新幹線N700S系電車
N700S
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:27 UTC 版)
詳細は「新幹線N700S系電車」を参照 2016年(平成28年)6月24日、JR東海が「N700S」(「S」は Supreme の略で「最高の」の意味)導入を発表。乗車定員の1,323席すべてに電源コンセントが設置されるほか、地震発生時の停止距離が5%短縮、異常時には車内防犯カメラの映像を総合指令所でも確認可能、自然災害等による長時間停電時においても避難が容易な場所まで自力走行が可能な、新幹線では初となるバッテリ自走システムの搭載などの安全対策が強化されている。また、先頭形状は空気抵抗やトンネルに入る際の騒音を軽減する改良がなされ、N700A系と比較して編成総重量の15トン軽量化や使用電力量の7%削減に寄与している。2018年(平成30年)3月に試験車を登場させ、2020年(令和2年)7月1日に営業運転を開始した。 J・H編成(0番台・3000番台)16両編成が運用される。 以上の新幹線営業車両の諸元をまとめ下表に示す。形式によって複数の仕様を持つものは、断りのない限り代表的な値を示した。増備中の形式の製造両数は括弧書きで記述。 表 - 新幹線営業車両の諸元形式0系100系300系500系700系N700系新製時の編成12両・16両 16両 16両 16両 16両・8両 16両・8両 最高速度(km/h)220 (210) 220・230 270 300 285 300 編成質量(16両)967 t 839 t・852 t 711 t 688 t 708 t 700 t 車体材質普通鋼 アルミニウム合金 編成出力(16両編成時)11,840 kW(16M) 11,040 kW(12M4T) 12,000 kW(10M6T) 17,600 kW(16M) 13,200 kW(12M4T) 17,080 kW(14M2T) 電動機直巻整流子電動機 かご形三相誘導電動機 製造初年1964年 1985年 1992年 1997年 1999年 2007年 製造両数3,216両 1,056両 1,120両 144両 1,328両 (2,000両) ^ 0系の最高速度は1986年10月31日まで210 km/h。#所要時間の推移も参照。 ^ a b 100N系グランドひかり編成 ^ 編成出力におけるM・Tは、それぞれ編成中における電動車(モーター付車両)・付随車(モーターなし車両)の両数を示す。 ^ 製造両数は、国鉄、JR東海、JR西日本およびJR九州(N700系R編成のみ)の合計。 ^ 2014年4月1日現在。N700A、N700A改造車含む。N700系は増備継続中。製造両数はZ0編成を除く両数。
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N700S
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詳細は「新幹線N700S系電車」を参照 2016年(平成28年)6月24日、N700系のさらなる進化を遂げた「N700S」(「S」は Supreme の略で「最高の」の意味)を発表。乗車定員の1,323席すべてに電源コンセントが設置されるほか、地震発生時の停止距離が5%短縮、異常時には車内防犯カメラの映像を総合指令所でも確認可能、自然災害等による長時間停電時においても避難が容易な場所まで自力走行が可能な、新幹線では初となるバッテリ自走システムの搭載などの安全対策が強化されている。また、先頭形状は空気抵抗やトンネルに入る際の騒音を軽減する改良がなされ、N700A系と比較して編成総重量の15トン軽量化や使用電力量の7%削減に寄与している。2018年(平成30年)3月に試験車を登場させ、2020年(令和2年)7月1日に営業運転を開始した。 以上の新幹線営業車両の諸元をまとめ下表に示す。形式によって複数の仕様を持つものは、注記がない限り代表的な値を示した。増備中の形式の製造両数は括弧書きで記述。 表:東海道新幹線営業車両の諸元形式0系100系300系500系700系N700系新製時の編成12両・16両 16両 最高速度(km/h)東海道220 (210) 220 270 285 山陽220・230 270 300 285 300 編成質量(16両)967 t 839 t・852 t 711 t 688 t 708 t 713 t 車体材質普通鋼 アルミニウム合金 編成出力(16両編成時)11,840 kW(16M) 11,040 kW(12M4T) 12,000 kW(10M6T) 17,600 kW(16M) 13,200 kW(12M4T) 17,080 kW(14M2T) 電動機直巻整流子電動機 かご形三相誘導電動機 製造初年1964年 1985年 1992年 1997年 1999年 2007年 製造両数3,216両 1,056両 1,120両 144両 1,200両 (1,760両) ^ 0系の最高速度は1986年10月31日まで210 km/h。#所要時間と最高速度も参照。 ^ N700A・N700A改造車のみ。2015年3月13日までは全編成が270 km/h。#所要時間と最高速度も参照。 ^ a b 100N系(グランドひかり編成)を示す。 ^ 編成出力におけるM・Tは、それぞれ編成中における電動車(モーター付車両)・付随車(モーターなし車両)の両数を示す。 ^ 700系の製造両数には、東海道新幹線に乗り入れない車両を除く。 ^ 2014年4月1日時点。N700A、N700A改造車含む。東海道新幹線に乗り入れない車両を除く。
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