くにとは? わかりやすく解説

くに【国/邦】

読み方:くに

国家また、その占めている地域国土。「—の財政」「海の彼方の—」

地方地域。「北の—」

古代から近世まで行政区画の一。大化の改新によって定められ明治維新まで続いた。「駿河の—」

生まれ育った土地郷里故郷。「盆と正月には—へ帰る」「—は富山です」

(主に、天(あめ)に対して)地。大地

天の壁(かき)立つ極み、—の退(そ)き立つ限り」〈祝詞祈年祭

国府また、そこの役人

「—に仰せ給ひて、手輿(たごし)作らせ給ひて」〈竹取〉

任国領国知行所

紀伊守—に下りなどして」〈源・空

国の政治国政

尾張下りて—行ひけるに」〈宇治拾遺・三〉

帝位天皇の位。また、その政務

「御—譲らむこと近くなり侍りぬるを」〈宇津保・国譲中〉

[下接語] 葦原(あしはら)の中つ国天つ国浦安の国・御(お)国・御伽(おとぎ)の国・華胥(かしょ)の国・神の国・唐(から)国・異(こと)国・言霊(ことだま)の幸(さきわ)う国・玉垣の内つ国常世(とこよ)の国・外(と)つ国・根の国日出(い)ずる国・日の入る国・御(み)国・瑞穂(みずほ)の国・黄泉(よみ)の国・我が国(ぐに)北国島国山国雪国


く‐に【××膩】

読み方:くに

あかとあぶら。

「後に負へる袋には、—の垢付ける衣あり」〈謡・卒都婆小町


くに【訓】

読み方:くに

《「くん(訓)」の「ん」を「に」で表記したもの》「くん(訓)」に同じ。

一度(ひとたび)は—、一度は声に読ませ給ひて」〈宇津保・蔵開中〉


読み方
くに

…くに

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 20:13 UTC 版)

上伊那地域の方言」の記事における「…くに」の解説

…のように。例.あのくに いのいちゃー 体に どくだに

※この「…くに」の解説は、「上伊那地域の方言」の解説の一部です。
「…くに」を含む「上伊那地域の方言」の記事については、「上伊那地域の方言」の概要を参照ください。

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くに

出典:『Wiktionary』 (2021/07/10 06:41 UTC 版)

名詞

くに

  1. 古代日本において、原初的地縁集団である「むら」を複数統合対外的には貢納などの責務負わない集団
  2. ヤマト朝廷が、大部分の「くに」を統合した後は、ヤマト朝廷からの意思地域根ざした首長通じて達せられる集団のうち比較大きい又は、経済力有するもの。この首長国造くにのみやつこという。
  3. 日本律令制においては国司置かれる行政単位をいう。
  4. 国家
  5. 出身地ふるさと

語源

複合語

翻訳

語義1:

語義2:

語義3:

語義4:

語義5:







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