ロメオ隊
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鹿島勇祐 元2尉:江口洋介 本作品の主人公。かつて的場が創設した場合によっては先制攻撃も辞さない特殊部隊「Fユニット」のNo.2で、的場の作成し制圧不可能と謳われた演習シナリオ「D-3」を制圧した唯一の人物。Fユニット解散後、自衛隊を去り居酒屋フランチャイズ・チェーン店の雇われ店長として日々を送っていた。現代の日本社会に愛想を尽かしており、初めはロメオ隊への参加を拒否するが、飯沼七兵衛の説得とかつて的場に言われた「未来に対して責任を持って生きろ」という言葉を思い出したことで、未来を受け入れるべく戦国時代から的場たちを救い出し、現代世界の消滅を食い止めるため、オブザーバーとしてロメオ隊への参加を決意する。 神崎怜 2尉:鈴木京香 陸上自衛隊研究本部所属。人工磁場シールド開発の中心メンバー。自分のミスで的場たちを過去に飛ばしてしまった責任を強く感じ「ロメオ隊」に参加する。 森彰彦 3佐:生瀬勝久 陸上自衛隊東部方面隊所属。上層部から密命を受けた「ロメオ隊」の指揮官。戦国時代での現地人との接触禁止、実弾使用の制限などの規定や作戦行動を巡り激しく鹿島と対立するが、鹿島や神崎たちを逃がすために自ら囮となって単身的場の手勢たちに挑むなど、決して頑迷なだけの人物ではない。 三國 陸曹長:嶋大輔 ロメオ隊の82式指揮通信車の車長。妻と娘、息子がいる。現地人との接触禁止の規定に反し、瀕死の状態の藤介を鹿島とともに助け、彼らと友情が生まれる。娘から「タバコ臭い」と言われてから禁煙しているが息子が父の日にくれたライターを大切にしている。 天母城からの脱出後、戦死した森に代わって、半数以下の勢力となったロメオ隊の指揮を引き継ぐこととなる。 高梨 2尉:井川哲也 ロメオ隊のUH-1Jの機長。終盤で三國陸曹長が作戦続行の意思を生き残った隊員たちに問いた際、彼らの中で真っ先に立ち上がり決意を示した。銃撃を浴びながらも機体を安定させ続けたり、クライマックスの天母城脱出の際は爆発の中でギリギリまで城に機体を近づけ鹿島たちを救出するなど高い操縦テクニックを持つ。 谷口 2尉:辻本一樹 山瀬 2尉:東地宏樹 ロメオ隊のOH-1「オメガ1」機長。 有野 3尉:和田慎太郎 中西 1曹:津野岳彦 ロメオ隊の医療班長。命令違反と解りつつも危うく死にそうだった藤介の治療を行った。 村瀬 1曹:小島晃 終盤で天導衆の主力部隊を攻撃。90式戦車とAH-1S コブラを破壊する大戦果を挙げた。 井川 2曹:羽柴誠 上田 2曹:平野貴大 大崎 2曹:松下哲 杉崎 2曹:森啓祐操 松沢 3曹:杉本凌士 長峰 3曹:七海智哉 終盤、鹿島たちと天母城に潜入しC4爆薬を設置、石油精製施設を破壊した。 船田 3曹:岩間天嗣 鈴木 3曹:野村明広
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ロメオ隊
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陸上自衛隊の極秘作戦「オペレーション・ロメオ」の実行部隊。 虚数空間を発生させている原因である第三特別実験中隊の救出と、歪められた歴史の修復を行うことで虚数空間を消滅させることが、本作戦の目的である。2005年10月13日12:05、オペレーション・ロメオは決行され、ロメオ隊が1549年へのタイムトラベルを開始した。 装備は以下の通り。 82式指揮通信車ロメオ隊の指揮車両。指揮官の森を筆頭に車長の三國・オブザーバーの鹿島と神崎らが乗車。タイムスリップ1日目では、藤助も乗車。天母城破壊時にマグマに飲み込まれる。 87式偵察警戒車ロメオ隊の主力車両。経緯は不明だが、藤助が単独で奪還し、天母城脱出の際に城門を破壊する。天母城破壊時にマグマに飲み込まれる。 軽装甲機動車2両登場。1両は1日目に織田軍による油を用いた撹乱攻撃で破壊・炎上する。もう1両は天母城脱出後のロメオ隊の高稼働車両となる。天母城破壊時にマグマに飲み込まれる。 96式装輪装甲車改本作品オリジナルの架空の装甲車で内部を医療用に改造したものである。車体後部に赤十字マークを付けている、所謂救急車の装甲車版。藤助の治療で使用されたが、天導衆に鹵獲後はロメオ隊には奪還されず天母城に残される。天母城破壊時にマグマに飲み込まれる。 UH-1J多用途ヘリコプタータイムスリップ1日目の織田軍襲撃の際に鹵獲される。その後天母城脱出の際に奪還され、各地高起動・ロメオ隊残存隊員の現代への帰還に使われる。本作品で唯一現代に生還した装備。 OH-1観測ヘリコプター「オメガ1」のコードネームを持つ。タイムスリップ1日目に天母城から放たれた対空誘導弾により撃墜される。 73式大型トラック 73式中型トラック 84mm無反動砲 5.56mm機関銃MINIMI 89式5.56mm小銃 9mm拳銃 C-4爆薬 迷彩服2型 戦闘防弾チョッキ(後半ではロメオ隊ではない、とある人物もこれを着用する) 88式鉄帽(後半では鉄帽が何らかの理由で不足していたのか、一部の面々は七兵衛が調達した兜を着用) 対人センサー戦国時代の人々の襲撃に備えて設置されたが、天導衆によってケーブルを切られ使用不能となる。 過去への干渉を防ぐため、過去の人間への接触は固く禁じられており、使用する弾頭や薬莢はセルロース製の衝撃弾で、撃たれた相手を遠くへ吹っ飛ばすほどの衝撃を与え(殺傷能力は低い)、数年で土に戻るよう配慮されている。また、衝撃弾を装填した弾倉には区別のため黄色いテープが巻かれている。ただし、オブザーバーの鹿島には知らされていないが、相手が第三特別実験中隊だった場合は殺傷能力が充分あり、甲冑も貫通する実弾の使用が許可される。 あくまで第三特別実験中隊を捜索することが第1目標なので、戦車などの攻撃的な車両は配備されておらず、代わりに索敵能力の高い87式偵察警戒車、OH-1が配備されている。他に、第三特別実験中隊には装備されていない軽装甲機動車や82式指揮通信車がある。 もともとUH-1Jは操縦系・エンジン系に電子機器をほとんど使っていないため、現象の影響を大して受けることなく飛行することが可能であるので、兵器についての知識に乏しい人からは一見矛盾して見えるラストシーンも実はつじつまが合っている。 人選に関しても、少数精鋭編成の特殊部隊であり、全て陸曹以上の階級の隊員で構成され、陸士の階級の隊員は組み入れられていないなど、全体的に"火力"や"量"・"質"より"速"を優先している模様。 映画本編において、ロメオ隊が襲撃を受けた後の会話で「UH-1Jを失いました」とあるが、これは、襲撃を受けた際UH-1Jは飛び立てず、その後天導衆に鹵獲され天母城に運ばれた模様。のちに城内から奪還している。また、後半にロメオ隊員が84mm無反動砲を使ってAH-1Sを撃墜するシーンがあるが、84mm無反動砲は無反動砲にもかかわらず、なぜか誘導弾を発射している(現実に存在する砲弾は、各種無反動砲弾と対戦車ロケット砲弾のみ)。
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