し‐く
「住吉(すみのえ)の名児(なご)の浜辺(はまへ)に馬立てて玉拾(ひり)ひ—常忘らえず」〈万・一一五三〉
[補説] 「水たまる依網(よさみ)の池にぬなは繰り延(は)へけく知らに」〈応神紀・歌謡〉のように「けく」となることもあり、「しく」の古形ともいわれる。
し‐く【四句】
し‐く【四苦】
し・く【▽如く/▽若く/▽及く】
し‐く【市区】
し・く【敷く/▽布く/▽領く/×藉く】
読み方:しく
[動カ五(四)]
2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」
3 物を載せるために平らにして下に置く。下に当てる。「座布団を—・く」
6 配置をする。「厳重な捜査網を—・く」「背水の陣を—・く」
7 隅々まで行き渡らせる。「箝口令(かんこうれい)を—・く」
8 広く行き渡る。一面に広がる。「名望、天下に—・く」「松葉が散り—・く古庭」
[可能] しける
し・く【▽時▽化く】
し‐く【死句】
し‐く【死苦】
し‐く【詩句】
し・く【▽頻く】
珠玖
姓 | 読み方 |
---|---|
珠玖 | しく |
しく
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:00 UTC 版)
動詞
しく【敷く】
活用
発音(?)
東京式アクセント
- し↗く
京阪式アクセント
- ↗しく
同音異義語
しく
- 【詩句】詞の文句。
- 【市区】①市と区。②市街の区画。
- 【四苦】人生における四つの苦しみ。生・老・病・死。
- 【四句】偈。
- 【四衢】四方に通じる道。
- 【死苦】四苦の一つ。人が死を免れることができないという苦しみ。
- 【死句】①修行者の間違った精神により活用されなかった語句。②詩や俳諧で余情の無い句。
動詞:敷
カ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
し | か | き | く | く | け | け |
発音
- ↗しく
動詞:如
カ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
し | か | き | く | く | け | け |
派生語
- しかじ
- しかず
動詞:頻
しく【頻く】
カ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
し | か | き | く | く | け | け |
関連語
- しきる
- しくしく
名詞
しく
- (上代語)~したこと。
語源
尃
摛
敷
舗
藉
藉 |
譒
譒 |
|
鋪
「しく」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は故郷が恋しくてたまらなかった
- 英語は最初は難しく思われるかもしれないが,実際にはそんなに難しくない
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- リンゴをたくさん買ったのだけど,少し欲しくないかい
- 私には彼が正しくてあなたのほうが間違っているように思えます
- この話は真実らしく見える
- 彼らは彼の偉大な能力を正しく評価している
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