スレイヤーズTRY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:22 UTC 版)
「スレイヤーズ (アニメ)」の記事における「スレイヤーズTRY」の解説
テレビアニメのシリーズ第3作目で、1997年4月4日から同年9月26日にかけて放送。全26話。イージー・フイルムがアニメーション制作を手掛けたスレイヤーズの初期テレビシリーズはこの作品で完結となった。 NEXTが原作小説の第8巻までの流れだったに対して、TRYで第9巻には進まず、原作者の神坂一よるオリジナルストーリーとなった。神坂一は本作を「パラレルな第3部」と捉えているというが、NEXT(原作1部終盤)直属の続編であるため、原作の時系列では1部と2部の間、もしくは「パラレルな第2部」に相当する。
※この「スレイヤーズTRY」の解説は、「スレイヤーズ (アニメ)」の解説の一部です。
「スレイヤーズTRY」を含む「スレイヤーズ (アニメ)」の記事については、「スレイヤーズ (アニメ)」の概要を参照ください。
スレイヤーズTRY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:13 UTC 版)
「スレイヤーズの登場人物」の記事における「スレイヤーズTRY」の解説
フィリア=ウル=コプト 声 - 桑島法子 火竜王ヴラバザードの神殿に仕える聖位一位の巫女で、大神官バザード=ウル=コプトの娘。火竜王がもたらした滅びの神託に従い、滅びを回避する為の鍵を握る人物としてリナに協力を依頼し、以降ともに行動する。一見金髪の美しい女性だが、正体は黄金竜(ゴールド・ドラゴン)であり、武器としてスカートの中に隠し持つ巨大なメイスを軽々と振り回す怪力の持ち主。変身解除前でもレーザーブレスを吐いたりできるが、元々変身魔法が未熟なのか、油断しているとスカートから尻尾が出ていたりする。また物腰は穏やかで口調も丁寧だが、短気で怒りやすく、頭に血が上ると正体を現し、所構わず暴れる事もしばしば。リナ達の大食漢ぶりにはお財布をカラにされそうになり悲鳴を上げていた事も。神殿の教えを心から信じ魔族を嫌っている為、ゼロスとの仲は最悪だが、なぜか息がぴったり合う。変身解除時に人間の姿で裸の状態になるのを恥しがったり、尻尾にピンクのリボンを結んでいるなど人間のような一面も持つ。人間の姿時は服装で分かりにくいが意外と胸があるらしい。鈍器や壺や皿などの陶器等の骨董に目がなく、スカートの中から取り出した紅茶セットで作った紅茶を嗜んだりする事も。後に黄金竜一族が過去に犯した大罪を知り、巫女役を返上した。生まれ変わり、タマゴになってしまったヴァルガーヴを引き取り、ジラスらと共にとある町で武器と骨董のお店を開店させている。 余談だが、フィリア役の桑島法子に『鈴木真仁 観察日記』を書かせていたらしい。 ヴァルガーヴ 声 - 高木渉 古代竜(エンシェント・ドラゴン)族の唯一の生き残り。フィブリゾによって滅ぼされた魔竜王ガーヴの腹心であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族に重傷を負わされたところをガーヴの力を移植されることで救われた過去がある。そのため、生来の竜族としての力の他、魔族と人間の力も使うことができるが、フルパワー時の安定性に難がある。ガーヴが滅ぶきっかけを作ったリナに復讐すべく、ひそかに活動していた。一族を滅ぼした黄金竜の最長老を殺害するが、当時のことを何も知らず、また真実を知った後はどうすればその罪を償えるか真摯に思い悩んだフィリアには真実を伝えた程度で済ませている。異界の魔王に飲み込まれて死んだと思われていたが、魔王デュグラディグドゥと同化し復活。リナとフィリア達に倒されるが、女性のシルエットのオーラからタマゴが現れ、生まれ変わる(この女性らしきシルエットはロード・オブ・ナイトメアであるとかヴォルフィードであるとか言われている、がはっきりとは不明)。タマゴはフィリアやジラス達の下で育てられる事に。作者神坂一いわく、細腰とヘソ出しが人気の秘訣。設定画にはタマゴから孵化した後にフィリアについて歩く仔竜形態のヴァルガーヴの姿が観られるが、本編には未登場。KinKi Kidsの堂本光一がモデルとされる。 