吉川本源氏物語とは? わかりやすく解説

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吉川本源氏物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 05:12 UTC 版)

吉川本源氏物語(きっかわほんげんじものがたり)または吉川家本源氏物語(きっかわけほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本の一つ。岩国藩吉川家に伝来したことからこの名称で呼ばれ、現在はいずれも岩国市の施設に所蔵されていることから「岩国吉川家本(源氏物語)」と呼ばれることもある。以下の二つの写本が存在する。


  1. ^ 稲賀敬二「岩国吉川家蔵源氏物語」『源氏物語の研究 成立と伝流』笠間書院、1967年(昭和42年)9月、pp.. 49-52。
  2. ^ 稲賀敬二「岩国吉川家本と耕雲本源氏物語」『源氏物語の研究 成立と伝流』笠間書院、1967年(昭和42年)9月、pp.. 139-147。
  3. ^ 豊島秀範「河内本「平瀬家本」・「吉川家本」の実態―「花宴」巻―」代表者(豊島秀範)國學院大學『源氏物語の研究支援体制の組織化と本文関係資料の再検討及び新提言のための共同研究』第1号、2008年(平成20年)3月、pp.. 113-122 。
  4. ^ 遠藤和夫「吉川史料館本源氏物語の一特徴」代表者(豊島秀範)國學院大學『源氏物語の研究支援体制の組織化と本文関係資料の再検討及び新提言のための共同研究』第1号、2008年(平成20年)3月、pp.. 123-130 。
  5. ^ 豊島秀範「吉川家本(毛利家伝来『源氏物語』)の目録と巻末注記 -七毫源氏との比較-」代表者(豊島秀範)國學院大學『源氏物語の研究支援体制の組織化と本文関係資料の再検討及び新提言のための共同研究』第3号、2010年(平成22年)3月、pp.. 91-104 。
  6. ^ a b 稲賀敬二「吉川家本親行奥書に見える素寂」『源氏物語の研究 成立と伝流』笠間書院、1967年(昭和42年)9月、pp.. 52-56。
  7. ^ 稲賀敬二「岩国吉川家本の巻頭目録」『源氏物語の研究 成立と伝流』笠間書院、1967年(昭和42年)9月、pp.. 132-139。
  8. ^ 田坂憲二「都立中央図書館本『源氏釈』について」今井源衛編『源氏物語とその周縁』刊行会著『研究叢書 74 源氏物語とその周縁』和泉書院、1989年(平成元年)6月、p. 101。 ISBN 4-87088-363-5 のち「第一章 『源氏釈』 一 都立中央図書館本『源氏釈』について」『源氏物語享受史論考』風間書房、2009年(平成21年)10月、p. 32。 ISBN 978-4-7599-1754-3
  9. ^ a b 渋谷栄一編『源氏物語古注集成 16 源氏釈』おうふう、2000年(平成12年)10月。 ISBN 4-273-03128-0
  10. ^ 「源氏物語勘物」伊井春樹編『源氏物語 注釈書・享受史事典』東京堂出版、2001年(平成13年)9月15日、pp. 238-239。 ISBN 4-490-10591-6
  11. ^ 常磐井和子『源氏物語古系図の研究』笠間書院、1973年(昭和48年)3月、p. 163。
  12. ^ 渋谷栄一「岩国・吉川家本「源氏物語」の巻頭目録と事書標記について 附・翻刻」高千穂大学高千穂学会編『高千穂論叢』第43巻第1号、高千穂大学高千穂学会、2008年(平成20年)5月、pp.. 1-33。
  13. ^ 稲賀敬二「岩国吉川家蔵源氏物語巻末勘物翻刻」『源氏物語の研究 成立と伝流』笠間書院、1967年(昭和42年)9月、pp.. 541-575。
  14. ^ 渋谷栄一「岩国・吉川家本「源氏物語」の巻末系図と人物呼称について 附・翻刻」高千穂大学高千穂学会編『高千穂論叢』第43巻第2号、高千穂大学高千穂学会、2008年(平成20年)8月、pp.. 1-17。
  15. ^ 岡野道夫「吉川本源氏物語帚木巻の本文について」日本大学人文科学研究所編『日本大学人文科学研究所研究紀要』日本大学人文科学研究所、通号第16号、1974年(昭和49年)3月、pp.. 46-64。
  16. ^ 岡野道夫「吉川本源氏物語柏木巻の本文について」『語文』日本大学国文学会、通号第39号、1974年(昭和49年)3月、pp.. 143-163。


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