ハデスの敵対者とは? わかりやすく解説

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ハデスの敵対者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 09:42 UTC 版)

アリーズ」の記事における「ハデスの敵対者」の解説

圭介(いずみ けいすけ) / ゼウス 声 - 塩沢兼人名作曲家。復活の鍵である亜理沙星座モチーフ作詞コンクール優勝者として誘き出すも、翔に奪還されてしまう。その後亜理沙諦めず次々と部下送り込む人間見下している為、亜理沙奪取等の目的前に一般人生死問わない。N県のとある山中ギリシャ神殿オリンポス再建しており、そこを根城人間滅ぼして神代復活しようと、暗躍している。 一度急所突いてきた鳴海前に倒れるが、レア目論見デュオニュソス取り込んで完全体として復活オリンポス返り咲く。だがその影響で、ブロンド短髪で目のキツい容姿から色黒長髪変化しただけでなく、レア切り捨てる非情さも得る。 ゼウス時は遙か昔のギリシャで、オリンポス治めた神。レア偏愛が元でたった1人別所隠され育ち、6人兄妹末子ありながらハデスポセイドン押し退け全能神となる。ハデス達を陥れたのはレアではあるものの、支配者としての器・能力はきちんと持ち合わせており、完全な言いなりという訳でもない。ゼウス性格自体はほぼ現代に伝わる神話通りで、姉であったヘラデメテル以外にも沢山の妻を持つ惚れっぽい好色漢子沢山、よくヘラ嫉妬心や不安を煽っていた。しかし結局最後にヘラ元に戻って来るという、実は愛妻家地上育ちゼウスハデス達と会った当時年上青年然とした容姿だったが、後にハデス達の成長追い付き、ほぼ同年代容姿を保つようになった読み切りだった第1話では、亜理沙達の学校化学教師鈴木という設定。だが連載化の決定により、現在の設定変更され鈴木ゼウスとは別人とされた。 堤 麻弥子(つつみ まよこ) / ヘラ 声 - 榊原良子 妖艶な人気女性歌手読み切りだった第1話では、平という女生徒としてゼウスである鈴木手を付けた女生徒達を次々殺害亜理沙をも殺そうとした事から、翔に返り討ちにされてしまう。その後翔にも不明な方法蘇り現世舞い戻った何より恐れているのはゼウスの愛を失う事、一番許せないのはゼウスの側に他の女が寄る事、信じられないのはゼウス、という何事もゼウス中心愛執の鬼。亜理沙には神代復活以外の価値はないと言うゼウス言葉にも不信抱いており、その女心を鳴海利用されゼウス弱点教えてしまった事もある。ゼウス負傷時は、ディオニュソス支配力増し過ぎてゼウス地位脅かされるのを恐れ陰ながら翔達を援助していたが、最後までゼウスの側を離れなかった。 祝福女神としてゼウス正妻となったハデスの妹の1人時の神殿幽閉され育ったもののオリンポス一の美貌誇りゼウス深く愛していたが嫉妬心に目が眩み、ゼウス浮気相手達を次々と刃に掛け続けた挙句にベルセフォネーも刺殺してしまう。 後に連載決まってしまい、作者ヘラ1話目で死亡退場させてしまった事に一番慌てたという。結果ゼウスとは異なり読み切り設定延長線上の再登場となった麻宮 利巳(まみや としき) / ヘルメス 声 - 堀川りょう ほっそりした17歳少年ゼウス忠実な部下として、前世現世ともベルセフォネーを手に入れよう様々な策を弄するゼウスへの忠誠堅く現世ゼウス再会した際、家族捨てて仕える道を選んでいる。よってディオニュソス横暴さもあったが二君仕えるのを良しとせず、敵でありながら何度も自身救ってくれた翔への恩義もあって、対ディオニュソスでは翔側で力を貸すなど様々なサポート行った。その最中行動を共にしたエリス惹かれる伝令神―ヘルメスであった昔もゼウス忠臣で、現世同様に口が上手くデメテル口実にベルセフォネーを冥府から連れ出してしまう。アポロンとはこの頃からの親友。母―マイアプロメテウス一族であったので、プロメテウス親族として慕う。 レア 声 - 山田栄子 尊大な口調幼女で、常に古代ローマ風の装束水晶球携帯している。現世名は不明で、山中再興されオリンポスヘルメス部下から「教母様」と呼ばれかれているゼウス神代復活企んで亜理沙狙ったが、亜理沙復活の鍵として機能する為のベルセフォネーの記憶封印は、“ハデスレアを殺す”のを最後解除条件とされていた。それを知り狼狽するものの、ゼウスがあっさりと殺害を決行するのにレア捕らえようとした事から、怒り捕縛破壊する10代半ば少女にまで急成長能力耐え得るとなって翔と鳴海戦い挑み敗れる。母としてゼウスだけを溺愛していたかに思われていたが、世界自分捧げる道具としてゼウス見ていただけであり、それを自覚しないまま死に至る。当のゼウスだけが、道具としての愛玩しかない見ていた。星を操り予知能力を持つ。 神代ではハデス達6人兄妹の母で、クロノスの妻である大母神。ゼウスだけを地上隠し育てハデス達5人は愛さずクロノス討伐にのみ利用した褒美与え名目でゼウス・ハデス・ポセイドンと4人になった際、敢えて負傷してハデスポセイドン謀反捏造追放してゼウスオリンポス主神据えた策士ディオニュソス 暗黒神。