大腿骨とは?

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だい たいこつ [3] 【大腿骨】

人体最大管状骨股関節膝関節の間の太い骨。

大腿骨

読み方:だいたいこつ
別表記:大たい骨

大腿部にある骨。人体の中では最も長く成人で約40センチメートル長さになる。

大腿骨

読み方だいたいこつ
【英】:Femur,Os femoris

大腿骨は人体最長管状骨で約40cmあり、身長のほぼ1/4を占め前方軽く凸弯している。起立遠位端は水平面上にあるが、大腿骨は垂直位をなさず、近位部が骨盤の幅だけ外方へずれる。また大腿骨頚長軸と大腿骨遠位端の横軸とは同一平面上にはなく、大腿骨は長軸のまわりに骨頭が前方へ向く方向方向に約15度ねじれている。近位端(上端)で上内側やや前方突出す球状部が大腿骨頭であり、大腿骨頭中心のやや後下方にある卵円形粗面状小陥凹部分大腿骨頭窩である。大腿骨頭円柱状の大腿骨体連結する細い部分大腿骨頚で、大腿骨頚中央部は細いが内および外側端で、とくに外側端で幅が広く前後にやや扁平となる。上縁平に下縁は外下後方斜めに走っている。

大腿骨頚大腿骨体は、約125度の傾斜度で連結している。角度生下時により成熟するにしたがい小さくなる男性より女性の方が角度小さい。大腿骨頚大腿骨体との結合部の上外側にある大きな隆起大転子で、結合部の後下部から内後方突出す部分小転子である。大転子の後上部上内側へ突出しやや深い陥凹部をつくる。この陥凹部が転子窩である。大転子前面上内側部から大腿骨頚前面を下内方走り頚の下縁小転子前面にいたる粗な隆線転子間線で、大腿骨頚大腿骨体との結合部に相当する。

転子間線は内下方伸び渦状線へつづき、また下端近く結節状に隆起して2次結節となることがある大転子の後上角部から後面を下内包走り小転子にいたる比較的縁が丸い隆起転子間稜で、頚と体との結合部に相当する。転子間稜中央やや上外側部にある低い膨隆部分方形結節である。円柱状の大腿骨体中央部で細い上部太く下部では左右に幅が広くなる。大腿骨の長軸立位で約10度脛骨垂直線に対して外側へ傾いている。大腿骨体中央1/3では3縁・3面がある内側縁と外側縁は丸味をおびている。各3面とも平滑で、前面内側縁と外側縁との間にあって前方凸面をなす。

外側面は外側縁と後縁との間にあり、外側よりむしろ後方に面している。内側面は内側縁と後縁との間にあり内方やや後方にむいている。後縁の粗で幅広い線状隆起粗線である。粗線の内および外側で稜状に隆起した部分それぞれ内側唇と外側唇で、栄養孔がこの両者の間で認められる

大腿骨体の上1/3では粗線が3本の線状隆起として拡散し、逆三角形粗線である後面形成する。下方内側唇に、上方転子間線下端につづく内側の細い線状隆起渦状線である。内側唇から小転子基部へいたる中間位の線状隆起恥骨筋線で、外側唇から上外方大転子基部へ走る幅がある粗な線状隆起臀筋粗面である。臀筋粗面近位部で隆起第三転子をつくることがある

大腿骨体の下1/3では内側部が前後扁平化し、下端が広い三角柱状を呈する内側唇は内下方内側顆の後上方に、外側唇は外下方外側顆の後上方にいたる。前者内側上顆線、後者外側上顆線である。これらに境され浅く陥凹した三角形平滑な面が膝蓋面である。内側上顆の上方は大腿動脈が斜走するため不明瞭となっている。大腿骨の遠位端(下端大きく膨隆している。内側隆起内側顆、外側隆起外側顆である。内側窩は内下方および後方へ、外側顆は下方後方および前上方突出す部分内側上顆で、内側上顆上方小さな突起内転筋結節である。外側顆は内側顆より外側への膨隆度が小さく大腿骨体外側面からほとんどでていない外側面後上方外側突出す部分外側上顆である。内側顆と外側顆は大腿骨の前面互いに連絡するが、後面では深い間隙隔てられている。この間隙が顆間窩である。内側顆と外側顆の後縁を結ぶ稜状隆起顆間窩で、顆間窩の上縁をなし膝蓋面との境をなす。前下方膝蓋面の下縁で境される。内側顆と外側顆の下面および後面凸面をなす帯状関節面脛骨上端関節する脛骨面である。脛骨面は内側顆にあり前外方弯曲する内側部と、外側顆にあり幅広く前後直線的に走る外側部とに分けられる。内外両側部が両顆の前方互いに癒合し、膝蓋骨後面接す関節面膝蓋面である。膝蓋面は中央の縦溝で内外二分されるが、外側部が大きい。

ラテン語Femur大腿)に由来する。

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大腿骨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/10 13:07 UTC 版)

大腿骨(だいたいこつ、英語:thigh bone)は、四肢動物の後肢において近位部を構成する長骨である。哺乳類の体では最も長く、体積があり、強靭な骨である。股からの間を構成する。




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