クロス現像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/05 08:47 UTC 版)
クロス現像(クロスげんぞう)、クロスプロセス(英語: Cross processing, 略称英語: Xpro)は、銀塩写真フィルム(銀塩写真・写真フィルムを参照)、特にカラーのそれの処理において、リバーサルフィルムをネガ現像の工程で、あるいはネガフィルムをリバーサル現像の工程で現像する方法である[1]。色合いやコントラストに本来と異なる像が現れることを意図する手法である[1]。白黒ネガフィルムを白黒リバーサル現像することは、カラーの場合ほど特殊な意味は無いので、特に「クロス現像」と呼ぶことはあまりない(→白黒リバーサルフィルム)。
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- ^ a b カメラマン写真用語辞典『クロスプロセス』 - コトバンク、2011年12月7日閲覧。
- ^ Domino DVD (2005), Stella Papamichael, BBC (英語), 2011年12月7日閲覧。
- ^ Hellbreeder/trivia, インターネット・ムービー・データベース (英語), 2011年12月7日閲覧。
- ^ カメラマン写真用語辞典『デジタル・クロスプロセス』 - コトバンク、2011年12月7日閲覧。
- 1 クロス現像とは
- 2 クロス現像の概要
- 3 参考文献
クロス現像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/14 17:22 UTC 版)
E-6現像用のリバーサルフィルムに対して、ネガフィルムに色彩のシフトとより強度な彩度をもたらすC-41現像を行なうクロス現像も原理的には可能である。その反対に、C-41フィルムも、ポジ画像に対して、オレンジマスクによって強い緑色の色調を生み出すE-6現像を行なうことが出来る。ブランドとフィルム感度に変化をつけることは、明るさ、飽和した色彩、ハイコントラストを生み出す違った独特の色彩のシフトを生み出す。 C-41用のフィルムは、標準的な黒白現像用の薬品で現像することができ、黒白のネガ画像を得られる。ネガフィルムはオレンジマスクの一部により、コントラストが低くなったり、曇りを生じる。
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