中条氏とは? わかりやすく解説

中条氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 14:21 UTC 版)

中条氏は、日本の氏族の一つ。


  1. ^ 「吾妻鏡」建長3年8月15日条。小田嶋五郎左衛門尉義春。
  2. ^ 『大日本史料』第6編17冊322頁。文和元年/正平7年(1352年)「白川文書」
  3. ^ 森岡浩 2012, p. 318.
  4. ^ 松田敬之 2015, p. 457.
  5. ^ 松田敬之 2015, p. 458.


「中条氏」の続きの解説一覧

中条氏(横山党)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 21:54 UTC 版)

「中条氏」の記事における「中条氏(横山党)」の解説

中条氏(ちゅうじょうし)は、武蔵七党横山党一族源義朝郎党として活躍した中条家長を祖とする。源頼朝の挙兵参加し鎌倉幕府の成立に他の武蔵七党諸氏と共に尽力横山党嫡流である横山氏和田合戦滅びた後も幕府内で評定衆務め尾張守護長く務めるなど勢力保った三河国にも所領持ったことで、同じく三河所領有する足利氏と縁が生まれ南北朝時代には足利氏北朝味方し室町時代には奉公衆取り立てられた。3代将軍足利義満などに仕えたことで出羽信濃などに勢力広げたが、6代将軍足利義教の時代には義教不興を買い失脚するなど衰退していった。 中条氏の所領一つ三河国加茂郡高橋庄がある。鈴木氏三宅氏被官とし勢力保っていたものの、明応2年1493年10月井田野の戦いで中条秀章松平親忠敗北し以後の中条氏は攻勢転じる力を失った戦国時代には駿河遠江三河国領する今川義元やその傘下松平元康にたびたび侵攻され勢力弱め最後桶狭間の戦い義元討ち三河勢力広げようとした尾張織田信長侵攻一戦交えず退散する三河の中条氏は消滅した中条流剣術でも知られるまた、陸奥の国人である稗貫氏出羽の国白鳥氏も中条氏の流れをくむ一族とする説がある[要出典]。

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中条氏(三浦党)

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「中条氏」の記事における「中条氏(三浦党)」の解説

中条氏(なかじょうし)は、桓武平氏越後和田氏一族越後揚北衆三浦党一派治承・寿永の乱源平合戦)において功績挙げた和田義茂奥山荘地頭となったのが、越後和田氏始まりであり、和田合戦和田氏のほとんどが没落した後も、幕府方として活動した和田重茂高井重茂の子孫が残り、その重茂の子孫も宝治合戦において三浦氏味方しやはり没落するが、重茂の子である時茂が生き抜きその子孫越後国奥山荘土着した。 和田茂明の代に、分割相続結果、茂明の子孫は中条氏と名乗った。中条氏は越後和田氏嫡流であるが、同族黒川氏とは領土問題などをめぐり争い絶えず、越後における内乱の際にはしばし敵味方分かれ対立した南北朝時代には北朝方として蔵王堂本陣構え1352年正平7年)には南朝方の風間信昭らに攻撃されている。享徳3年1454年)にこの地の領主中条房資が子孫書き残した11か条によると、房資の曾祖父・茂資(もろすけ)が南北朝時代観応の擾乱の頃に鳥坂城築いた戦国時代登場した中条藤資長尾為景仕え、為景の没後長尾晴景対立するが、晴景の弟である景虎上杉謙信)が国主となるとそれに仕え家臣筆頭として活躍した資の後まもなく男子絶えたが、娘婿吉江氏景泰が中条氏を継いだ景泰魚津城の戦い戦死する子孫引き続き上杉氏仕え上杉氏陸奥会津出羽米沢藩転封されるとこれに従う。江戸時代略系図については米沢藩#分領家14戸)を参照墓所米沢浄土宗極楽寺また、この寺には伴淳三郎の墓もある。

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中条氏(源氏)

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「中条氏」の記事における「中条氏(源氏)」の解説

中条氏(なかじょうし)は、常陸源氏嫡流佐竹氏第7代当主佐竹行義庶子中条貞宗大塚義治)を祖とする家系とする。

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