火葬とは? わかりやすく解説

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か‐そう〔クワサウ〕【火葬】

読み方:かそう

[名](スル)遺体焼き残った骨を葬ること。荼毘(だび)。「—に付す

[補説] 日本では法律墓地、埋葬等に関する法律)で死後24時間経過しないと火葬にはできない

「火葬」に似た言葉

火葬

読み方:カソウkasou

死骸を火で焼き拾骨して容器収め埋葬する方法

別名 荼毘(だび)


火葬 【かそう】

死体を火で焼き残った骨をすること。日本は火葬率99%で世界一世界的には火葬率が上昇傾向にあるが、まだ土葬主流日本の火葬は欧米とは異なりきれいに遺骨形状が残るよう工夫される。火葬には自治体発行する火葬許可証が必要。火葬後に骨を拾い骨壷または骨箱納めることを拾骨収骨骨上げと言う。火葬後に火葬許可証は火葬済の証印押して返却されるが、これは納骨時に墓地または納骨堂管理者提出する分骨するときは申請すれば火葬場で火葬証明書発行

火葬

作者ほりえすすむ

収載図書初恋どきどきプレゼント
出版社ポプラ社
刊行年月1987.9
シリーズ名創作こども文学


火葬

作者千人

収載図書出棺短編小説集 1
出版社青英舎
刊行年月1997.1
シリーズ名FIELD NOTE BOOK


火葬

作者クリストファー・プリースト

収載図書限りなき夏
出版社国書刊行会
刊行年月2008.5
シリーズ名未来の文学


火葬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 22:43 UTC 版)

火葬(かそう)とは、葬送の一手段として遺体焼却することである。また、遺体の焼却を伴う葬儀のことも指す。


注釈

  1. ^ 水谷真成訳『大唐西域記』巻6、藍摩国3.4の注に、「『玄応音義』五に「耶旬 或いはこれを闍維といい、或いは闍毗という。同一の義なり。正しくは闍鼻多 jhāpita という。義はこれ焚焼なり」とある。日本語中の漢語「荼毘」は Pa. jhāpeti の下略形。」とある。サンスクリットではない。なお、jhāpitajhāpeti の受動分詞。
  2. ^ 「行軍中の兵士が死んだ場合は焼いてその場に埋める」ように記述されており、東国から動員された防人が死んだ際も、柩を給付して焼くようにという記事がある[10]

出典

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  2. ^ 山田康弘「縄文時代の子供の埋葬」『日本考古学』Vol.4 (1997) No.4 pp.1-39, doi:10.11215/nihonkokogaku1994.4.1
  3. ^ 奈良貴史、佐伯史子、萩原康雄、澤田純明「日本の古人骨に関する文献(2006~2015年)」Anthropological Science (Japanese Series)., Vol.124 (2016) No.2 pp.93-148, doi:10.1537/asj.124.93
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  6. ^ テキスト / 古墳の禁止と火葬の始まり 船橋市
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  8. ^ a b 火葬”. 日本大百科全書(ニッポニカ)/コトバンク. 2020年8月6日閲覧。
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  10. ^ 藤井正雄『仏教早わかり事典』(日本文芸社 1997年)p.149.
  11. ^ 鳴海徳直『ああ火葬』(新潟日報事業社)1995年5月初版
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  19. ^ “ご喪儀:火葬を検討 陵は合葬も視野に…宮内庁長官”. 毎日jp (毎日新聞社). (2012年4月27日). オリジナルの2012年4月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120428170019/http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m040012000c.html 
  20. ^ a b c d e f g 今後の御陵及び御喪儀のあり方について 宮内庁 2013年11月14日発表(12月12日補足事項追加)
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  28. ^ 海外の葬送(散骨) 後編 | 格安2.3万円の海洋散骨(東京湾、神奈川)- 蒼(そう)コーポレーション
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  38. ^ ※記事名不明※『中日新聞』朝刊2020年4月3日24面
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  50. ^ “遺灰から貴金属回収、自治体収入に 遺族には知らせず”. asahi.com (朝日新聞社). (2009年1月12日). オリジナルの2009年1月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090116021600/http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY200901120227.html 



火葬(1体あたり)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/05 05:33 UTC 版)

しののめの里」の記事における「火葬(1体あたり)」の解説

12歳上 - 組市町1万円、その他8万円12歳未満死産児妊娠4ヶ月以上) - 組合市町民5千円、その他4万円小動物(50kg未満) - 組合市町民2万円、その他4万円。 ※不燃物危険物燃えにくい物(布団毛布衣類辞書等本類)は入れることができないほか、宮型霊柩車乗り入れ禁止

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火葬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 18:55 UTC 版)

陳彦霖死亡事件」の記事における「火葬」の解説

法医学者の馬宣立(Philip Beh Swan-lip)は、陳の遺体の発見から火葬に至るまでの状況疑わしい主張している。それによると、通常海で全裸遺体発見され場合事件性強く疑われるため徹底的な捜査が行われるが、本件では陳の遺体予備検死後、急いで火葬され捜査打ち切られている。馬宣立は、警察捜査検死に関する情報をもっと公表すべきであり、死因審問警察違法行為疑い究明するために行われるべきと主張したまた、市民の間では死後すぐに陳の遺体の火葬を許可したとして警察非難する声が広がったが、警察検死官正当に火葬を許可した反論した

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火葬

出典:『Wiktionary』 (2021/12/11 13:06 UTC 版)

名詞

 かそう

  1. 葬るために遺体を焼くこと。
  2. 遺体焼いて、骨を墓に埋めること。

関連語

複合語


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