千鳥の曲

デジタル大辞泉

ちどりのきょく【千鳥の曲】

読み方：ちどりのきょく

箏曲(そうきょく)。古今組の一。江戸末期に吉沢検校が作曲。古今集と金葉集から千鳥に関する歌を1首ずつ選んで前歌と後歌にし、その間に手事(てごと)をはさむ。「六段」とともに箏曲の代表曲。

邦楽古典作品一覧

千鳥の曲

作曲者	吉沢検校
曲名	千鳥の曲
曲名カナ	チドリノキョク
作曲年
楽器構成	歌、箏、胡弓
楽曲編成
演奏時間	13分2秒
楽譜	邦楽社
音源
委嘱
演奏日	昭和３６年１２月３０日
演奏者	歌・箏（替手）　井野川幸次、箏（本手）　三品正保、胡弓　横井みつゑ
備考	「古今集」「金葉集」より、名古屋系胡弓曲
作曲者カナ	ヨシザワケンギョウ
曲名コード	40-b1
サウンド
イメージ	準備中
∴	◎

ウィキペディア

千鳥の曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/06/22 08:24 UTC 版)

千鳥の曲（ちどりのきょく）は、吉沢検校（二世）が作曲した、箏（こと）と胡弓のための楽曲。近世邦楽における代表曲の一つ。(古今組と呼ばれる,春の曲、夏の曲、秋の曲、冬の曲、千鳥の曲)として親しまれている。