スレイヤーズDVD特典ドラマCDでは、転生ヴァルガーヴが登場している。フィリアの趣味が多数入り女装させられてしまっていた。 アルメイス 声 - 茶風林 ヴォルフィードに仕える異界の神族。ダーク・スターこと魔王デュグラディグドゥを召喚し、その打倒を果たそうとリナ達の世界に降臨。その過程でリナ達の前に現れた。三人の眷属の中で最も穏健な考えの持ち主で、神族としての誇りも持ち合わせており、この世界に必要以上に混乱を起こすことを避けようとしていたが、そのために同じ神族のエルロゴスとは意見が対立する。 異界に散ったダークスターの5つの武器を探し出す為に、ヴァルガーヴと手を組むものの、ヴァルガーヴが暴走を始めた為リナ達と共闘する。その後悪化しだした情勢の中でリナ達とは再度対立することになってしまい、その戦いの最中、エルロゴスの裏切りにより殺害されてしまった。 彼ら異界の神族はリナ達とは異なる精神界に精神を置いているため、通常の魔法の大半は通用しない。しかし、依り代が意外と脆弱であり、力学的な攻撃にはやや弱い。 エルロゴス 声 - 堀之紀 ヴォルフィードに仕える異界の神族。ヴォルフィードの眷属中最も過激な意見の持ち主であり、自らの世界を救う事のみを考え、ダークスターをリナ達の世界に押し付けようとする。またその為には強硬手段も辞さず、達成の障害となりそうなアルメイスさえも殺害した。リナ曰く「神族のクズ」。だが単なる狂信者ではなく、己の行為を自問し懊悩する一面も持っていた。 あくまでダークスターを倒そうとするリナ達の姿勢を見るうちに、あきらめていたダークスター打倒の意思を再度蘇らせ立ち向かうものの、ダークスターの力を取り込んだヴァルガーヴに消滅させられた。 ゼロス級のパワーの持ち主であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族を壊滅させたほどの火力を有する。 シーリウス 声 - 家中宏 ヴォルフィードに仕える異界の神族。他の二人に比べ無口で無表情。エルロゴスと行動を共にすることが多いが、彼とは違い無益な殺戮や破壊は嫌い、本質は穏やかな性格かと思われるが、その反面エルロゴスのアルメイス殺害を傍観していたりと、その真意はやや測りがたい。 心の内ではアルメイス同様、打倒ダークスターを目的としており、リナ達がダークスターに立ち向かう意思を見せたとき、いち早く共闘の意思を見せた。ヴォルフィードの眷属の中で唯一生き残り、最終決戦後、自分たち神族のあり方を再度思い直し、ダークスターの5つの武器とともに、元の世界に帰還した。 グラボス=マウントトップ 声 - 江川央生 ヴァルガーヴに仕える蜥蜴人間。人間の獣人狩りで右目を失い、死にかけていたところを、ヴァルガーヴに救われた。そのため彼に忠誠を誓い、彼のためなら命も投げ出す覚悟。細かいことを考えるのが苦手で単純な力押ししか能がないが、強い精神を持たないと使えない「瞬撃槍(ラグド・メゼギス)」をやや制御に難を残しながらも扱うなど意外な底力の持ち主。リナ達との戦いで宇宙に飛ばされるが、最終話ではフィリア、ジラスと共に骨董屋をやっている。 ジラス=ジロス=ジレス 声 - 山崎たくみ ヴァルガーヴに仕える赤い狐族の獣人。地位はグラボスより下で彼のことを兄貴と呼ぶ。人間の獣人狩りで負傷していたところをヴァルガーヴに救われ、彼の部下となった。非力で間の抜けた行動も多いが、火薬や爆薬のスペシャリストでもあり、爆弾や銃を発明し、戦いではそれらを使用する。受けた恩は必ず返し、受けた恨みも必ず返すという性格ゆえ、命の恩人であるヴァルガーヴに忠誠を尽くしており、彼が死んだと思われたあともリナ一行への復讐を誓い行動。最後にはオリハルコンを大量に貼り付けた自作の戦車でリナ達の前に立ちふさがりリナ達諸共自爆を計るが、自爆用に積んでいた火薬の調合を間違えて花火にしてしまっており、未遂に終わっている。その際フィリアに庇われて以降は恩を返すためフィリアと共に行動、なんとはなしにリナとも和解している。ちなみに非力とはいってもリナ達から見たらの話で、その気になれば街一つ破壊出来る程の実力者であり、最終的には竜破斬級の破壊力を持つ爆弾を開発した。 最長老 声 - 沢木郁也 火竜王ヴラバザードに仕える黄金竜(ゴールド・ドラゴン)族の最長老。