雲隠六帖とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 古典文学作品名 > 雲隠六帖の意味・解説 

雲隠六帖

読み方:クモガクレロクジョウ(kumogakurerokujou)

分野 物語小説

年代 室町時代

作者 作者未詳


雲隠六帖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/07 08:23 UTC 版)

雲隠六帖(くもがくれろくじょう)とは、『源氏物語』の補作の一つ。しばしば偽書・偽作研究で取り上げられることは多いが紫式部が書いたものでないことは明らかなものである。中世王朝物語と呼ばれるジャンルに含まれる。室町時代初期の注釈書である四辻善成の『河海抄』に見えないことなどからそれ以後の成立と見られるが作者は不明である。『阿里莫本』のようにこの雲隠六帖を含めた全60帖で伝えられる源氏物語の写本も存在する。




  1. ^ 妹尾好信「梗概書」伊井春樹・渋谷栄一編『講座源氏物語研究 第三巻 源氏物語の注釈史』おうふう、2007年2月、pp.153-177。 ISBN 978-4273034535


「雲隠六帖」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「雲隠六帖」の関連用語

雲隠六帖のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



雲隠六帖のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの雲隠六帖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS