ 第37話
- ^ a b c 第51話
- ^ 第33話
- ^ 第29話
- ^ 第47話
- ^ a b 第8話
- ^ a b 第10話
- ^ a b 第18話
- ^ 第3話
- ^ 第6話
- ^ 第15話
- ^ 第20話
- ^ 第31話
- ^ 第42話
- ^ 第46話
出典
- ^ 最強戦士列伝 2014, pp. 184–185, 「総論『カブタック』とは何だったのか? 愉快なビーロボが活躍する特撮ファミリードラマ」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 宇宙船160 2018, pp. 90–91, 「宇宙船Archives ビーロボカブタック」
- ^ 特撮全史 2020, p. 76, 「ビーロボカブタック」
- ^ 奇怪千蛮 2017, p. 248, 「ビーファイターカブト」
- ^ 佐藤忠博(編)「ロボコン新旧徹底比較」『電撃特撮通信』Vol.1、メディアワークス、1999年10月20日、96頁、ISBN 4-8402-1210-4。
- ^ 最強戦士列伝 2014, pp. 190–191, 「総論『ロボタック』とは何だったのか? 推理クイズの要素も取り入れバラエティ豊かな作品に」
- ^ スタジオたるかす 編「プレックス座談会」『ROMAN ALBUM HYPER MOOK 2 超合金魂 ポピー・バンダイキャラクター玩具25年史』徳間書店、1998年3月10日、82頁。ISBN 4-19-720035-8。
- ^ a b c d e f 宇宙船160 2018, pp. 94–95, 野中剛「TSUYOSHI NONAKA PRESENTS SUPER MODE OF TOEI METAL SPIRIT 第3回 俺たち最強!ナンバーワンの一番星!!」
- ^ a b c 宇宙船164 2019, pp. 104–107, 「[対談]日下秀昭×野中剛」
- ^ unbotが日本IPの越境を支援!東映特撮「ビーロボカブタック」の中国展開をスタート 日本のキャラクター・作品を中国でビジネス最大化、中国公式SNSの運用も開始(PRタイムス、2022年8月2日)
- ^ 事前受付1万5000個突破!unbotが「ビーロボカブタック」プラモデルの中国発売を支援 中国SNS・Weiboを運営して認知拡大、日本のIPを越境サポート(PRタイムス、2023年6月20日)
- ^ a b c d e f g h i j 超全集 1998, pp. 4–5, 「スターピースってナニ?/これがビーロボだ!!」
- ^ a b c gvsg 2012, p. 66, 「メタルヒーロー クロニクル」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 最強戦士列伝 2014, pp. 182–183, 「スターピースをめぐるビーロボたちの大争奪戦!」
- ^ 宇宙船YB 1998, p. 36
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 超全集 1998, pp. 6–7, 「1号機カブタック」
- ^ a b 最強戦士列伝 2014, pp. 180–181, 「ビーロボカブタック」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 超全集 1998, pp. 8–9, 「ブットビカブタック、ドリルットカブタック、ザブットカブタック」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 超全集 1998, p. 10, 「2号機クワジーロ」
- ^ a b c d 仮面俳優列伝 2014, pp. 91–99, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 08 おぐらとしひろ(東映ヒーローMAX vol.34掲載)」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 超全集 1998, p. 11, 「3号機トビマスカイ/デンデンローラー」
- ^ 宇宙船YB 1998, p. 22
- ^ a b c d e f g h i j k 超全集 1998, p. 12, 「4号機ガニラン」
- ^ a b c d e f g h i j k l m 超全集 1998, p. 13, 「5号機スパイドン」
- ^ a b c d e f g h i j k l m 超全集 1998, p. 14, 「6号機ダンゴロン」
- ^ ビーロボ カブタック 第47話
- ^ a b c d e f g h i j k l m 超全集 1998, p. 15, 「7号機ゲロタン」
- ^ a b c d e f g h i j k l 超全集 1998, p. 16, 「8号機コブランダー」
- ^ “ビーロボ カブタック 第31話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2012年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 超全集 1998, p. 17, 「9号機シャークラー」
- ^ a b c d e f g h i j k 超全集 1998, p. 18, 「10号機テントリーナ/カブタックドーム」
- ^ a b c 宇宙船YB 1998, p. 23
- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 191
- ^ a b c d e f g h i j k l 超全集 1998, p. 19, 「キャプテントンボーグ」