性格は厳格にして老獪。目的達成の為には手段を選ばず、如何なる犠牲を払うことも厭わない非情の人物だが、リナ達人間に感化される描写も極僅かだが存在する。 かつて「(ヴァル達)古代竜(エンシェント・ドラゴン)の一族が未来において黄金竜一族を滅ぼすだろう」という火竜王の神託を受け、それを阻止する為にヴァルの一族を急襲しヴァル以外を全滅させた張本人。だが、その神託が不完全なものであり、自分達の行いが原因でそうなるとまでは考えもしなかった。最終的に黄金竜の一族はエルロゴス達の攻撃で全滅し、自らはダークスターと同化したヴァルガーヴの手で滅ぼされた。 全ては「世界の平穏のため」と信じての行いであったが、自分達の正しさを妄信した結果、ある意味TRYにおける元凶とも言える存在となる。その考え方をリナ達は「気に入らない」と幾度も切り捨てるが、「悪」と断じることまでは出来なかった。 なお「フィリアの祖父にあたる」「フィリアの父、バザード=ウル=コプト本人」など設定には諸説あるが、公式の上では不明。 闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥ 異世界の魔王。漆黒の竜神(ナイトドラゴン)ヴォルフィードを倒したがその力を吸収した結果、破壊神と化して暴走してしまった。 本来、魔族は自分の世界を滅ぼし、混沌の海に還る事を目的としていたが、アルメイスたちによりリナたちのいるスィーフィードの世界に召喚されてしまう。 1度目は召喚半ばで失敗し、その際、ヴァルガーヴを取り込んでしまい、2度目で完全に召喚されたが、取り込んだヴァルガーヴとも意識を同化し、全ての世界を最初の段階に戻すという目的をリナたちに話した。 全ての世界を滅ぼし、新たに再生することがダークスターとヴォルフィードの元々の願いらしい。 漆黒の竜神(ナイト・ドラゴン)ヴォルフィード 異世界の神。闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥとの長く激しい戦いの末に敗北し、力を吸収される。 しかし終盤にて、ダーク・スターに自ら取り込まれ、世界の浄化と再生を決意したことが語られた。
※この「スレイヤーズTRY」の解説は、「スレイヤーズの登場人物」の解説の一部です。
「スレイヤーズTRY」を含む「スレイヤーズの登場人物」の記事については、「スレイヤーズの登場人物」の概要を参照ください。
スレイヤーズTRY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 02:08 UTC 版)
「スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクター」の記事における「スレイヤーズTRY」の解説
フィリア=ウル=コプト 声 - 桑島法子 火竜王ヴラバザードの神殿に仕える聖位一位の巫女で、大神官バザード=ウル=コプトの娘。火竜王がもたらした滅びの神託に従い、滅びを回避する為の鍵を握る人物としてリナに協力を依頼し、以降ともに行動する。一見金髪の美しい女性だが、正体は黄金竜(ゴールド・ドラゴン)であり、武器としてスカートの中に隠し持つ巨大なメイスを軽々と振り回す怪力の持ち主。変身解除前でもレーザーブレスを吐いたりできるが、元々変身魔法が未熟なのか、油断しているとスカートから尻尾が出ていたりする。また物腰は穏やかで口調も丁寧だが、短気で怒りやすく、頭に血が上ると正体を現し、所構わず暴れる事もしばしば。リナ達の大食漢ぶりにはお財布をカラにされそうになり悲鳴を上げていた事も。神殿の教えを心から信じ魔族を嫌っている為、ゼロスとの仲は最悪だが、なぜか息がぴったり合う。変身解除時に人間の姿で裸の状態になるのを恥しがったり、尻尾にピンクのリボンを結んでいるなど人間のような一面も持つ。人間の姿時は服装で分かりにくいが意外と胸があるらしい。鈍器や壺や皿などの陶器等の骨董に目がなく、スカートの中から取り出した紅茶セットで作った紅茶を嗜んだりする事も。後に黄金竜一族が過去に犯した大罪を知り、巫女役を返上した。生まれ変わり、タマゴになってしまったヴァルガーヴを引き取り、ジラスらと共にとある町で武器と骨董のお店を開店させている。 