Engadget The Engadget App

Engadget

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 22:59 UTC 版)

The Engadget App

2009年12月30日にiPhoneiPod touch対応のモバイルアプリケーションを初めてリリースした[8][9]。2010年1月1日にはPalm PreやPalm Pixiに対応したEngadgetアプリを「webOSに対応した1000のアプリケーションのカタログ」という触れ込みでリリースした[10]。同月8日にはBlackBerry対応のアプリを、3月25日にAndroid対応のアプリを[11]、2011年7月1日、最後にWindows Phone対応アプリをリリースするなど[12]、主要なスマートフォンのプラットフォームにアプリを対応させている。このアプリはTwitterFacebookやEメールで記事を共有でき、ニュース速報を自動的に受信したり、記事をブックマークしたりオフラインで閲覧することが出来る。

The Engadget Show

2009年9月8日、ジョシュア・トポルスキーはEngadgetがニューヨークで月に一度ビデオショーを上映すると発表した。ショーは閲覧無料で後日サイトで公開される。内容はインタビュー、座談会、映像作品の一部分、音楽の生演奏である。初回上映はパーソンズ美術大学のティシュマン講堂で行われたが、その後第5回からはニューヨーク・タイムズ・ビルディングのタイムズ・センターで上映されている。

司会はジョシュア・トポルスキーとポール・ミラーとニレイ・パテルだったが、彼らがEngadgetとAOLを2011年初めに離れた後はティム・スティーブンスが司会を担当している。ディレクターはミッチェル・シュタール、エグゼクティブプロデューサーはジョシュア・フルーリンガーとマイケル・ルーベンスが務めている。

初回は2009年9月13日にパーソンズ美術大学で上映され[13]パームCEOのジョン・ルビンスタインがゲストとして出演した。マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマーがゲスト出演した第2回は同月22日にタイムズ・センターで上映された。

第3回はHTCのドリュー・バンフォード、Joystiqのクリス・ジャイアントがゲスト出演し、同年11月22日にパーソンズ美術大学で上映された。ピーター・ロハスがゲスト出演した第4回は同年12月20日に前回と同会場で上映された。Googleのシニアプロジェクトマネージャーであるエリック・ツェン(現在はFacebook勤務)がゲスト出演した第5回はタイムズ・センターで2010年1月16日に上映。第6回は同年2月27日上映でBoxeeのCEOであるアヴネル・ローネンがゲストだった。

MITメディアラボニコラス・ネグロポンテがゲスト出演した第7回は同年3月20日に、GDGTのライアン・ブロックとロボット専門のメカニカルデザイナーであるデニス・ホン博士がゲスト出演した第8回は同年4月21日に、アドビシステムズCTOのケビン・リンチがゲスト出演した第9回は同年5月22日に上映された。ジミー・ファロンが出演した第10回は同年6月23日にニューヨークのカッパー・ユニオンで上映。

ゲームデザイナーのピーター・モリニューが出演した第11回は同年8月4日に、サムスンCSOのオマー・カーンが出演した第12回は同月27日に、NASAロバート・D・ブラウン英語版が出演した第13回は同年9月14日に、マイクロソフトのアーロン・ウッドマンが出演した第14回は同年10月23日に上映された。

ショーの終わりには常に、観客へのプレゼント告知と毎回違う作者による映像作品とチップチューンミュージックが流れる。

論争・問題

商標違反

2006年初頭、マレーシアクアラルンプールのモールでEngadgetのロゴを無断使用した店があることが判明したが、特に訴訟などのアクションを取ることは無いとした[14]。その店は店名を変えている(もしくは閉店して、別の店が新たな店名で開店した可能性もある)。2007年7月にも同じマレーシアで類似したロゴを掲げる店がオープンしていた[15]

Appleに関する誤報

2007年5月、iPhoneやMac OS X Leopardのリリースが遅れると、アップルが社員達にアナウンスしたEメールを元に、Engadgetが記事を掲載した[16]。話が広まると、アップルの株価は3%下落した[17][18]。しかし20分かそこらで、アップルの社員を装った悪戯だったことが判明し、記事は引っ込められた。アップルの株価はやっと戻ったが、ライアン・ブロックは誤報を陳謝した[5]

写真の転載

2006年3月、デジタルオーディオプレーヤーの話題を扱うウェブサイトであるDAPreviewはEngadgetが自サイトに掲載している写真を、ロゴを縁取りで消した上で転載していると言及した[19]。Engadgetのマネージング編集者ライアン・ブロックは写真の転載と縁取りを容認していたが、それは間違いだったとして謝罪と写真の帰属を修復したと述べている[20]

T-Mobileによるマゼンタ色使用中止要求

2008年3月31日、EngadgetはドイツテレコムT-モバイルT-モバイルUSA英語版の親会社)がマゼンタ色はT-モバイルの商標色であるためEngadget携帯サイトでのマゼンタ色の使用を中止するようにEngadgetに要請したと報じた[21]。4月1日、Engadgetは主な回答として自サイトの背景色を変え、携帯サイトのロゴを「Engadge t-mobile」と1日限定で変更した[22]。自サイトはハイライト色を除いて通常の構成に戻した。

