かんこうれい

新語時事用語辞典

箝口令

読み方：かんこうれい
別名：鉗口令、かん口令

ある物事を口外しないように命を下すこと。

2011年7月19日に閣議後に開かれた閣僚懇談会（閣僚懇）では、新たに閣僚懇に加わった閣僚に対して、枝野幸男官房長官が会の内容を外部に漏らさないように伝えたことが、箝口令ではないかと取り沙汰された。官房長官は、閣僚懇はもともと非公開の性格をもつものだと表明している。

（2011年7月20日更新）

実用日本語表現辞典

箝口令

読み方：かんこうれい

箝口令（かんこうれい）とは、言葉や行動を制限する命令や規則を指す言葉である。特に、政治や組織において、情報の流出を防ぐためや、一定の意見を統制するために出されることが多い。箝口令は、秘密保持や組織の一体性を保つための手段として用いられる。 箝口令には、情報の非公開、発言の自粛、行動の制限などが含まれる。例えば、企業が新製品の開発について社内外に対して情報を公開しないようにする場合や、政府が特定の情報を国民に公開しないようにする場合などがある。

（2023年11月10日更新）

緘口令

読み方：かんこうれい

ある物事や話などを、他人に言うのを禁止すること。単に秘密を漏らさないようにすることに関する命令だけではなく、コメントや発言などを控えることに関する命令なども含む。「箝口令」とも書く。「箝口(かんこう)」は口をつぐんで言わないこと。「箝口結舌」はそうした様子を表現する言い回し。

（2010年10月13日更新）

デジタル大辞泉

かんこう‐れい【^×箝口令／^×緘口令】

読み方：かんこうれい

ある事柄に関する発言を禁じること。「—を敷く」