駆逐艦そよかぜのクルー達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 16:10 UTC 版)
「無責任艦長タイラー (アニメ)」の記事における「駆逐艦そよかぜのクルー達」の解説
ジャスティ・ウエキ・タイラー少佐(艦長・20歳) 声 - 辻谷耕史 本作の主人公。「楽がしたいから」という理由で軍に入隊。年金課に配属され、年金を届けに行ったハナー元提督宅にてテロリストの立て篭もりに遭遇しこれを解決。二等兵から少佐へ特進し『駆逐艦そよかぜ』の艦長に就任することとなる。女好きでだらしない性格、兵法に対する知識もからっきしであるが、そのくせ悪運だけはやたら強い。そんな経緯がユリコやヤマモトのストレス源となるが、純粋、かつ穏健な心と誰よりも強い信念を秘めており、決して強運だけでない彼の人となりがクルー全員の心を一つにさせていく。 ユリコ・スター少佐(情報部将校・19歳) 声 - 天野由梨 本編のヒロインの一人で、ミフネ中将の秘書をしていたがタイラーのお目付け役として『そよかぜ』に搭乗。無責任な振る舞いのタイラーに対していつも怒っており、何度かビンタも食らわす。情報処理担当として優れた技能を持ち、規律や規則を重んじる真面目な性格だが、次第にタイラーの寛大な人柄に触発され、そして彼に魅了されるようになる。 マコト・ヤマモト大尉(副艦長・25歳) 声 - 速水奨 そよかぜ副長。規律が服を着て歩いているような性格で、ミフネやフジに色々入れ知恵されたりもしていたが、タイラーを誤解して尊敬するようになってしまう苦労人。神経質で神経洗浄という緊急治療をしょっちゅう受けていたが、自身も艦長譲りの大胆さを持つようになる。惚れやすい側面も持つ。ユリコのことが気になっているようだが、タイラーとユリコの仲を積極的に邪魔しようとはしていない。 キョンファ・キム中尉(通信士・18歳) 声 - 三石琴乃 そよかぜの通信士。階級的に上官であるタイラー艦長の事を呼び捨てにする。サバサバした性格でクルーの中では一番タイラーに近いと言えるが、物事の判断、機転が早く決めるときはしっかりと決める。当初はタイラーを軽く見ていた節があったが、後の事件を経て勤務態度が見違えるようになる。 ハロルド・カトリ中尉(操舵士・20歳) 声 - 成田剣 日系三世で日本の文化を重んじる金髪青瞳の美青年(ただし最終話で金髪はカツラで実は坊主頭であることが明かされる)。そよかぜの操舵士でその操縦技術は超一流で、艦船だけでなくトラックも乗りこなす。ブリッジに常駐しているにもかかわらず、周りのクルーが個性的すぎるせいか影が薄い(そんな彼の為にドラマCDでは救済話が作られた)。 ヒデザブロー・キタグチ軍医少佐(軍医・自称33歳) 声 - 八奈見乗児 自称・元産婦人科医。酒豪で、工業用メチルアルコールを飲んでしまったため失明し、義眼をしている。33歳を自称しているが外見はどう見ても年齢以上。背丈は高く体格もいい。腕は確かで、酒を飲むと更に腕に磨きがかかる。 コジロー・サカイ少尉(戦闘機パイロット・19歳) 声 - 岩田光央 極度の女性恐怖症。自らを撃墜王と豪語する自信家だがそれだけの腕は持っている。 ユミ・ハナー&エミ・ハナー 二飛曹(戦闘機パイロット・17歳) 声 - かないみか ハナー元提督の娘。二卵性双生児で外見的特長の見分けは結び目。タイラーを「心の広い方」と言い尊敬している。戦闘機の操縦技術はかなりのものを持つ。 ハルミ伍長(看護兵・3歳(製造年数。肉体は20歳相当)) 声 - 岡本麻弥 そよかぜの看護兵。敵艦撃破の恩賞として軍上層部から配属されたが、その実はラアルゴン帝国のスパイアンドロイド。タイラーを暗殺しようとするが彼の優しさに触れる内人間的な感情が芽生え、タイラーに好意と愛情を抱くようになる。そよかぜの男性クルーのマドンナ的存在。 カール・ビョルン・アンドレセン中尉(内火艇艇長・28歳) 声 - 柴本浩行 通称『赤毛のエイリーク』。かつては強襲揚陸艦の艦長だった(作中では触れられていない)。そよかぜの古参兵でクライバーン達荒くれ集団を統率する。ニヒルでクール、規則を嫌う荒くれ者だが女性に対しては紳士的な一面もあり、デートや告白の際はタキシード・花束という正装にも。プレイボーイでありながら純情な男。 ミッキー・クライバーン特務曹長(海兵隊リーダー・32歳) 声 - 中田和宏 そよかぜの古参兵。モヒカンと顔面の生傷がチャームポイント。単細胞で野蛮な性格だがハルミの前では頬を染める可愛らしい一面も。アンドレセンとは付き合いも長く、二人でよくつるんでいる。 海兵隊(カンパニー) チャーリー(30歳) 声 - 桜井敏治(OVAでは中嶋聡彦) 人生をどこかで間違えたおじさん。ソウル音楽をこよなく愛し、ED1でもラジカセ片手にノリノリで踊る姿が見られる。海兵隊の中で唯一メカに精通しており、作中では『バーチャルもぐら叩き』や『盗聴機』を作った。 ブンタ(29歳) 声 - OVAでは上田祐司 日本のやくざタイプで任侠道に徹したニヒルな男。左眼に眼帯、首からお守りをぶら下げている。花札も所有。 ジェイソン(?歳) 声 - OVAでは岡野浩介 ジェイソンマスクにチェーンソー、ドクロのペンダントがトレードマークの、何を考えているのかわからない変な奴。幼児体験で何かがあり顔を見られるのを極端に嫌う。無口で近寄りがたい外見だが、いざ口を開けてみれば田舎なまりの間の抜けた喋り。 エンジェル(23歳) ハードゲイの男方。右耳にピアスをしている。おかま的な動きはしないが、そよかぜが左遷命令を受けた際、命令変更の申請が無事受理されるよう花占いに祈りを込めるなど、ちょっと乙女っぽい姿を見せた。 山田(19歳) 気が優しくて力持ち。柔道では大器と言われていたが気の優しさから大成せず。糸目で、めったなことがなければ目を開かない。 スネーク(25歳) 声 - 桜井敏治 変態で、名前のごとく動きがしなやかで舌が長い。 エンペラー(21歳) 元ハーレーの族でヤクの売人。グラサン・チョビヒゲ・リーゼントで特攻服を思わせる服装、といういかにも族な出で立ち。 ラッツ(27歳) ナイフ使いの名人。小柄な体格を生かし、動きがアクロバット的で素早い。手先が器用。
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