正徹本源氏物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/03/02 04:24 UTC 版)
正徹本源氏物語（しょうてつほんげんじものがたり）は、室町時代中期の歌人・僧侶である正徹が書写しその旨の奥書を書き加えた源氏物語の写本。またそれをもとに書写された源氏物語の写本。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- ^ 久保木秀夫「冷泉為相本、嘉吉文安年間における出現」日向一雅・仁平道明編『源氏物語の始発 桐壺巻論集』竹林舎、2006。 ISBN 4-9020-8412-0
- ^ 加藤洋介「境域を行く 室町期の源氏物語本文--三条西家本と正徹本と」學燈社編『國文學 解釈と教材の研究』第46巻第14号（通号第677号）（特集 王朝文学--韻文と散文の交通）、學燈社、2001年（平成13年）12月、pp. 54-60。
- ^ 吉沢義則「正徹自筆本」『源氏随攷』晃文社、1942年（昭和17年）5月、pp. 271-273。
- ^ 上原作和 (2014年12月24日). “物語学の森 傳冷泉為秀筆の本のこと” (日本語). 2015年1月2日閲覧。
- ^ 菅原郁子「正徹本の所在」今西裕一郎編『文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書 日本古典籍における【表記情報学】の基盤構築に関する研究』第1号、国文学研究資料館、2012年（平成24年）8月、pp. 89-98。
- ^ 菅原郁子「『源氏物語』正徹本の本文系統 一 専修大学図書館所蔵『源氏物語』(為秀筆本)に及ぶ冷泉家の書写経路」『専修国文』第92号、専修大学日本語日本文学文化学会、2013年1月20日、pp. 29-65。
- ^ 伊藤鉄也「新収資料紹介四九 源氏物語江戸初期写五十四帖」『国文学研究資料館報』第59号、国文学研究資料館、2002年（平成14年）9月、p.. 1、10。
- ^ 伊藤鉄也「展示資料検討報告九 源氏物語（正徹本奥書転写本）」人間文化研究機構国文学研究資料館文学形成研究系「平安文学における場面生成研究」プロジェクト編『物語の生成と受容 国文学研究資料館平成21年度研究成果報告 巻次 5』2010年（平成22年）2月、pp. 132-135。 ISBN 978-4-87592-143-1
- ^ 大津有一「諸本解題 書陵部蔵正徹本源氏物語」『源氏物語事典 下巻』東京堂出版 1960年（昭和35年）（合本は1987年（昭和62年）3月15日刊）、p. 135。
- ^ 吉沢義則『源氏随攷』晃文社、1942年（昭和17年）
- ^ 大阪青山短期大学『大阪青山短期大学所蔵品図録 第1輯』大阪青山短期大学、1992年（平成4年）10月。 ISBN 978-4-7842-0744-2
- ^ 池田亀鑑『源氏物語大成 研究資料編』中央公論社、1956年（昭和31年）、p. 258。
- ^ 大津有一「諸本解題 金子氏蔵正徹本源氏物語」池田亀鑑編『源氏物語事典 下巻』東京堂出版、1960年（昭和35年）、p. 133。
- ^ 池田亀鑑「徳本氏旧蔵源氏物語」『源氏物語大成 研究資料編』中央公論社、1956年（昭和31年）、pp. 256-258。
- ^ 大津有一「諸本解題 徳本氏旧蔵源氏物語」池田亀鑑編『源氏物語事典 下巻』東京堂出版、1960年（昭和35年）、p. 142。
- ^ 『桃園文庫目録 上巻』東海大学付属図書館、1986年（昭和61年）3月、p. 77。
- ^ 加藤洋介 (2014年4月6日). “定家本源氏物語校異集成（稿）” (日本語). 大阪大学. 2015年1月2日閲覧。
- ^ 今西裕一郎編『文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書 日本古典籍における【表記情報学】の基盤構築に関する研究』第1号、国文学研究資料館、2012年（平成24年）8月。
[続きの解説]
「正徹本源氏物語」の続きの解説一覧
- 1 正徹本源氏物語とは
- 2 正徹本源氏物語の概要
- 3 参考文献
- 正徹本源氏物語のページへのリンク
