マクロスΔ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 04:34 UTC 版)
『マクロスΔ』(マクロスデルタ、MACROSS DELTA)は、サテライト制作による日本のテレビアニメ作品。「マクロスシリーズ」のSFロボットアニメ。2016年4月から9月までTOKYO MX・BS11等にて放送された[1]。
注釈
- ^ 「Δ」(デルタ)と非常に似た字体の「△」(三角形)を用いた『マクロス△』は誤りである。
- ^ マクロスシリーズの過去作では、テレビアニメ『マクロス7』に男女6人組ユニット「ジャミングバーズ」、PlayStation用ゲーム『マクロス デジタルミッション VF-X』(1997年発売)に女性5人組ユニット「ミルキードールズ」が登場する。
- ^ 現実世界におけるGoogleの親会社、Alphabetようなイメージに近い[23]。
- ^ レディ・Mの正体をはじめとする複数の謎を残したまま物語を完結させたことについて河森は、現実世界において謎がすべて解き明かされることはありえず、時間を経てから文書が発見されて歴史解釈が変更されることが当然にあるという観点からの作品づくりを試みたのだと述べている[24]。
- ^ 33歳のヘルマン・クロースですら、すでに孫を持つ年齢であり[* 7]、14歳のフレイアは行き遅れとされる域にある。
- ^ メッサーの戦死にともない、ミラージュが昇進したことによる変更[* 15]。
- ^ a b メッサーの戦死にともない、昇格[* 15]。
- ^ 過去のゲーム作品『マクロス VF-X2』や『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』のなかで、ララミス星系の主星セフィーラの名が出る。
- ^ 漫画版『マクロスΔ』では、巨人から人間サイズへのマイクローン化を繰り返した結果、このような巨体になったとされている[* 20]。
- ^ 藤原の病気療養による代役。
- ^ 強攻型の全高はドバイのブルジュ・ハリファ(約830m)と同じくらいで、両腕の空母の高さは展望台デッキ(約450m)と同じくらい[21]。
- ^ 同名の戦闘機サーブ 35 ドラケンが実在しており、ファイター形態の形状もそちらへのオマージュとなっている。
- ^ バトル級がドッキングしていないことを除けば、船型やサイズは『マクロス7』アバンタイトルに登場する新マクロス級のマクロス1に類似している。
- ^ 『マクロスΔ』第19話のエンディングクレジットにおける表記。劇中で使用されているのは『超時空要塞マクロス』オープニングテーマのオフボーカル版で、正確な曲名は「マクロス」である。
- ^ 『マクロスΔ』第19話のエンディングクレジットにおける表記。2008年発売のシングル「ライオン」および『マクロスF』第18話以降のオープニングクレジットにおける名義は「May'n / 中島愛」。
- ^ 『高校野球ニュース』または『秋季関東地区高等学校野球大会ダイジェスト〜ROAD TO センバツ〜』の放送日にあたる場合は、放送時間の繰り下げあり。
- ^ TOKYO MXでは「TOKYO MX開局20周年記念特番」、BS11では「ANIME+2015大みそかスペシャル」第1部として放送された。
- ^ 放送5日前に東京都内の映画館で行われた先行上映会では、来場者にこの文字をランダムに記したカードが配られていた[72]。
- ^ 放送開始1カ月前の3月10日に放送局・放送日時・全キャストの情報が解禁された。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 『マクロスΔ』第7話「潜入 エネミーライン」。
- ^ a b c 『マクロスΔ』第9話「限界 アンコントロール」。
- ^ a b c d e 『マクロスΔ』第11話「追憶 ジェリーフィッシュ」。
- ^ a b c d 『マクロスΔ』第1話「戦場のプロローグ」。
- ^ a b c d 『マクロスΔ』第10話「閃光のAXIA」。
- ^ a b c d e 『マクロスΔ』第13話「激情 ダイビング」。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『マクロスΔ』第15話「決別 レゾリューション」。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『マクロスΔ』第25話「星の歌い手」。
- ^ a b c d e f 『マクロスΔ』第5話「月光 ダンシング」。
- ^ a b c d e f g 『マクロスΔ』第19話「Eternal Songs」。
- ^ a b 『マクロスΔ』第20話「衝動 エクスペリメント」。
- ^ a b c d e f g 『マクロスΔ』第14話「漂流 エンブレイシング」。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『マクロスΔ』第6話「決断 オーバーロード」。
- ^ a b c d e f g h i 『マクロスΔ』第17話「拡散 オンステージ」。
- ^ a b c d e f g h i j k 『マクロスΔ』第12話「キング・オブ・ザ・ウィンド」。
- ^ a b c d e f g h i 『マクロスΔ』第18話「感覚 エマージェンス」。
- ^ a b c d e 『マクロスΔ』第22話「極限 ブレイブ」。
- ^ a b c d e f g h i j k 『マクロスΔ』第26話「永遠のワルキューレ」。
- ^ 『マクロスΔ』第3話「旋風 ドッグファイト」。
- ^ 「マクロスΔ 第4話」『月刊少年シリウス 2016年9月号』、一迅社、2016年7月。
- ^ a b c 『マクロスΔ』第21話「切望 シークレット」。
- ^ a b c d e 『マクロスΔ』第23話「残痕 レクイエム」。