スタッフの大量離脱

2011年初頭、Engadgetでスタッフの大量離脱が続き、8人の有名な編集者やテクノロジースタッフがSB Nationのジム・バンコフ英語版の下で新たなガジェットサイトを作るためにAOLを去った[23]。辞職した元編集長のジョシュア・トポルスキーは「我々は2003年に開発されたブログの技術を使って働いてきたが、私がサイトを立ち上げて以降我々は誰一人雇わなかったし、別の場所のほうがもっと成功すると思った。」と語っている。

トポルスキー以外にも、編集長のニレイ・パテル、ポール・ミラー、ジョアンナ・スターン、ロス・ミラー、クリス・ツィーグラー、チャド・マム、ジャスティン・グロー、ダン・チルトン、トーマス・リッカー、ウラジスラフ・サヴォフが辞職したのは、AOLが配布した社内メモ「AOLのやり方」が原因のようだ。これは58ページに渡る長期経営計画で、AOLがメディア帝国に復帰するためになすべきことを詳しく説明している。従業員の中には、AOLはページビューのためにジャーナリズムを破壊していると言う人が居る。また1つのサイズで間に合うような「フリーサイズの」大雑把なビジネスモデルを、買収によって始まった見通しの分かれる各々のビジネスに適用することは、組織上困難だと言う人も居る[24]

ポール・ミラーは自身のブログで「本当はこの仕事を永遠にしたかった。しかし、遺憾ながらEngadgetはAOLが親会社なのだが、AOLはパートナーとしてこのサイトを進化させるつもりはないようだ。AOLによる、コンテンツに対するスタンスが間違っていることは出版業界の熟練した社員でなくても理解できると思う。「AOL Way」で明らかになった点と、個人的な経験から分析するに、AOLはコンテンツを広告を集めるための商品と見なしている。」と述べている[25]。辞職した集団は「placeholder site」「This is my Next」を作り、新たなテクノロジーニュースサイトをVox Mediaとの提携で立ち上げた。この新しいサイトはThe Vergeと呼ばれる。


  1. ^ Company Overview,”. Verizon Media Japan KK. 2019年12月9日閲覧。
  2. ^ engadget.com Site Overview”. Alexa Internet. 2016年12月22日閲覧。
  3. ^ Top 100 Blogs - 1 to 25 - Technorati
  4. ^ “Best Blogs Of 2010”. Time. (2010年6月28日). http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,1999770_1999761_1999863,00.html 
  5. ^ a b c Rachel Rosmarin (2008年7月18日). “The Gadget Guru”. forbes.com. http://www.forbes.com/2007/12/18/ryan-block-engadget-tech-cx_rr_07webceleb_1218block.html 2008年12月17日閲覧。 
  6. ^ Welcome to Engadget - Engadget
  7. ^ Joshua Topolsky (2010年10月5日). “Engadget's Darren Murph nabs Guinness World Record for most blog posts ever written!”. Engadget.com. 2010年11月7日閲覧。
  8. ^ Engadget releases iPhone app | TUAW - The Unofficial Apple Weblog
  9. ^ Engadget
  10. ^ Engadget now available for Pre and Pixi: the first webOS app of 2010 (and 1000th in the Catalog)! - Engadget
  11. ^ The Engadget app for Android is finally, really here! - Engadget
  12. ^ The Engadget app for Windows Phone is here - Engadget
  13. ^ Josh Toplosky (2000年9月8日). “The Engadget Show is taping live this Sunday, September 13th”. 2009年9月9日閲覧。
  14. ^ Peter Rojas (2006年7月10日). “A visit to the Engadget store...”. 2008年12月17日閲覧。
  15. ^ Ryan Block (2007年7月1日). “The (fake) Engadget store returns in a new location!”. 2008年12月17日閲覧。
  16. ^ Ryan Block (2007年5月16日). “False alarm: iPhone NOT delayed until October, Leopard NOT delayed again until January”. Engadget. 2008年12月17日閲覧。
  17. ^ Gear Blog Rivals Engadget and Gizmodo Turn the Competition Up to 11”. Wired.com (2008年3月24日). 2008年12月17日閲覧。
  18. ^ Tom Spring. “Engadget blunder sends Apple stock tumbling”. Macworld.com. 2008年12月17日閲覧。
  19. ^ Ian Bell (2006年3月20日). “Engadget: Busted for Unethical Blogging”. Digital Trends. 2008年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月17日閲覧。
  20. ^ Ryan Block (2006年3月21日). “Controversy”. 2008年12月17日閲覧。
  21. ^ Ryan Block (2008年3月31日). “Deutsche Telekom / T-Mobile demands Engadget Mobile discontinue using the color magenta”. Engadget. 2008年12月17日閲覧。
  22. ^ Ryan Block (2008年4月1日). “Painting the town magenta”. Engadget. 2008年12月17日閲覧。
  23. ^ Carr, David. "No Longer Shackled by AOL". The New York Times. April 3, 2011
  24. ^ Is AOL destroying journalism for page views? - TNW Media
  25. ^ paul j. miller
  26. ^ Engadget wins the People's Voice Webby in Consumer Electronics, and you can win a Droid Incredible! - Engadget


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