余談だが、フィリア役の桑島法子に『鈴木真仁 観察日記』を書かせていたらしい。 ヴァルガーヴ 声 - 高木渉 古代竜(エンシェント・ドラゴン)族の唯一の生き残り。フィブリゾによって滅ぼされた魔竜王ガーヴの腹心であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族に重傷を負わされたところをガーヴの力を移植されることで救われた過去がある。そのため、生来の竜族としての力の他、魔族と人間の力も使うことができるが、フルパワー時の安定性に難がある。ガーヴが滅ぶきっかけを作ったリナに復讐すべく、ひそかに活動していた。一族を滅ぼした黄金竜の最長老を殺害するが、当時のことを何も知らず、また真実を知った後はどうすればその罪を償えるか真摯に思い悩んだフィリアには真実を伝えた程度で済ませている。異界の魔王に飲み込まれて死んだと思われていたが、魔王デュグラディグドゥと同化し復活。リナとフィリア達に倒されるが、女性のシルエットのオーラからタマゴが現れ、生まれ変わる(この女性らしきシルエットはロード・オブ・ナイトメアであるとかヴォルフィードであるとか言われている、がはっきりとは不明)。タマゴはフィリアやジラス達の下で育てられる事に。作者神坂一いわく、細腰とヘソ出しが人気の秘訣。設定画にはタマゴから孵化した後にフィリアについて歩く仔竜形態のヴァルガーヴの姿が観られるが、本編には未登場。KinKi Kidsの堂本光一がモデルとされる。 スレイヤーズDVD特典ドラマCDでは、転生ヴァルガーヴが登場している。フィリアの趣味が多数入り女装させられてしまっていた。 アルメイス 声 - 茶風林 ヴォルフィードに仕える異界の神族。ダーク・スターこと魔王デュグラディグドゥを召喚し、その打倒を果たそうとリナ達の世界に降臨。その過程でリナ達の前に現れた。三人の眷属の中で最も穏健な考えの持ち主で、神族としての誇りも持ち合わせており、この世界に必要以上に混乱を起こすことを避けようとしていたが、そのために同じ神族のエルロゴスとは意見が対立する。 異界に散ったダークスターの5つの武器を探し出す為に、ヴァルガーヴと手を組むものの、ヴァルガーヴが暴走を始めた為リナ達と共闘する。その後悪化しだした情勢の中でリナ達とは再度対立することになってしまい、その戦いの最中、エルロゴスの裏切りにより殺害されてしまった。 彼ら異界の神族はリナ達とは異なる精神界に精神を置いているため、通常の魔法の大半は通用しない。しかし、依り代が意外と脆弱であり、力学的な攻撃にはやや弱い。 エルロゴス 声 - 堀之紀 ヴォルフィードに仕える異界の神族。ヴォルフィードの眷属中最も過激な意見の持ち主であり、自らの世界を救う事のみを考え、ダークスターをリナ達の世界に押し付けようとする。またその為には強硬手段も辞さず、達成の障害となりそうなアルメイスさえも殺害した。リナ曰く「神族のクズ」。だが単なる狂信者ではなく、己の行為を自問し懊悩する一面も持っていた。 あくまでダークスターを倒そうとするリナ達の姿勢を見るうちに、あきらめていたダークスター打倒の意思を再度蘇らせ立ち向かうものの、ダークスターの力を取り込んだヴァルガーヴに消滅させられた。 ゼロス級のパワーの持ち主であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族を壊滅させたほどの火力を有する。 シーリウス 声 - 家中宏 ヴォルフィードに仕える異界の神族。他の二人に比べ無口で無表情。エルロゴスと行動を共にすることが多いが、彼とは違い無益な殺戮や破壊は嫌い、本質は穏やかな性格かと思われるが、その反面エルロゴスのアルメイス殺害を傍観していたりと、その真意はやや測りがたい。 心の内ではアルメイス同様、打倒ダークスターを目的としており、リナ達がダークスターに立ち向かう意思を見せたとき、いち早く共闘の意思を見せた。ヴォルフィードの眷属の中で唯一生き残り、最終決戦後、自分たち神族のあり方を再度思い直し、ダークスターの5つの武器とともに、元の世界に帰還した。 グラボス=マウントトップ 声 - 江川央生 ヴァルガーヴに仕える蜥蜴人間。人間の獣人狩りで右目を失い、死にかけていたところを、ヴァルガーヴに救われた。そのため彼に忠誠を誓い、彼のためなら命も投げ出す覚悟。