- ^ 野中剛「SUPER HERO Design BRASHUP! いろいろやった年」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1998 星獣戦隊ギンガマン》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年2月8日、34頁。ISBN 978-4-06-513647-8。
- ^ 西園悟. “ビーロボカブタック裏話 西方楽園”. 2014年6月4日閲覧。
- ^ a b c d 杉先睦雄(編)「香坂真帆の観たまま瓦版 第13巻」『宇宙船』Vol.80、朝日ソノラマ、1997年6月1日、53頁、雑誌コード 01843-06。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 超全集 1998, p. 22, 「朝日町の人々」
- ^ 志茂田景樹. “カブタックは永遠に生きるロボットになった 高円寺寅彦の感慨 志茂田景樹オフィシャルブログ”. 2017年9月6日閲覧。
- ^ “ビーロボ カブタック 第48話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2018年9月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 超全集 1998, p. 21, 「ドデカブタック」
- ^ a b c d e f g h i 超全集 1998, p. 20, 「トンデモジョーズ」
- ^ 奇怪千蛮 2017, p. 284, 「ビーロボカブタック テツワン探偵ロボタック 怪人デザインCOLLECTION」
- ^ a b c d 宇宙船160 2018, pp. 96–97, 「日笠淳×野中剛 特別対談」
- ^ 野中剛「SUPER HERO Design BRUSHUP! ガブガブからドルドル」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀』 vol.8《炎神戦隊ゴーオンジャー》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年5月25日、34頁。ISBN 978-4-06-509519-5。
- ^ 鈴村展弘@公式アカウント @suzu_n_official 2022年3月4日のツイートより
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 超全集 1998, p. 58
- ^ “ビーロボ カブタック 第50話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2011年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e “うるうる…”. 「motoブログ」(中川素州公式ブログ) (2009年2月11日). 2011年5月4日閲覧。
- ^ 仮面俳優列伝 2014, pp. 133–142, 「第4章 東映ヒーロー史に刻み込まれた匠の技と業 12 日下秀昭」
- ^ 「LIST OF WORKS おぐらとしひろ」『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日、74頁頁。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- ^ “ビーロボ カブタック 第47話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2011年5月4日閲覧。
- ^ “ビーロボ カブタック 第18話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2011年5月4日閲覧。
- ^ a b 仮面俳優列伝 2014, pp. 81–90, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 07 今井靖彦」
- ^ “ビーロボ カブタック 第23話”. ビーロボ カブタック 東映公式サイト. 2011年5月4日閲覧。
- ^ “渡辺実”. ジャパンアクションエンタープライズ. 2013年8月20日閲覧。
- ^ 仮面俳優列伝 2014, pp. 23–35, 「第1章 Mr.平成ライダー&Mr.レッドの軌跡 02 福沢博文(東映ヒーローMAX vol.44掲載)」
- ^ 64cd932a07f2465のツイート(1414075634507149312)
- ^ 64cd932a07f2465の2022年4月13日のツイート、2022年4月21日閲覧。
- ^ 超全集 1998, p. 52, 「スーパーグッズ全図鑑」
- ^ a b c d 超全集 1998, p. 57, 「ビーロボカブタック放映リスト」
- ^ a b c 超全集 1998, pp. 23–40, 「ビーロボカブタック全エピソードガイド」
- ^ “テツワン探偵 ロボタック 第17話”. 東映. 2013年4月30日閲覧。
- ^ “交通安全・防災・防犯”. せんだいメディアテーク. 2013年4月30日閲覧。
- ^ https://web.archive.org/web/20031212062202/http://www.geocities.jp/hideone_bb/robocon/event/event_02.htm
出典(リンク)
固有名詞の分類
コメディドラマ |
恋するハリウッド日記 Mr.ビーン ビーロボカブタック 宇宙犬作戦 じゃじゃ馬億万長者 |
架空のロボット |
ガミアQ ミニドラ ビーロボカブタック コピーロボット 4-LOM |
メタルヒーローシリーズ |
特警ウインスペクター ビーロボカブタック 特捜ロボ ジャンパーソン 重甲ビーファイター 巨獣特捜ジャスピオン |
- ビーロボカブタックのページへのリンク