元々はレア分離させたゼウスの力の一部で、ゼウスの影とも言うべき存在残忍邪悪な性格で、気分によって侍従惨殺するゼウス鳴海によって瀕死となった事からレアに喚び出され再興オリンポス一時的なとなったのを期にゼウスの影から脱しようと、亜理沙を狙うようになる。しかし実は翔達の目を引き付ける囮で再興オリンポス番犬であり、傷の癒えたゼウスパワーアップさせる糧でしかなかった。彼の専横危惧したヘラにより、対ディオニュソスでは翔達にエリスヘルメス助力エリス自爆倒され人格失ったディオニュソスの力はゼウス戻りゼウスを完全なものとした。 松本 小夜子まつもと さよこ) / ヘカーテ フィギュアスケート有力選手ハデス追い求め、かつての部下2人引き連れて翔達の通う聖和学園転校して来る。再びヘルメス言葉乗せられハデス引き留めようとするが拒否されるハデスゼウスから逃す為に重傷の身で力を使い死亡。氷を操る事が出来る。 前世ではハデス腹心であった死と氷の女神ヘカーテクロノス討伐戦ハデス付き従って以来慕っており、オリンポス追われた際にも共に冥府下ったハデス愛しデメテル忘れるのを静かに待っていたが、ベルセフォネーの登場最期までハデス受け入れられる事はなかった。その為、ヘルメス唆されてベルセフォネー誘拐時にタルタロス妖魔達を解放し追跡しようとしたハデス妨害した上に怪我を負わせてしまう。 須賀 聖(すが あきら) / アレス カメラマンとして活動しているが、前世同様粗暴な性格で、周囲から恐れられている。亜理沙強奪為にヘラアレスを頼る内、女性としてヘラ愛するようになるが、ゼウスしか見えないヘラ想い受け入れられなかった。ヘラ守ろう自分鍛え能力的にも精神的に成長した結果ヘラを悲しませないようにとアポロンの剣からゼウス守って斃れ、号泣するヘラの胸で息絶える。またエリスにも思い入れあったようで、その死をヘルメスから知らされた際にはヘラが「N県にいるらしい」と再興オリンポスの場所を教えた前世ではゼウスヘラの子1人で、エリスとは兄妹軍神アポロンとはタイプの違う、残虐直情径行短絡的な問題児ゼウスには疎まれたがヘラ殊の外アレス可愛がった為、ヘラだけは慕っており、アポロンには現世に至るまでマザコン揶揄されていた。 アテナ ヘルメス同様、ゼウス忠臣少女ギリシアハデス捕らえ再興オリンポス連行するが、それは翔によるオリンポス潜入策略だった。屈辱感じた彼女はウェーブヘアの髪を短く切り、再戦挑む応戦したアポロンアルテミスタッグ前に倒される最期の力を振り絞り亜理沙憑依して操ろうとしたものの、ハデスを思う感情重さに耐え切れず身体追い出される亜理沙想い聞き敗北素直に認めて消滅する前世でもゼウス忠実な戦いの女神ポルピュリオン軍との戦いで活躍描かれる等、女ながらに常に戦い最前線に立つ武将。元はアルテミス敬愛する上司であった遠矢 司、悟(とおや つかさ、さとる) / ナルシス 聖和学園内で急に注目されるようになった美青年それまで地味だった司だが実は双子で、6歳離れて育った悟と学園内で入れ替わりながら過ごすようになり、悟のお陰で女子持て囃されるようになっていた。しかし女性教師児玉入れ替わり知られ、関係を強要された事で悟は児玉殺害。更に悟は翔にもその魔手伸ばした為に逆にプール落とされた上、児玉幻覚見せられ溺死する正気失った司は水面に映る自分恋した前世同じように、浮かぶ悟の遺体へ愛を語り掛ける児玉(こだま) / エコー 聖和学園女性教師スタイル良いがやや派手で、脅迫した司から返り討ち遭い密会していたプール溺死させられてしまう。自分達の前世思い出さない内に殺されてしまったが、前世でもナルシスに袖にされたのが元で死亡し、またナルシスの不幸の原因でもあった。 水絵(みずえ) / メドゥサ 新たに赴任して来た、聖和学園美人英語教師ディオニュソス美し外見復活させて貰ったのと引き換え亜理沙襲い呪い精神石化させてしまう。かつての因縁からアテネ憎んでおり、結局ディオニュソス裏切って石化の術掛けようとするが効かなかった。 アイアリス ヘラ部下。毒と毒グモを扱う。ゆりえに重傷を負わされた翔と見舞っていた亜理沙を狙うが、駆け付けたアポロン放った光により、目を灼かれて撃退された。その後ヘラ仕え、毒の調合等をしている模様ディオニュソスとの戦いでは、ヘルメス依頼猛毒調合したアリスタイオス ヘルメス先輩で、その手引きにより聖和学園創立祭でエウリュディケ北岡 穂と再会ステージ上のミキサー室で再び迫るが、目の前で穂が身投げしてしまい、想い叶う事はなかった。前世でもエウリュディケ愛してストーカー的に迫り追い詰めた末、目の前で自害されている。

※この「ハデスの敵対者」の解説は、「アリーズ」の解説の一部です。
「ハデスの敵対者」を含む「アリーズ」の記事については、「アリーズ」の概要を参照ください。

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