SourceForge.net SourceForge.netの概要

SourceForge.net

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:51 UTC 版)

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SourceForge.net
URL sourceforge.net
言語 英語
タイプ 協働型バージョン管理・ソフトウェア開発管理システム
運営者 Slashdot Media
設立者 Geeknet, Inc.
アレクサ
ランキング
523位[1]
営利性 あり
登録 任意
開始 1999年11月 (22年前) (1999-11)
現在の状態 運営中

概要

SourceForge.net はFLOSS開発者に対して無料でホスティングとツールへのアクセスを提供しており、この種のサービスプロバイダとしては古参であり、FLOSSコミュニティではよく知られている。競合するサービスプロバイダとしては、RubyForge、Tigris.org、BountySource、BerliOS、JavaForge、GNU Savannah などがある。

Compete.com の調査によると、sourceforge.net というドメインには2008年現在で少なくとも年間約2800万人が訪れている[3]

どんなプロジェクトもユニークな名前をつければ、http://project-name.sourceforge.nethttp://project-name.sf.net のようにサブドメインとして登録される。これはプロジェクトにとっては一種のURLブランドとして働き、プロジェクトの活動が活発であれば、トップページに Top Project として一覧表示されるという栄誉が与えられる。百万人を超える登録ユーザーがいて、プロジェクト情報の調査対象としても利用される。また、オープンソース開発者が集まる場としても意味があり、ユーザーにとっても役に立つフリーソフトウェアを入手しやすいという利点がある。

各プロジェクトにSourceForge.netが割り当てるストレージ容量は、ウィキMySQLデータベースCVSまたはSubversionでバージョン管理されたソースコード群、さらにはサブドメインの位置に独自のWebサイトを置いても余裕があるほどである。

SourceForge.net にコードをアップロードすることで、SourceForge の永久的独自ライセンスを承諾したことになる[4]

中国での一時的禁止措置

SourceForge.net は2002年中華人民共和国で政府によってアクセス禁止とされたことがあるが[5]2003年には解除された[要出典]。その後、2008年6月26日に中国本土からのアクセスがブロックされていたことが判明している[6]。このブロック措置は、2008年8月8日に開催される北京オリンピックに関連していると言われている。これを受けて、SourceForge.net 上にホスティングされている Notepad++ のプロジェクトで、開発者による中国ボイコット運動が発生した。プロジェクトの開発者によれば、これは中国の市民に対するものではなく、同年初めに発生した中国政府によるチベット暴動の鎮圧に対するものだとしている。このブロック措置は2008年7月23日に解除された。


  1. ^ sourceforge.net Competitive Analysis, Marketing Mix and Traffic - Alexa”. Alexa Internet (2022年1月22日). 2022年1月22日閲覧。
  2. ^ SourceForge.net: Welcome to SourceForge.net
  3. ^ Sourceforge attractes almost 30m visitors yearly
  4. ^ Terms and Conditions of Use”. SourceForge.net. SourceForge, Inc. (2000年8月15日). 2008年2月22日閲覧。 “By submitting, posting or displaying Content on or through SourceForge.net, you grant Company a worldwide, non-exclusive, irrevocable, perpetual, fully sublicensable, royalty-free license to use, reproduce, adapt, modify, translate, create derivative works from, publish, perform, display, rent, resell and distribute such Content (in whole or part) on SourceForge.net and incorporate Content in other works, in any form, media, or technology developed by Company, though Company is not required to incorporate Feedback into any Company products or services. Company reserves the right to syndicate Content submitted, posted or displayed by you on or through SourceForge.net and use that Content in connection with any service offered by Company.”
  5. ^ China says asta la vista to Altavista”. vnunet.com (2002年9月6日). 2008年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月4日閲覧。
  6. ^ SourceForge Blocked In China
  7. ^ SourceForge.net: alexandria » Terms of Use


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