駆逐艦・コルベット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/19 16:58 UTC 版)
「イスラエル海軍艦艇一覧」の記事における「駆逐艦・コルベット」の解説
エイラート (INS Eilat, A-16) 退役したアメリカ沿岸警備隊の耐氷巡視船"USCGC ノースランド"(USCGC Northland, WPG-49)を"マディーナ・イヴリット" (Medina Ivrit)と名づけイスラエル建国前の非合法移民活動に使用し、1948年の第一次中東戦争で"エイラート" (INS Eilat, A-16)と改名したもので、これがイスラエル海軍最初の軍艦となった。1957年に"マツペン" (INS Matzpen)と改名、1962年に退役。 フラワー級コルベット - 2隻 ハガナー(INS Haganah, K-20)、ウェッジウッド/ハショメール(INS Wedgwood / HaShomer, K-18) いずれも第二次世界大戦中にカナダ海軍で運用され、戦後退役していたイギリス製のフラワー級コルベット2隻を第一次中東戦争に向け1948年に購入したもの。1954年に退役。 ハティクヴァ (INS Hatikvah, K-22) 1897年に竣工したアメリカ沿岸警備隊のカッター"USCGC グレシャム" (USCGC Gresham, WPG-85)を第一次中東戦争に向け1948年に購入したもの。1951年に退役。 マオズ (INS Maoz, K-24) アメリカ海軍で1931年に就役したパトロール艦艇 "USS シセラ" (USS Cythera, PY-31)を第一次中東戦争に向け1948年に購入したもの。1956年に退役。 PC-461級駆潜艇(英語版) - 2隻 ノガ (INS Nogah, K-26)、ノガ (INS Nogah, K-22) 第二次世界大戦で使用されたアメリカ海軍の駆潜艇、PC-461級(英語版)の2隻を購入したもの。初代"ノガ" (INS Nogah, K-26)は1948年に導入され1952年に退役。2代目"ノガ" (INS Nogah, K-22)は1953年に輸入され1960年代まで運用された。 リバー級フリゲート - 3隻 ミフターフ (INS Mivtach, K-28)、ミスゲーブ (INS Misgav, K-30)、ミズナーク (INS Miznak, K-32) いずれも第二次世界大戦中にカナダ海軍で運用され、戦後退役していたイギリス製のリバー級フリゲート3隻を1949年から1952年にかけて輸入したもの。ミフターフ・ミズナークの2隻は1958年にセイロン(現在のスリランカ)に売却され、ミスゲーブは1960年代に退役後、1970年にガブリエル対艦ミサイルのテスト用の標的艦として使用された。これらの艦名は後にサール2型ミサイル艇でも使用されている。 ハイファ (INS Haifa, K-38) 元イギリス海軍のハント級駆逐艦、HMS メンディップ。エジプト海軍で"イブラヒム・アル=アワル"として運用されていたメンディップを1956年の第二次中東戦争時に鹵獲。1960年代後半まで運用された。 エイラート (INS Eilat, K-40) 元イギリス海軍のZ級駆逐艦、"HMS ゼラス"。1955年に導入され、1967年にエジプト軍のコマール型ミサイル艇の攻撃により撃沈。 ヤーフォ (INS Yaffo, K-42) 元イギリス海軍のZ級駆逐艦、"HMS ゾディアック"。1955年に導入され、1972年に退役。
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