細かいことを考えるのが苦手で単純な力押ししか能がないが、強い精神を持たないと使えない「瞬撃槍(ラグド・メゼギス)」をやや制御に難を残しながらも扱うなど意外な底力の持ち主。リナ達との戦いで宇宙に飛ばされるが、最終話ではフィリア、ジラスと共に骨董屋をやっている。 ジラス=ジロス=ジレス 声 - 山崎たくみ ヴァルガーヴに仕える赤い狐族の獣人。地位はグラボスより下で彼のことを兄貴と呼ぶ。人間の獣人狩りで負傷していたところをヴァルガーヴに救われ、彼の部下となった。非力で間の抜けた行動も多いが、火薬や爆薬のスペシャリストでもあり、爆弾や銃を発明し、戦いではそれらを使用する。受けた恩は必ず返し、受けた恨みも必ず返すという性格ゆえ、命の恩人であるヴァルガーヴに忠誠を尽くしており、彼が死んだと思われたあともリナ一行への復讐を誓い行動。最後にはオリハルコンを大量に貼り付けた自作の戦車でリナ達の前に立ちふさがりリナ達諸共自爆を計るが、自爆用に積んでいた火薬の調合を間違えて花火にしてしまっており、未遂に終わっている。その際フィリアに庇われて以降は恩を返すためフィリアと共に行動、なんとはなしにリナとも和解している。ちなみに非力とはいってもリナ達から見たらの話で、その気になれば街一つ破壊出来る程の実力者であり、最終的には竜破斬級の破壊力を持つ爆弾を開発した。 最長老 声 - 沢木郁也 火竜王ヴラバザードに仕える黄金竜(ゴールド・ドラゴン)族の最長老。性格は厳格にして老獪。目的達成の為には手段を選ばず、如何なる犠牲を払うことも厭わない非情の人物だが、リナ達人間に感化される描写も極僅かだが存在する。 かつて「(ヴァル達)古代竜(エンシェント・ドラゴン)の一族が未来において黄金竜一族を滅ぼすだろう」という火竜王の神託を受け、それを阻止する為にヴァルの一族を急襲しヴァル以外を全滅させた張本人。だが、その神託が不完全なものであり、自分達の行いが原因でそうなるとまでは考えもしなかった。最終的に黄金竜の一族はエルロゴス達の攻撃で全滅し、自らはダークスターと同化したヴァルガーヴの手で滅ぼされた。 全ては「世界の平穏のため」と信じての行いであったが、自分達の正しさを妄信した結果、ある意味TRYにおける元凶とも言える存在となる。その考え方をリナ達は「気に入らない」と幾度も切り捨てるが、「悪」と断じることまでは出来なかった。 なお「フィリアの祖父にあたる」「フィリアの父、バザード=ウル=コプト本人」など設定には諸説あるが、公式の上では不明。 闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥ 異世界の魔王。漆黒の竜神(ナイトドラゴン)ヴォルフィードを倒したがその力を吸収した結果、破壊神と化して暴走してしまった。 本来、魔族は自分の世界を滅ぼし、混沌の海に還る事を目的としていたが、アルメイスたちによりリナたちのいるスィーフィードの世界に召喚されてしまう。 1度目は召喚半ばで失敗し、その際、ヴァルガーヴを取り込んでしまい、2度目で完全に召喚されたが、取り込んだヴァルガーヴとも意識を同化し、全ての世界を最初の段階に戻すという目的をリナたちに話した。 全ての世界を滅ぼし、新たに再生することがダークスターとヴォルフィードの元々の願いらしい。 漆黒の竜神(ナイト・ドラゴン)ヴォルフィード 異世界の神。闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥとの長く激しい戦いの末に敗北し、力を吸収される。 しかし終盤にて、ダーク・スターに自ら取り込まれ、世界の浄化と再生を決意したことが語られた。
※この「スレイヤーズTRY」の解説は、「スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクター」の解説の一部です。
「スレイヤーズTRY」を含む「スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクター」の記事については、「スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクター」の概要を参照ください。
- スレイヤーズTRYのページへのリンク