English As She Is Spoke
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 16:23 UTC 版)
『English as She Is Spoke』とは19世紀に書かれたポルトガル語による英会話表現集の書名であり、英語圏ではこのタイトルで繰り返し出版されたため一般に知られるようになった。著者はペドロ・カロリノとジョゼ・ダ・フォンセッカの二人とされているが、ポルトガル語の会話表現を英訳した箇所がまったくの支離滅裂であるため、「かつてないほど酷い外国語会話集」[1]とも称され、意図せざるユーモアの古典的な例として有名になった。例えばポルトガル語の熟語に「chover a cântaros」という言葉があり、これを英熟語で訳すならば「raining buckets」(バケツをひっくり返したような雨)となるところが、本書では「raining in jars」(瓶に降っているような雨)となっている。
- ^ “The Complete Collins Library Collection”. The Collins Library. 2012年10月26日閲覧。
- ^ a b c d e f George Monteiro (2004). "English as She Is Spoke: 150 Years of a Classic". Luso-Brazilian Review. University of Wisconsin Press. 41 (1): 191–198.
- ^ a b "The Collins Library: The Mystery of Pedro Carolino". 2002年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月15日閲覧。
"The Origins of English as She is Spoke". 2003年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月15日閲覧。
"The Evolution of "English as She is Spoke"". 2002年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月15日閲覧。 - ^ "Introduction to the British edition". The Ex-Classics Web Site. 2012年10月26日閲覧。
- ^ a b “Introduction to the U.S. edition”. The Ex-Classics Web Site. 2012年10月26日閲覧。
- ^ Sampson, Rodney; Smith, Colin (1997). And now for something completely different: Dictionary of allusions in British English. Hueber. p. 324. ISBN 3-19-002468-5
- ^ Nicholas Ostler (2010年12月16日). “English as she was spoke”. The Economist. 2012年10月26日閲覧。
- 1 English As She Is Spokeとは
- 2 English As She Is Spokeの概要
- 3 関連項目
「English As She Is Spoke」の例文・使い方・用例・文例
- (Assyria の)楔形文字
- 有毒の白い固体(Pb3[AsO4]2)で、殺虫剤として用いられる
- もし冬が来れば春がはるか遅れることがあろうか 《「冬来たりなば春遠からじ」 P. B. Shelley の詩より》.
- 直接目的語 《たとえば She gave him a watch. における a watch》.
- 間接目的語 《たとえば She gave him a watch. における him》.
- 西風に寄せる歌 《Shelley の詩》.
- ‘She's younger than Tom' という文では Tom の後に動詞の is を補って解すべきだ.
- 高血圧、鬱血性心不全、アンギナあるいは片頭痛の際に経口または非経口カルシウムブロッカーとして使われる薬(商品名CalanとIsoptin)
- MAOIsを取っている患者は、チラミンを含んでいる食物を避けるべきである
- English As She Is Spokeのページへのリンク