- ^ a b 『マクロスΔ』第24話「絶命 ジャッジメント」。
- ^ a b 『マクロスΔ』第8話「脱出 レゾナンス」。
マクロスΔ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 15:27 UTC 版)
「プロトカルチャー (マクロスシリーズ)」の記事における「マクロスΔ」の解説
2067年の世界を描いた『マクロスΔ』は、戦禍を逃れたプロトカルチャーが最後にたどり着いたとされる銀河系辺境の「ブリージンガル球状星団」が舞台となる。球状星団の各惑星にはプロトカルチャーの遺跡が眠っており、うち複数の惑星でプロトカルチャーが先住生物に遺伝子操作を施して生み出した人類種が暮らしている。物語は、水中生活に適応したラグナ人が暮らす惑星ラグナと、身体能力が高く、「ルン」という特殊な感覚器官をもつが、30年程度しか生きられないウィンダミア人が暮らす惑星ウィンダミアIVという、球状星団の両極に位置するふたつの惑星をおもな舞台とする。ほか、惑星ヴォルドールに住む猫型哺乳類から作られたヴォルドール人も登場する。 ウィンダミア人の国家「ウィンダミア王国」の宰相にして、プロトカルチャーを研究する学者でもあるロイド・ブレームは、プロトカルチャーが最後に生み出したのがブリージンガル球状星団の人類種であり、自分たちが正統なプロトカルチャーの後継者だとする論文を発表している。ウィンダミア王国は新統合政府による圧政からの解放を大義に掲げ独立戦争を起こし、母星に眠っていたプロトカルチャーが建造したとされる巨大戦艦「シグル=バレンス」を起動させ、遺跡上に亜空間から出現した巨大システムを用いて球状星団全体に「制風圏」を確立する。 ウィンダミア王国には、プロトカルチャーが遺したとされる「星の歌い手」と呼ばれる存在が言い伝えられている。ウィンダミア王家やそれに近い者の命令によって動き、各惑星のシステムがその歌に反応して人類の意識を同調させ、巨大なネットワークを形成するとされており、ロイドは、全人類の意識を同調させることでウィンダミア人の命の限界を超え、永遠に銀河を統治するという秘めた目的を実現するため、当初は「星の歌い手」の子孫と伝えられる「風の歌い手」を用いようとするが思い通りにいかず、王国の神殿との干渉後は、地球人が神殿より回収した細胞片から作り上げたとされる「星の歌い手」のクローン、美雲・ギンヌメールを用いることになる。「風の歌い手」とは本来は「星の歌い手」が用いるシステムを起動させる安全装置のような存在とされる。 なお、人類が時代によって大きく異なるように、長きにわたって繁栄したプロトカルチャーも各時代で異なった存在であり、上述の「愛・おぼえていますか」のメモリープレートを作成したのが比較的平和な時代の前期プロトカルチャー、ブリージンガル球状星団にたどり着いたのが滅亡に瀕した時代の後期プロトカルチャーに位置づけられる。劇中、ウィンダミア王国の支援者であるイプシロン財団のベルガー・ストーンは、第一次星間大戦以降の人類史において歌が重要な役割を示してきたことに関して、プロトカルチャーが歌を兵器として利用するため、人類種の遺伝子に歌の情報を組み込んだのではないかという仮説を唱えるが、これはあくまで武器商人であるベルガーの視点から述べられているだけのもので、作品世界における「普遍的な事実」ではないとされる。
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マクロスΔ
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「ゼントラーディ軍の兵器」の記事における「マクロスΔ」の解説
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マクロスΔ
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舞台は2067年。ヒロインのフレイア・ヴィオンが、憧れる歌手のひとりとして名を挙げる。
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マクロスΔ
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「VF-1 バルキリー」の記事における「マクロスΔ」の解説
西暦2067年を舞台とする『マクロスΔ』に登場。 VF-1EX 星間複合企業体ケイオス・ラグナ支部の母艦「マクロス・エリシオン」に配備されている訓練機。VF-1は初就役から半世紀以上に渡って改良され続けており、その豊富な運用実績を基に2060年代の最新技術を組み合わせることで、現用機ほどではないながらも非常に高性能な機体に仕上がっている。「YF-24 エボリューション」で実用化された射出シート兼用の耐Gスーツ「EX-ギア(エクスギア)」をコクピットに導入しており、型式番号の「EX」もこれに由来する。頭部形状はJ型と同型のゴーグル型。VF-1EX ハヤテ・インメルマン機 練習生用の機体。カラーリングは白地にスカイブルー・黒の塗り分けで、マックスにあやかって塗装されたという説がある。AIの介入によるオート操縦を嫌うハヤテは、途中からマニュアル操作に切り替える。 VF-1EX ミラージュ・ファリーナ・ジーナス機 教官用の機体。カラーリングは白地に赤・黒の塗り分けで、こちらはミリアにあやかったものだとされる。不測の事態に備え、練習生機の遠隔操縦機能を持つ。 VF-1EX 一般機 PlayStation Vita用ゲームソフト『マクロスΔスクランブル』の「旋風 ドッグファイト」に登場。上記のハヤテ機、ミラージュ機の他にもケイオスの訓練機が多数登場する。カラーリングはオレンジ色。
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