うじ‐じゅうじょう〔うぢジフデフ〕【宇治十帖】
宇治十帖
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宇治十帖(うじじゅうじょう)は、『源氏物語』の最末尾にあたる第3部のうち後半の橋姫から夢浮橋までの十帖をいう。
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- ^ 「宇治十帖の作者-文章心理学による作者推定」『文学・語学』1957年4月号。
「文体統計による筆者推定-源氏物語・宇治十帖の作者について」『心理学評論』Vol.2 No.1 心理学評論刊行会 1958年(昭和33年)
安本美典「文章心理学の新領域」『国語学』、日本語学会、1961年6月、2010(平成22年)-07-22閲覧。(改定版 誠信書房 1966年(昭和41年)
安本美典「文体統計による作者推定について-源氏物語・宇治十帖の作者について」『心理学評論』第2巻第1号、心理学評論刊行会、1958年、 147-156ページ。
安本美典「宇治十帖の作者-文章心理学による作者推定」『文学・語学』、朝倉書店、1983年4月、2010(平成22年)-07-22閲覧。 - ^ 村上征勝『シェークスピアは誰ですか? 計量文献学の世界』文藝春秋、2004年(平成16年)、125-153頁。ISBN 4-16-660406-6。
- ^ 西野正彬『宇治十帖は紫式部が書いていない』文芸社、2009年2月。 ISBN 978-4-286-06314-0
- ^ 新井皓士「源氏物語・宇治十帖の作者問題:一つの計量言語学的アプローチ (PDF) 」 『一橋論叢 一橋大学 一橋学会一橋論叢編集』第117巻第3号、日本評論社、1997年3月1日、 397-413頁、2010(平成22年)-07-22閲覧。
宇治十帖
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「源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「宇治十帖」の解説
(「橋姫」より「夢浮橋」まで。薫20-28歳) 柏木と女三宮の不義の子・薫と、源氏の孫・匂宮が、宇治八の宮の三姉妹・(大君、中君、浮舟)をめぐって織りなす恋物語である。つよい仏教色、無常感が作品の主調をなし、優柔不断で恋に対して決定的な強引さを持たない薫の人物造形がライバルである匂宮や第一部、第二部の源氏と対比されている。薫の人物像はこの後の王朝物語、鎌倉物語に強い影響を与えた。 「宇治十帖」も参照
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