糸目

デジタル大辞泉

いと‐め【糸目】

読み方：いとめ

１ 細い糸。糸筋。

２ 凧(たこ)の表面につけて揚がりぐあいを調節する糸。

３ 器物に細く刻みつけた筋。「—模様」

４ 物事をつなげるもの。脈絡。「話の—をつなぐ」

５ 「糸歩(いとぶ)」に同じ。

６ 柳の枝。また、その芽立ち。

「青柳の—も見えず春ごとに春の錦を誰か織るらむ」〈躬恒集〉

７ 江戸時代、甲州金の量目の呼称。1両の64分の1。

８ ゴカイ科の環形動物。浅海の泥中にすむ。体長20〜30センチ。体の前部は緑褐色で、中央部は紅色。産卵期は10〜12月で、生殖型の個体は、ばち・うきこ・日本パロロなどとよばれる。釣りの餌にする。

歴史民俗用語辞典

糸目

読み方：イトメ（ｉｔｏｍｅ）

江戸時代の駿河国の斤量を量る呼称。

動物名辞典

糸目

読み方：イトメ（ｉｔｏｍｅ）

ゴカイ科の海産動物

学名 Tylorrhynchus heterochaetus

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「糸目」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は金に糸目をつけずにほしい物を買う。
• 五木ひろしは糸目の男。
• 金に糸目を付けないから、いい人材を紹介してよ。
• 彼は金に糸目はつけないという態度を取った.
• 一番高いのをくれ, 金に糸目はつけない.
• 金に糸目はつけない. その計画のためにいくらでもふんだんに使ってくれたまえ.
• 紙凧のつりあいをとる糸目
• 糸目という模様
• 糸目という動物
• 糸目模様のある漆椀